ミズノ提供写真
2月19日、男子110mハードルで日本歴代2位の記録を持つ金井大旺(ミズノ)が、地元・北海道で練習を公開し、取材に応じた。
北海道ハイテクACアカデミー・インドアスタジアムで行われた公開練習。金井はハードリルやハードル練習、スプリントなどで約2時間ほど、みっちり汗を流した。
昨年の日本選手権で13秒36の大会タイ記録をマークして優勝した金井。昨シーズンはコロナ禍にありながら、自己記録も13秒27と更新し、安定したパフォーマンスを発揮した。スプリント向上とハードル技術や重心移動が噛み合い、調子を崩した2019年シーズンから見事なV字回復。
今年は2月8日から16日まで沖縄で合宿し、そこでは「スプリントを中心に身体作りを行ってきた」とおい。その後はハードル技術を磨き、この日は「高いところからの重心移動を確認」と明確にテーマを絞って調整を続けている。
東京五輪を最後に、父と同じ歯科医師となるための道へ進むと決めている金井。最初で最後の五輪を目指すシーズンに向け、4~5月で参加標準記録13秒32(※昨年13秒27を出した時はコロナ禍により有効期間外)の突破を目指す。早い段階でクリアし、「残りはオリンピックまでの準備期間にしたい」と金井。自身“最後”となるであろうシーズンインへ、「少しずつハードルの練習を増やして、少しずつ完成度を高めたい」と決意を語った。

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