HOME 特集

2021.12.29

Playback2021日本記録/七種競技・山崎有紀が6000点に近づく17年ぶり日本新
Playback2021日本記録/七種競技・山崎有紀が6000点に近づく17年ぶり日本新


2021年は21個もの日本記録(タイ記録含む)が誕生した。東京五輪イヤーという特別な1年に樹立された日本記録を振り返っていく。

第一人者が17年ぶりの快挙

七種競技で日本選手権を昨年まで3連覇していた第一人者の山崎有紀(スズキ)がついに歴史を動かした。

広告の下にコンテンツが続きます

5月22、23日に母校・九州共立大で行われた競技会で、5975点をマーク。中田有紀が2004年に樹立した5962点の日本記録を17年ぶりに更新した。

学生たちに向けて開かれたこの大会には「6月の日本選手権に向けた調整」の一環で出場。その“ホーム”の雰囲気に後押しされた。

元々、長崎南高時代には4551点が自己ベストで、全国的には無名の存在。九州共立大でその身体能力が開花した。だが、大学時代に一気にトップアスリートへと駆け上がった反動も大きく、重圧は大きかったという。今回、学生たちと原点に戻って「楽しみ」ながら2日間を終えた先に、日本記録が待っていた。

翌月の日本選手権では、自己2番目となる5909点で4連覇を達成。これまで勝ち続けながらチャレンジャーとして、と臨んでいた日本選手権に、「勝つのは当たり前」と強い気持ちを持ち、セカンドベストにも「悔しい」と涙したところに、成長があった。

七種競技で世界へ――。その思いを強くした2021年の日本記録だった。

■女子七種競技 日本歴代10傑
5975 山﨑 有紀(スズキ浜松AC) 2021. 5.23
5962 中田 有紀(さかえクリニックTC) 2004. 6. 5
5907 ヘンプヒル恵(中大3) 2017. 6.11
5821 宇都宮絵莉(長谷川体育施設) 2018. 4.22
5713 佐藤さよ子(日立土浦) 2001. 6. 9
5639 生方留美子(ミズノ) 1995. 6.10
5633 大玉 華鈴(日体大4) 2021. 5.23
5597 桐山 智衣(モンテローザ) 2016. 6.12
5573 菊川 恵子(筑波大2) 1999.10. 2
5559 平戸安紀子(筑波大4) 2002. 4.21

2021年は21個もの日本記録(タイ記録含む)が誕生した。東京五輪イヤーという特別な1年に樹立された日本記録を振り返っていく。

第一人者が17年ぶりの快挙

七種競技で日本選手権を昨年まで3連覇していた第一人者の山崎有紀(スズキ)がついに歴史を動かした。 5月22、23日に母校・九州共立大で行われた競技会で、5975点をマーク。中田有紀が2004年に樹立した5962点の日本記録を17年ぶりに更新した。 学生たちに向けて開かれたこの大会には「6月の日本選手権に向けた調整」の一環で出場。その“ホーム”の雰囲気に後押しされた。 元々、長崎南高時代には4551点が自己ベストで、全国的には無名の存在。九州共立大でその身体能力が開花した。だが、大学時代に一気にトップアスリートへと駆け上がった反動も大きく、重圧は大きかったという。今回、学生たちと原点に戻って「楽しみ」ながら2日間を終えた先に、日本記録が待っていた。 翌月の日本選手権では、自己2番目となる5909点で4連覇を達成。これまで勝ち続けながらチャレンジャーとして、と臨んでいた日本選手権に、「勝つのは当たり前」と強い気持ちを持ち、セカンドベストにも「悔しい」と涙したところに、成長があった。 七種競技で世界へ――。その思いを強くした2021年の日本記録だった。 ■女子七種競技 日本歴代10傑 5975 山﨑 有紀(スズキ浜松AC) 2021. 5.23 5962 中田 有紀(さかえクリニックTC) 2004. 6. 5 5907 ヘンプヒル恵(中大3) 2017. 6.11 5821 宇都宮絵莉(長谷川体育施設) 2018. 4.22 5713 佐藤さよ子(日立土浦) 2001. 6. 9 5639 生方留美子(ミズノ) 1995. 6.10 5633 大玉 華鈴(日体大4) 2021. 5.23 5597 桐山 智衣(モンテローザ) 2016. 6.12 5573 菊川 恵子(筑波大2) 1999.10. 2 5559 平戸安紀子(筑波大4) 2002. 4.21

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.05.08

名古屋アジア大会懸けた“一発勝負”10000m選考レースに鈴木芽吹、田中希実ら

名古屋アジア大会代表選考において、男女10000mの最重要競技会に設定されている木南記念が5月10日にヤンマースタジアム長居で行われる。 32年ぶり自国開催となるアジア大会。各種目の代表枠は最大で男女各2名となるが、昨年 […]

NEWS ラ・コルーニャ国際グランプリに藤井菜々子、勝木隼人らがエントリー 海外勢もボンフィム、ペレスらトップが参戦/WA競歩ツアー

2026.05.08

ラ・コルーニャ国際グランプリに藤井菜々子、勝木隼人らがエントリー 海外勢もボンフィム、ペレスらトップが参戦/WA競歩ツアー

世界陸連(WA)競歩ツアー・ゴールドの第39回ラ・コルーニャ国際グランプリ(スペイン/5月23日)のエントリーが発表され、日本からは東京世界選手権メダリストの勝木隼人(自衛隊体育学校)、藤井菜々子(エディオン)らがエント […]

NEWS セイコーGGP3000mに森凪也、矢田みくにがエントリー 田中希実は1500mにも登録 海外勢ではやり投・ヴァドレイヒが出場

2026.05.08

セイコーGGP3000mに森凪也、矢田みくにがエントリー 田中希実は1500mにも登録 海外勢ではやり投・ヴァドレイヒが出場

日本陸連は5月8日、セイコーゴールデングランプリ2026東京(5月17日/東京・国立競技場)のエントリー選手の第7弾を発表した。 昨年の世界選手権代表では男子5000mに出場した森凪也(Honda)が3000mにエントリ […]

NEWS 6月20日に東京で「GINZA MILE」が開催 ナイキプロデュースの公認レース

2026.05.08

6月20日に東京で「GINZA MILE」が開催 ナイキプロデュースの公認レース

ナイキは5月8日、公認1マイルレースの「GINZA MILE」を6月20日に東京・銀座で開催することを発表した。 コースはかつて高速道路として使用されていた、東京高速道路(KK線)の日本陸連公認コースが設定され、大会は世 […]

NEWS いざ滋賀インターハイへ、都府県大会が開幕!東京、栃木、山梨、神奈川など皮切りに6月上旬まで開催

2026.05.08

いざ滋賀インターハイへ、都府県大会が開幕!東京、栃木、山梨、神奈川など皮切りに6月上旬まで開催

7月の滋賀インターハイ(7月30日~8月5日/滋賀・平和堂HATOスタジアム)を目指し、都府県大会がスタートした。 インターハイ(全国高校陸上競技対校選手権)は、5月上旬から6月上旬までの都府県大会を経て、6月中旬の地区 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年5月号 (4月14日発売)

2026年5月号 (4月14日発売)

2026シーズン展望
中距離特集ほか

page top