HOME 国内

2021.02.28

200m女王・鶴田玲美が地元鹿児島で初戦100m11秒80「キレはこれから」/JAG大崎室内
200m女王・鶴田玲美が地元鹿児島で初戦100m11秒80「キレはこれから」/JAG大崎室内

2021年JAG大崎に出場した女子100mの鶴田玲美(南九州ファミリーマート)

◇2021 Japan Athlete Games in Osaki(2月28日/鹿児島県大崎町)

鹿児島県大崎町にあるジャパンアスリートトレーニングセンター大隅の室内競技場で2021 Japan Athlete Games in Osakiが行われ、女子200mで昨年の日本選手権を制した鶴田玲美(南九州ファミリーマート)が100mに出場し、11秒80で優勝を飾った。

広告の下にコンテンツが続きます

鶴田は予選で11秒81をマーク。この時点で、これまで日本人が室内女子100mでマークしていた12秒78(原悦子、横浜南高教/1989年)を大きく上回る日本室内最高記録。決勝でも得意の中盤からスッと抜け出した。

「シーズン初戦で11秒8台はまずまず」と鶴田。飛躍を遂げた昨シーズンから変わらず、土台となる身体作りをテーマに冬季に取り組んできたという。まだ冬季期間ということもあり、「キレ味はまだ」と言うが、2本とも同じようなタイムにも決勝では「(課題としている)加速から後半へのつなぎの部分は良かった」と一定の手応えをつかんだ様子。

地元・鹿児島で行われた初の室内競技会。「トップ選手たちがウォーミングアップしているのが不思議な感じでした」と言う。この冬も大きなケガもなく消化できているようで、「まずは日本選手権で良い結果を出せるようにしていきたい」と鶴田。鹿児島で記録会に出場し、シレジア2021世界リレー(5月1日~2日/ポーランド・シレジア)の代表選考となる3月28日の宮崎でのトライアルで本格的なシーズンインを迎える。

◇2021 Japan Athlete Games in Osaki(2月28日/鹿児島県大崎町) 鹿児島県大崎町にあるジャパンアスリートトレーニングセンター大隅の室内競技場で2021 Japan Athlete Games in Osakiが行われ、女子200mで昨年の日本選手権を制した鶴田玲美(南九州ファミリーマート)が100mに出場し、11秒80で優勝を飾った。 鶴田は予選で11秒81をマーク。この時点で、これまで日本人が室内女子100mでマークしていた12秒78(原悦子、横浜南高教/1989年)を大きく上回る日本室内最高記録。決勝でも得意の中盤からスッと抜け出した。 「シーズン初戦で11秒8台はまずまず」と鶴田。飛躍を遂げた昨シーズンから変わらず、土台となる身体作りをテーマに冬季に取り組んできたという。まだ冬季期間ということもあり、「キレ味はまだ」と言うが、2本とも同じようなタイムにも決勝では「(課題としている)加速から後半へのつなぎの部分は良かった」と一定の手応えをつかんだ様子。 地元・鹿児島で行われた初の室内競技会。「トップ選手たちがウォーミングアップしているのが不思議な感じでした」と言う。この冬も大きなケガもなく消化できているようで、「まずは日本選手権で良い結果を出せるようにしていきたい」と鶴田。鹿児島で記録会に出場し、シレジア2021世界リレー(5月1日~2日/ポーランド・シレジア)の代表選考となる3月28日の宮崎でのトライアルで本格的なシーズンインを迎える。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.25

名古屋アジア大会の派遣設定記録クリアと日本選手権優勝で代表内定 参考競技会も決定

日本陸連は12月25日までに来年の名古屋アジア大会の派遣設定記録と、選考要項にかかる参考競技会について公開した。 来年9月19日から10月4日まで行われるアジア大会。日本開催は1994年の広島以来、32年ぶりとなる。陸上 […]

NEWS 関東学連・原晋駅伝対策委員長 箱根駅伝の改革「裾野を広げてさらなる強化」 五輪イヤーが記念大会「世界を目指す」

2025.12.25

関東学連・原晋駅伝対策委員長 箱根駅伝の改革「裾野を広げてさらなる強化」 五輪イヤーが記念大会「世界を目指す」

関東学生陸上競技連盟の植田恭史会長や次呂久直子幹事長、原晋駅伝対策委員長ら6人が12月25日、東京都庁に小池百合子知事、神奈川県庁に黒岩祐治知事を訪問した。 この日発表された出場校の増加(通常開催計24チーム、記念大会計 […]

NEWS 箱根駅伝の出場チーム増が決定!記念大会も「改革」4年に一度の五輪イヤー、予選会は全国へ門戸拡大

2025.12.25

箱根駅伝の出場チーム増が決定!記念大会も「改革」4年に一度の五輪イヤー、予選会は全国へ門戸拡大

関東学生陸上競技連盟(関東学連)は12月25日、箱根駅伝における「記念大会改革」と「出走チーム数増加」について発表した。 2028年の第104回大会から、これまで5年に1回だった記念大会を五輪イヤーの4回大会ごとに変更。 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/前年より質・量ともに充実の山梨学大 主将の弓削征慶「今までより良い位置で走れる」

2025.12.25

箱根駅伝Stories/前年より質・量ともに充実の山梨学大 主将の弓削征慶「今までより良い位置で走れる」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「山上り一本にかける」 箱根駅伝予選会の出場を回避した山梨学大のキャ […]

NEWS 箱根駅伝Stories/主将としてチームを牽引する立教大・國安広人 競技人生ラストラン「ずっと悔しい思いを持ってきた」

2025.12.25

箱根駅伝Stories/主将としてチームを牽引する立教大・國安広人 競技人生ラストラン「ずっと悔しい思いを持ってきた」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 華々しい記憶と挫折を経験 2023年の第99回大会で、立教大の55年 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top