HOME ニュース、海外

2022.05.14

ダイヤモンドリーグ開幕 ピータースが世界歴代5位の93m07 ヴァドレイヒ90m88 ライルズ19秒72w/DLドーハ
ダイヤモンドリーグ開幕 ピータースが世界歴代5位の93m07 ヴァドレイヒ90m88 ライルズ19秒72w/DLドーハ


世界陸連の今季ダイヤモンドリーグ(DL)が5月13日、ドーハ(カタール)で開幕し、男子やり投は2019年ドーハ世界選手権金メダリストのA.ピータース(グレナダ)が世界歴代5位の93m07で優勝した。

24歳のピータースはこれまでの自己ベストが87m31(19年)だったが、1投目から自己新の88m96をスロー。5投目に90m19を放つと最終投てきでさらに記録を伸ばした。2位は東京五輪銀メダリストのJ.ヴァドレイヒ(チェコ)で、自身初の90m台となる90m88をマークした。

広告の下にコンテンツが続きます

男子400mハードルでは東京五輪銅メダリストの21歳・A.ドス・サントス(ブラジル)がセカンドベストとなる47秒24で大会新V。2位には東京五輪銀のR.ベンジャミン(米国)がシーズンベストの47秒49で入った。

女子400mは東京五輪銀メダリストのM.パウリーノ(ドミニカ)が51秒20で勝ち、東京五輪4位のS.A.マクファーソン(ジャマイカ)が51秒69で2位に続いた。五輪2連覇(リオ、東京)のS.ミラー・ウイボ(バハマ)は51秒84で3位にとどまり、19年ドーハ世界選手権決勝でE.ナセル(バーレーン)に優勝を許して以来の敗戦だった。

男子走高跳は3月の世界室内選手権金メダリストの禹相赫(ウ・サンヒョク)が今季世界最高の2m33でV。東京五輪で金メダルを分け合ったM.E.バルシム(カタール)とG.タンべリ(イタリア)も出場したが、バーシムは2m30で2位、タンべリは2m20で7位だった。

男子3000m障害は東京五輪金メダルのS.エル・バッカリ(モロッコ)が今季世界最高の8分09秒66で優勝。女子3000mは2000mの世界記録保持者・F.ニョンサバ(ブルンジ)が8分37秒70の今季世界最高で制した。

広告の下にコンテンツが続きます

女子200mは東京五輪銅メダリストのG.トーマス(米国)が大会タイ記録の21秒98(+1.3)で勝利。男子200mはドーハ世界選手権金メダリストのN.ライルズ(米国)が19秒72(+2.1)で制した。

なお、この日行われる予定だった男子棒高跳は強風の影響で競技が行われず、14日に室内競技場で実施されることになった。

今季のDLはドーハ大会を皮切りに、最終戦となる9月7日~8日のチューリッヒまで計13戦が行われる。

世界陸連の今季ダイヤモンドリーグ(DL)が5月13日、ドーハ(カタール)で開幕し、男子やり投は2019年ドーハ世界選手権金メダリストのA.ピータース(グレナダ)が世界歴代5位の93m07で優勝した。 24歳のピータースはこれまでの自己ベストが87m31(19年)だったが、1投目から自己新の88m96をスロー。5投目に90m19を放つと最終投てきでさらに記録を伸ばした。2位は東京五輪銀メダリストのJ.ヴァドレイヒ(チェコ)で、自身初の90m台となる90m88をマークした。 男子400mハードルでは東京五輪銅メダリストの21歳・A.ドス・サントス(ブラジル)がセカンドベストとなる47秒24で大会新V。2位には東京五輪銀のR.ベンジャミン(米国)がシーズンベストの47秒49で入った。 女子400mは東京五輪銀メダリストのM.パウリーノ(ドミニカ)が51秒20で勝ち、東京五輪4位のS.A.マクファーソン(ジャマイカ)が51秒69で2位に続いた。五輪2連覇(リオ、東京)のS.ミラー・ウイボ(バハマ)は51秒84で3位にとどまり、19年ドーハ世界選手権決勝でE.ナセル(バーレーン)に優勝を許して以来の敗戦だった。 男子走高跳は3月の世界室内選手権金メダリストの禹相赫(ウ・サンヒョク)が今季世界最高の2m33でV。東京五輪で金メダルを分け合ったM.E.バルシム(カタール)とG.タンべリ(イタリア)も出場したが、バーシムは2m30で2位、タンべリは2m20で7位だった。 男子3000m障害は東京五輪金メダルのS.エル・バッカリ(モロッコ)が今季世界最高の8分09秒66で優勝。女子3000mは2000mの世界記録保持者・F.ニョンサバ(ブルンジ)が8分37秒70の今季世界最高で制した。 女子200mは東京五輪銅メダリストのG.トーマス(米国)が大会タイ記録の21秒98(+1.3)で勝利。男子200mはドーハ世界選手権金メダリストのN.ライルズ(米国)が19秒72(+2.1)で制した。 なお、この日行われる予定だった男子棒高跳は強風の影響で競技が行われず、14日に室内競技場で実施されることになった。 今季のDLはドーハ大会を皮切りに、最終戦となる9月7日~8日のチューリッヒまで計13戦が行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.28

2月に名古屋アジア大会・競歩のリハーサル大会 名古屋市の特設コースで実施

愛知陸協は、26年2月21日に名古屋市で第15回愛知競歩競技会を行うと発表した。 愛知競歩競技会は、これまでパロマ瑞穂北陸上競技場や知多運動公園陸上競技場(Bフードサイエンス1969知多スタジアム)などトラックで実施され […]

NEWS 箱根駅伝Stories/人一倍練習をこなして成長した駒大・伊藤蒼唯 夏場のケガを乗り越え「身体で感覚を思い出せた」

2025.12.28

箱根駅伝Stories/人一倍練習をこなして成長した駒大・伊藤蒼唯 夏場のケガを乗り越え「身体で感覚を思い出せた」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 トップ選手が集まる駒大で代名詞が 駒大・伊藤蒼唯(4年)の代名詞は「 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/3連覇に挑む青学大の絶対エース・黒田朝日 「チームが勝つために最大限の走りがしたい」

2025.12.28

箱根駅伝Stories/3連覇に挑む青学大の絶対エース・黒田朝日 「チームが勝つために最大限の走りがしたい」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「花の2区」で2度の爆走 箱根駅伝で、黒田朝日(4年)は、「花の2区 […]

NEWS トヨタ自動車、旭化成、Hondaの「3強」が中心!第70回記念大会を制するのは?日本代表たちの激走にも注目/ニューイヤー駅伝

2025.12.28

トヨタ自動車、旭化成、Hondaの「3強」が中心!第70回記念大会を制するのは?日本代表たちの激走にも注目/ニューイヤー駅伝

◇第70回全日本実業団対抗駅伝(1月1日/群馬県庁前発着・7区間100km) 第70回の節目を迎える全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝inぐんま)は2026年1月1日、群馬県前橋市の群馬県庁を発着点とする7区間100 […]

NEWS ミュンヘン五輪ハンマー投金メダルのボンダルチュク氏が死去 引退後はセディフ、カツバーグらを指導

2025.12.28

ミュンヘン五輪ハンマー投金メダルのボンダルチュク氏が死去 引退後はセディフ、カツバーグらを指導

男子ハンマー投のA.ボンダルチュク氏(ソ連/ウクライナ)が亡くなった。85歳だった。 ボンダルチュク氏は1972年のミュンヘン五輪の金メダリスト。1969年に当時の世界記録75m48を投げ、史上初めて75m台を記録した選 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top