HOME 海外

2021.12.03

IAAF前会長ディアク氏が88歳で死去 ロシアドーピング汚職事件で有罪
IAAF前会長ディアク氏が88歳で死去 ロシアドーピング汚職事件で有罪

国際陸連(IAAF、現・世界陸連)の前会長ラミン・ディアク氏(セネガル)が12月3日、自宅で亡くなった。88歳だった。各通信社が報じている。

国際オリンピック委員会(IOC)の元委員でもあるディアク氏は、1999年にIAAF会長代行とな、2001年に会長に就任。15年まで会長をを務めていたが、14年に発覚したロシア陸連の組織的ドーピング問題を巡り、息子のパパマッサタ・ディアク氏とともに立場を利用して収賄、汚職、マネーロンダリング、背任などの罪で起訴され、昨年9月にはフランス裁判所に禁固4年(執行猶予2年)、罰金50万ユーロの有罪判決を言い渡されていた。また、息子のパパマッサタ・ディアク氏も同様の罪に問われ、禁固5年、罰金100万ユーロを課されている。

ディアク氏は2020年東京五輪招致を巡る贈収賄疑惑についてもフランス当局の捜査を受けていた。

広告の下にコンテンツが続きます
国際陸連(IAAF、現・世界陸連)の前会長ラミン・ディアク氏(セネガル)が12月3日、自宅で亡くなった。88歳だった。各通信社が報じている。 国際オリンピック委員会(IOC)の元委員でもあるディアク氏は、1999年にIAAF会長代行とな、2001年に会長に就任。15年まで会長をを務めていたが、14年に発覚したロシア陸連の組織的ドーピング問題を巡り、息子のパパマッサタ・ディアク氏とともに立場を利用して収賄、汚職、マネーロンダリング、背任などの罪で起訴され、昨年9月にはフランス裁判所に禁固4年(執行猶予2年)、罰金50万ユーロの有罪判決を言い渡されていた。また、息子のパパマッサタ・ディアク氏も同様の罪に問われ、禁固5年、罰金100万ユーロを課されている。 ディアク氏は2020年東京五輪招致を巡る贈収賄疑惑についてもフランス当局の捜査を受けていた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.12

國學院大がライフネット生命とスポンサーシップ契約「箱根路で最高の景色を見せられるよう邁進」

ライフネット生命保険株式会社は12月12日、昨年から結んでいる國學院大陸上競技部とのスポンサーシップ契約を延長したと発表した。 2008年に開業したライフネット生命は、オンライン生保のリーディングカンパニーとして知られる […]

NEWS 全中3000mV出田隆之助擁する中京、前回8位の大淀、戦力充実の稲美北、常盤松などが有力  14日に中学駅伝日本一決定戦/全中駅伝男子展望

2025.12.12

全中3000mV出田隆之助擁する中京、前回8位の大淀、戦力充実の稲美北、常盤松などが有力 14日に中学駅伝日本一決定戦/全中駅伝男子展望

第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]

NEWS 京山が3連覇に向けて前進 東北勢初のトップ3目指す黒石野、初出場の男山三、鶴ヶ島藤が上位候補/全中駅伝女子展望

2025.12.12

京山が3連覇に向けて前進 東北勢初のトップ3目指す黒石野、初出場の男山三、鶴ヶ島藤が上位候補/全中駅伝女子展望

第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]

NEWS 豪州で18歳・ビークロフトが10000m競歩38分02秒68のU20世界新

2025.12.12

豪州で18歳・ビークロフトが10000m競歩38分02秒68のU20世界新

12月11日、豪州シドニーで、ニューサウスウェールズ州10000m競歩選手権が行われ、I.ビークロフト(豪州)が38分02秒68のU20世界新記録をマークした。 ビークロフトは2007年生まれの18歳。競歩選手だった父の […]

NEWS 箱根駅伝初Vへ國學院大・前田康弘監督「ジョーカーにどう立ち向かっていくか」 主将・上原琉翔「先頭でタスキを」

2025.12.12

箱根駅伝初Vへ國學院大・前田康弘監督「ジョーカーにどう立ち向かっていくか」 主将・上原琉翔「先頭でタスキを」

第102回箱根駅伝で初優勝を狙う國學院大が12月12日、都内の渋谷キャンパスで壮行会と記者会見を開いた。 例年の合同による囲み取材形式から急遽、記者会見方式への変更。前田康弘監督は「今年は今のところ16人全員が元気で良い […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top