HOME 国内、大学

2022.05.22

順大・三浦龍司が『世界』の力証明!5000mで13分42秒35で圧巻V「出し切った」/関東IC
順大・三浦龍司が『世界』の力証明!5000mで13分42秒35で圧巻V「出し切った」/関東IC


◇第101回関東インカレ(5月19日〜22日/東京・国立競技場)4日目

関東インカレ4日目に男子5000m決勝が行われ、3000m障害東京五輪7位の三浦龍司(順大)が圧巻の走りを見せた。

スタートから先頭を引っ張った三浦。「プラン通り、予選の走りを再現する」。終始、牽引するも、ラスト2周で法大の松永伶が奇襲とも言えるロングスパートを見せる。だが、三浦は「射程圏だったので」と焦ることなく差をとどめ、ラスト1周の鐘を合図にスパートを開始。「キレ味は大学に入って伸びたところ。自信があります」。残り250mで一気に抜き去ると、その後は影も踏ませず。13分42秒35で優勝を果たした。

広告の下にコンテンツが続きます

さすがに最後は「あっぷあっぷで、腕もパンパンです。出し切りました」と苦笑いするも、そうは見えないほど、これぞ『世界』と言える圧倒的な力を見せた。今季は1500mでも3分36秒59の学生記録を打ち立ててている三浦。前回優勝の1500mは見送ったが、5000mでは初のタイトルをゲットした。「上級生として背中を見せられた。8点を持ち帰れてよかったです」と3度目の関東インカレを振り返った。

すでにオレゴン世界選手権の参加標準記録を突破済み。6月の日本選手権で3位以内に入れば代表に内定する。「追われる立場ですが、しっかり順位を取りたい」。進化し続ける三浦が、再び世界と対峙する準備に入る。

◇第101回関東インカレ(5月19日〜22日/東京・国立競技場)4日目 関東インカレ4日目に男子5000m決勝が行われ、3000m障害東京五輪7位の三浦龍司(順大)が圧巻の走りを見せた。 スタートから先頭を引っ張った三浦。「プラン通り、予選の走りを再現する」。終始、牽引するも、ラスト2周で法大の松永伶が奇襲とも言えるロングスパートを見せる。だが、三浦は「射程圏だったので」と焦ることなく差をとどめ、ラスト1周の鐘を合図にスパートを開始。「キレ味は大学に入って伸びたところ。自信があります」。残り250mで一気に抜き去ると、その後は影も踏ませず。13分42秒35で優勝を果たした。 さすがに最後は「あっぷあっぷで、腕もパンパンです。出し切りました」と苦笑いするも、そうは見えないほど、これぞ『世界』と言える圧倒的な力を見せた。今季は1500mでも3分36秒59の学生記録を打ち立ててている三浦。前回優勝の1500mは見送ったが、5000mでは初のタイトルをゲットした。「上級生として背中を見せられた。8点を持ち帰れてよかったです」と3度目の関東インカレを振り返った。 すでにオレゴン世界選手権の参加標準記録を突破済み。6月の日本選手権で3位以内に入れば代表に内定する。「追われる立場ですが、しっかり順位を取りたい」。進化し続ける三浦が、再び世界と対峙する準備に入る。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.21

都大路を目指す戦い 地区高校駅伝は土曜・関東大会、日曜・東海大会でラスト 全国高校駅伝出場校出そろう

全国高校駅伝(12月21日/京都)の地区代表を懸けた地区高校駅伝が明日11月22日に関東(北関東、南関東/埼玉・熊谷スポーツ文化公園)で、あさって23日には東海(三重・三重高前発着コース)で行われる。これで、地区高校駅伝 […]

NEWS 「2強」日本郵政グループ、積水化学がV争いリード しまむら、エディオン、三井住友海上らが隙うかがう/クイーンズ駅伝みどころ

2025.11.21

「2強」日本郵政グループ、積水化学がV争いリード しまむら、エディオン、三井住友海上らが隙うかがう/クイーンズ駅伝みどころ

◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城)は11月2 […]

NEWS 来年1月の世界クロカンシニア代表発表 日本選手権5000m覇者・井川龍人、吉岡大翔、川口桃佳、信櫻空ら12名派遣

2025.11.21

来年1月の世界クロカンシニア代表発表 日本選手権5000m覇者・井川龍人、吉岡大翔、川口桃佳、信櫻空ら12名派遣

日本陸連は11月21日、第46回世界クロスカントリー選手権(来年1月10日/米国・タラハシー)のシニア日本代表12名を発表した。 シニア男女各6名ずつ。男子10kmは7月の日本選手権5000m覇者の井川龍人(旭化成)が2 […]

NEWS お詫びと訂正(月刊陸上競技2025年12月号)

2025.11.21

お詫びと訂正(月刊陸上競技2025年12月号)

月刊陸上競技2025年12月号に一部誤りがございました。 75ページに掲載した高校駅伝福岡県大会女子で、優勝した筑紫女学園の記事の中に、区間賞獲得者が1人(5区・大熊さわ選手/3年)となっておりましたが、正しくは3人(大 […]

NEWS 110mH徐卓一が13秒12 劉俊茜も13秒14 女子100mVの陳妤頡は200mも制す/中国全国運動会

2025.11.21

110mH徐卓一が13秒12 劉俊茜も13秒14 女子100mVの陳妤頡は200mも制す/中国全国運動会

中国の総合スポーツ競技会の第15回全国運動会の陸上競技が11月20日まで広東省で開催され、男子110mハードルでは徐卓一が13秒12(+1.7)のアジア歴代5位タイの好タイムで優勝した。 22歳の徐は昨年のパリ五輪代表。 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top