HOME 国内、大学

2022.05.16

川本和久監督「お別れの会」しめやかに 多くの陸上関係者が参列し別れ惜しむ
川本和久監督「お別れの会」しめやかに 多くの陸上関係者が参列し別れ惜しむ

女子短距離で数々のトップ選手を育成し、日本記録保持者を育てた故・川本和久氏の「お別れの会」が5月16日、福島県福島市でしめやかに執り行われた。陸上トラックがあしらわれた中央に笑顔の遺影が飾られ、式には教え子たちを含め多くの陸上関係者が参列。故人との別れを惜しんだ。

川本氏は5月11日に膵臓がんのため64歳で死去。1957年、佐賀県に生まれた川本氏はロングスプリントの選手として活躍。筑波大、筑波大院を経て小学校の講師などを経験したのち、1984年から福島大教育学部の助手に就任。同時に福島大陸上部の監督となった。

指導した雉子波秀子が200mと100mでで日本記録を樹立。日本陸連強化委員会の女子短距離部長として、01年、03年世界選手権の日本代表コーチも歴任したほか、400mハードルの吉田真希子、久保倉里美、走幅跳の池田久美子、400mの丹野麻美など日本記録樹立者を数々指導。08年北京五輪4×400mリレーでは教え子の久保倉、丹野、木田真有、青木沙弥佳の4人でバトンをつないでいる。11年からは東邦銀行陸上部の監督も務めていた。

女子短距離で数々のトップ選手を育成し、日本記録保持者を育てた故・川本和久氏の「お別れの会」が5月16日、福島県福島市でしめやかに執り行われた。陸上トラックがあしらわれた中央に笑顔の遺影が飾られ、式には教え子たちを含め多くの陸上関係者が参列。故人との別れを惜しんだ。 川本氏は5月11日に膵臓がんのため64歳で死去。1957年、佐賀県に生まれた川本氏はロングスプリントの選手として活躍。筑波大、筑波大院を経て小学校の講師などを経験したのち、1984年から福島大教育学部の助手に就任。同時に福島大陸上部の監督となった。 指導した雉子波秀子が200mと100mでで日本記録を樹立。日本陸連強化委員会の女子短距離部長として、01年、03年世界選手権の日本代表コーチも歴任したほか、400mハードルの吉田真希子、久保倉里美、走幅跳の池田久美子、400mの丹野麻美など日本記録樹立者を数々指導。08年北京五輪4×400mリレーでは教え子の久保倉、丹野、木田真有、青木沙弥佳の4人でバトンをつないでいる。11年からは東邦銀行陸上部の監督も務めていた。
       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.05.20

トーエネックの河合拓巳が引退 ニューイヤー駅伝に2度出場「充実した競技生活を送ることができました」

5月20日、トーエネックは所属する河合拓巳が退部したことを発表した。 河合は26歳。愛知・豊橋工高から本格的に走りはじめ、3年時には県高校駅伝1区3位の実績を残す。大学は駿河台大に進み、1年目から箱根駅伝の予選会のメンバ […]

NEWS サニブラウンが渡米 世界陸上まで4ヵ月切り「危機感足りない」日本選手権に向け転戦予定

2025.05.20

サニブラウンが渡米 世界陸上まで4ヵ月切り「危機感足りない」日本選手権に向け転戦予定

男子短距離のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が5月20日、拠点とする米国へと向かうにあたり取材に応じた。 18日のセイコーゴールデングランプリについては「左ハムストリングスの付け根の張りがあった」ことで棄権。「ウ […]

NEWS 【プレゼント】クレーマージャパンの 「2025サマーウェア(ボタンダウンポロシャツ)」/2025年6月号

2025.05.20

【プレゼント】クレーマージャパンの 「2025サマーウェア(ボタンダウンポロシャツ)」/2025年6月号

クレーマージャパンは、これから迎える本格的な夏シーズンに向けて「2025サマーウェア」のボタンダウンポロシャツおよび半袖Tシャツの受注生産をオンラインショップでスタートした。 ボタンダウンポロシャツは落ち着いたカラーリン […]

NEWS インターハイ都府県大会 明日は鹿児島 週末は各地で一挙開催 愛知、大阪、福岡はハイレベルな戦いの予感

2025.05.19

インターハイ都府県大会 明日は鹿児島 週末は各地で一挙開催 愛知、大阪、福岡はハイレベルな戦いの予感

広島インターハイ(7月25日~29日/広島・ホットスタッフフィールド広島=広島広域公園陸上競技場)を目指し、各地で都府県大会が行われている。 ここまで関東8都県と岐阜が終了し、今週以降はさらに大会が集中する。この1週間の […]

NEWS 【男子110mH】木村立樹(桜浜中2) 14秒29=中2歴代5位

2025.05.19

【男子110mH】木村立樹(桜浜中2) 14秒29=中2歴代5位

5月17日に三重県伊勢市の三重交通Gスポーツの杜伊勢・陸上競技場で行われた第2回南勢記録会の中学男子110mハードルで、中学2年生の木村立樹(桜浜中)が中2歴代5位となる14秒29(+1.8)をマークした。 木村は昨年9 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年6月号 (5月14日発売)

2025年6月号 (5月14日発売)

Road to TOKYO
Diamond League JAPANの挑戦
村竹ラシッド、三浦龍司が初戦で世界陸上内定

Road to EKIDEN Season 25-26
学生長距離最新戦力分析