現役時代は大東大で箱根駅伝などに出場して活躍し、引退後は母校の指揮官を務めた奈良修氏が、5月1日付で愛知・豊川高駅伝部男子の監督に就任することが4月27日、わかった。
奈良氏は東京都出身の51歳。保善高から大東大に進学すると、箱根駅伝では4年連続で5区を務めた。山上りのスペシャリストとして1年時(1990年)には区間賞を獲得し、3年時(92年)には区間新記録を樹立。1、2年時には2年連続でチームの総合優勝に貢献した。
大学卒業後はNTNや日清食品グループで競技を続け、現役引退後は母校・大東大の男子長距離のコーチを経て2008年に監督に昇格した。箱根駅伝では翌09年に総合4位に導き、14、15年は2年連続のシード入り。その後、20年春から今年3月まで流経大で監督を務めていた。
豊川高は年末の全国高校駅伝に、男子がこれまで9回出場して優勝1回(2012年)、女子は12回出場して4度頂点(08年、09年、11年、13年)に立っている。
奈良氏にとって高校生の指導は初めて。「新しいチャレンジ。大変ありがたいお話をいただきました」と語った上で、「すぐにインターハイ路線があり、半年後には駅伝です。しっかりコミュニケーションを取って、あきらめない姿勢を持って取り組んでもらえるように指導したい。全国優勝に近づけるチームを作って、新しい旋風を起こせるようにしたいです」と意気込んだ。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2024.12.15
男子・細江が3位入賞! 4区・柘植源太が圧巻区間賞/全中駅伝
2024.12.15
我孫子 主力2人欠場のピンチも総合力で2位!「みんながあきらめなかった」/全中駅伝
-
2024.12.15
2024.12.15
【大会結果】第32回全国中学校駅伝男子(2024年12月15日)
2024.12.15
【大会結果】第32回全国中学校駅伝女子(2024年12月15日)
-
2024.12.13
2024.12.15
【大会結果】第32回全国中学校駅伝男子(2024年12月15日)
2024.12.15
【大会結果】第32回全国中学校駅伝女子(2024年12月15日)
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.12.15
7年ぶり開催の中国四国学生女子駅伝は山口・周南公立・至誠館大連合が独走V!/中国四国学生女子駅伝
第23回中国四国学生女子駅伝が12月15日、広島県の東広島市運動公園内周回コースで行なわれ、山口・周南公立・至誠館大連合が1時間1分37秒で優勝した。 山口・周南公立・至誠館大学連合は1区・治尾優衣奈が17分27秒で首位 […]
2024.12.15
男子・細江が3位入賞! 4区・柘植源太が圧巻区間賞/全中駅伝
◇第32回全国中学校駅伝・男子(12月15日/滋賀・希望が丘文化公園:6区間18km) 第32回全国中学校駅伝が12月15日、滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催され、男子は鶴ヶ島藤(埼玉)が57分17 […]
2024.12.15
我孫子 主力2人欠場のピンチも総合力で2位!「みんながあきらめなかった」/全中駅伝
◇第32回全国中学校駅伝・男子(12月15日/滋賀・希望が丘文化公園:6区間18km) 第32回全国中学校駅伝が12月15日、滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催され、男子は鶴ヶ島藤(埼玉)が57分17 […]
2024.12.15
女子3位・神村学園は初出場から3連続トップ3 5区・武田「みんなと一緒に走ったから自信になる」/全中駅伝
◇第32回全国中学校駅伝・女子(12月15日/滋賀・希望が丘文化公園:5区間12km) 第32回全国中学校駅伝が12月15日、滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催され、女子は京山(岡山)が41分18秒で […]
Latest Issue 最新号
2024年12月号 (11月14日発売)
全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会