HOME ニュース、国内

2021.10.03

110mH・金井大旺 地元函館での最後の勇姿「感謝の気持ち」示す
110mH・金井大旺 地元函館での最後の勇姿「感謝の気持ち」示す


写真提供/ミズノ

今季限りで現役を退き歯科医を目指すことを表明している東京五輪男子110mハードル代表の金井大旺(ミズノ)が10月2日、出身地の北海道函館市で行われた第29回北海道陸上競技フェスティバル・第51回道南秋季陸上競技大会に特別招待選手として出場。地元では最後となるレースを13秒55(+3.0)で優勝を飾った。

会場の千代台公園陸上競技場は、金井が小学3年生時に加入したCRS(千代台陸上スクール)の練習拠点。家族をはじめ多くの人が見守る中で金井はレースに臨んだ。スタート前には、一緒に走る地元高校生ら選手全員とグータッチ。走り終わった後には記念撮影を行った。

広告の下にコンテンツが続きます

「感謝の気持ちを持って走った」と金井。大会終了後に行われた五輪出場記念セレモニーでは、函館市立本通中学校の1学年先輩で東京五輪男子走幅跳代表の城山正太郎(ゼンリン)とともに花束を受け取った。

写真提供/ミズノ

その後には中学生約40人を対象にクリニックを行い、五輪セミファイナリストはこれまで培ってきた技術などを惜しみなく伝えていた。

シーズン終盤に差し掛かったが、この後も競技会出場が予定されており、本当の現役ラストランはもう少し先になりそうだ。

写真提供/ミズノ 今季限りで現役を退き歯科医を目指すことを表明している東京五輪男子110mハードル代表の金井大旺(ミズノ)が10月2日、出身地の北海道函館市で行われた第29回北海道陸上競技フェスティバル・第51回道南秋季陸上競技大会に特別招待選手として出場。地元では最後となるレースを13秒55(+3.0)で優勝を飾った。 会場の千代台公園陸上競技場は、金井が小学3年生時に加入したCRS(千代台陸上スクール)の練習拠点。家族をはじめ多くの人が見守る中で金井はレースに臨んだ。スタート前には、一緒に走る地元高校生ら選手全員とグータッチ。走り終わった後には記念撮影を行った。 「感謝の気持ちを持って走った」と金井。大会終了後に行われた五輪出場記念セレモニーでは、函館市立本通中学校の1学年先輩で東京五輪男子走幅跳代表の城山正太郎(ゼンリン)とともに花束を受け取った。 写真提供/ミズノ その後には中学生約40人を対象にクリニックを行い、五輪セミファイナリストはこれまで培ってきた技術などを惜しみなく伝えていた。 シーズン終盤に差し掛かったが、この後も競技会出場が予定されており、本当の現役ラストランはもう少し先になりそうだ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.26

【学生長距離Close-upインタビュー】全日本大学駅伝1区区間賞の志學館大・中村晃斗 「結果にこだわっていきたい」

学生長距離Close-upインタビュー 中村 晃斗 Nakamura Akito 志學館大3年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。54回目は、志 […]

NEWS 熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

2025.11.26

熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

熊本信愛女学院高(熊本)の元陸上競技部監督で、長年多くのランナーを育てた山口和也さんが11月23日、病気のため亡くなった。71歳。 1980年に同校に赴任した山口さん。当時の日本女子長距離は黎明期であったが、山口さんは高 […]

NEWS 世界クロカンU20代表選考会エントリー確定 インターハイ&国スポV新妻遼己や本田桜二郎ら 女子は細見芽生、真柴愛里

2025.11.26

世界クロカンU20代表選考会エントリー確定 インターハイ&国スポV新妻遼己や本田桜二郎ら 女子は細見芽生、真柴愛里

日本陸連は11月26日、第46回世界クロスカントリー選手権(2026年1月10日/米国・タラハシー)の男女U20日本代表代表選考会(11月30日/京都)の確定エントリーリストを発表した。 男子は当初エントリーしていた24 […]

NEWS パリ五輪4×400mR金のウィルソンが地元のメリーランド大に進学決定

2025.11.26

パリ五輪4×400mR金のウィルソンが地元のメリーランド大に進学決定

男子短距離のQ.ウィルソン(米国)がメリーランド大へ入学することが発表された。 ウィルソンは2008年生まれの17歳。23年ごろから400mで頭角を現し、同年の米国室内選手権で優勝するなど注目を浴びた。今年6月には400 […]

NEWS 男子3000m障害・ジャガーが現役引退 リオ五輪銀、ロンドン世界陸上銅など活躍 「別れの時が来た」

2025.11.26

男子3000m障害・ジャガーが現役引退 リオ五輪銀、ロンドン世界陸上銅など活躍 「別れの時が来た」

2016年リオ五輪の男子3000m障害で銀メダルに輝いたE.ジャガー(米国)が引退を表明した。 ジャガーは35歳。ジュニア時代には中長距離でU20世界選手権1500m7位などの成績を収め、シニアでは3000m障害で世界的 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top