HOME ニュース、海外

2021.06.19

リオ五輪砲丸投王者クルーザーが23m37!31年ぶりにバーンズの世界記録を更新/全米五輪選考会
リオ五輪砲丸投王者クルーザーが23m37!31年ぶりにバーンズの世界記録を更新/全米五輪選考会


東京五輪代表選考会となる全米五輪選考会がユージンで開幕し、男子砲丸投でライアン・クルーザーが23m37の世界新記録を打ち立てた。

クルーザーは1回目に22m61を放つと3回目には22m73と記録を伸ばした。そして4回目に力強い回転から放った砲丸は大きく距離を伸ばして落ちる。好記録を確信したクルーザーは喜びを爆発。23m37で1990年にランディ・バーンズ(米国)が樹立した23m12の世界記録を31年ぶりに更新した。クルーザーがそのまま優勝し東京五輪代表に。ジョー・コヴァクスが22m34で2位、ペイトン・オッターダールが3位だった。

クルーザーは1992年生まれの28歳。身長201cm。リオ五輪で金メダリストとなり、2019年のドーハ世界選手権は銀メダル。昨年7月に22m91(当時世界歴代3位タイ)を放ち、今年5月には世界歴代3位の23m01を投げており、世界記録更新に期待が寄せられていた。なお、1月には室内で22m82を投げ、こちらもバーンズが持っていた22m66の室内世界記録を32年ぶりに更新している。

全米五輪選考会は現地時間6月27日まで開かれる。

東京五輪代表選考会となる全米五輪選考会がユージンで開幕し、男子砲丸投でライアン・クルーザーが23m37の世界新記録を打ち立てた。 クルーザーは1回目に22m61を放つと3回目には22m73と記録を伸ばした。そして4回目に力強い回転から放った砲丸は大きく距離を伸ばして落ちる。好記録を確信したクルーザーは喜びを爆発。23m37で1990年にランディ・バーンズ(米国)が樹立した23m12の世界記録を31年ぶりに更新した。クルーザーがそのまま優勝し東京五輪代表に。ジョー・コヴァクスが22m34で2位、ペイトン・オッターダールが3位だった。 クルーザーは1992年生まれの28歳。身長201cm。リオ五輪で金メダリストとなり、2019年のドーハ世界選手権は銀メダル。昨年7月に22m91(当時世界歴代3位タイ)を放ち、今年5月には世界歴代3位の23m01を投げており、世界記録更新に期待が寄せられていた。なお、1月には室内で22m82を投げ、こちらもバーンズが持っていた22m66の室内世界記録を32年ぶりに更新している。 全米五輪選考会は現地時間6月27日まで開かれる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.14

DLロンドン女子5000mに田中希実がエントリー! 男子100mで再びライルズ VS テボゴ アレクナ、マフチフ、ボルらも参戦

7月14日、ダイヤモンドリーグ(DL)第11戦のロンドン大会(英国/7月19日)のエントリーリストが発表され、女子5000mに田中希実(New Balance)が登録された。 田中はこれが今季のDL2戦目。7月上旬の日本 […]

NEWS 男子走幅跳・城山正太郎が優勝 400m佐藤風雅は45秒50の4位 世界陸上出場目指し、日本選手が欧米の競技会に出場/WAコンチネンタルツアー

2025.07.14

男子走幅跳・城山正太郎が優勝 400m佐藤風雅は45秒50の4位 世界陸上出場目指し、日本選手が欧米の競技会に出場/WAコンチネンタルツアー

7月13日に欧米各地で世界陸連(WA)コンチネンタルツアーの競技会が行われ、9月の東京世界選手権の出場を目指す日本人選手たちが奮闘した。 カナダで開催されたWAコンチネンタルツアー・シルバーのエドモントン招待では、男子走 […]

NEWS 東京世界陸上アンバサダーに三段跳3連覇・テイラー氏と100mH2大会金メダルのピアソン氏

2025.07.14

東京世界陸上アンバサダーに三段跳3連覇・テイラー氏と100mH2大会金メダルのピアソン氏

9月に開催される東京世界選手権のアンバサダーに、女子100mハードルの元選手サリー・ピアソン氏(豪州)と男子三段跳の元選手クリスチャン・テイラー氏(米国)が就任することが世界陸連(WA)より発表された。 38歳のピアソン […]

NEWS 17歳のウィルソンが男子400mで44秒10!自らのU18記録を更新 200mは新鋭・ティーマースが19秒73/WAコンチネンタルツアー

2025.07.14

17歳のウィルソンが男子400mで44秒10!自らのU18記録を更新 200mは新鋭・ティーマースが19秒73/WAコンチネンタルツアー

7月11日~12日、米国・テネシー州メンフィスで世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・シルバーのエド・マーフィー・クラシックが開催され、男子400mでは17歳のQ.ウィルソン(米国)が44秒10のU18世界最高記録で優勝 […]

NEWS 【男子1500m】本田桜二郎(鳥取城北高3)3分43秒23=高校歴代5位

2025.07.14

【男子1500m】本田桜二郎(鳥取城北高3)3分43秒23=高校歴代5位

第239回東海大長距離競技会は7月13日、神奈川・東海大湘南校舎陸上競技場で行われ、男子1500mで本田桜二郎(鳥取城北3)が高校歴代5位、中国高校新記録となる3分43秒23をマークした。従来の中国高校記録は徳本一善(沼 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年8月号 (7月14日発売)

2025年8月号 (7月14日発売)

詳報!日本選手権
IH地区大会

page top