HOME ニュース、海外

2021.01.28

110mHシュベンコフにドーピング違反の可能性 世界陸上4大会連続メダル
110mHシュベンコフにドーピング違反の可能性 世界陸上4大会連続メダル


男子110mハードルのS.シュベンコフ(ロシア)がドーピング違反で4年間の資格停止の可能性が浮上していると現地メディアが報じている。報道によると、シュベンコフの提出した検体からフロセミドが検出されているという。この物質は利尿剤として使用されるほか、マスキング剤(禁止薬物の隠蔽のために使われる薬剤)としての作用もある禁止物質となっている。

シュベンコフは2015年北京世界選手権の金メダリストで現在30歳。世界選手権では13年モスクワ大会から19年ドーハ大会まで4大会連続でメダルを獲得している。自己記録12秒92は世界歴代10位。

ロシア選手団は15年に組織的ドーピングが表面化した影響により、国際大会出場の資格停止処分が下されているが、シュベンコフは中立選手(ANA)として主要大会に出場してきた。すでにロシアは国際大会出場の2年間の禁止処分が確定しており、現在は国際舞台への復帰に向けて体制立て直しを図っているところ。今後の動向によって大きな影響を与える可能性が高い。

男子110mハードルのS.シュベンコフ(ロシア)がドーピング違反で4年間の資格停止の可能性が浮上していると現地メディアが報じている。報道によると、シュベンコフの提出した検体からフロセミドが検出されているという。この物質は利尿剤として使用されるほか、マスキング剤(禁止薬物の隠蔽のために使われる薬剤)としての作用もある禁止物質となっている。 シュベンコフは2015年北京世界選手権の金メダリストで現在30歳。世界選手権では13年モスクワ大会から19年ドーハ大会まで4大会連続でメダルを獲得している。自己記録12秒92は世界歴代10位。 ロシア選手団は15年に組織的ドーピングが表面化した影響により、国際大会出場の資格停止処分が下されているが、シュベンコフは中立選手(ANA)として主要大会に出場してきた。すでにロシアは国際大会出場の2年間の禁止処分が確定しており、現在は国際舞台への復帰に向けて体制立て直しを図っているところ。今後の動向によって大きな影響を与える可能性が高い。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.08.18

チームメイト対決の男子棒高跳 大森蒼以が5m05の大会新V 片柳中3連覇達成/沖縄全中

◇沖縄全中(8月17日~20日/沖縄・沖縄県総合運動公園陸上競技場)1日目 第52回全日本中学校選手権(以下、全中)が行われ、男子棒高跳では大森蒼以(片柳3埼玉)が5m05の大会新記録で優勝を飾った。 大森は前回大会で3 […]

NEWS 栁田大輝 トワイライト・ゲームス欠場「連日のレースの疲労を考慮」福井で100m自己新

2025.08.17

栁田大輝 トワイライト・ゲームス欠場「連日のレースの疲労を考慮」福井で100m自己新

東洋大陸上競技部は8月17日夜、短距離部門のSNSを更新し、第20回トワイライト・ゲームス男子100m(8月20日/神奈川・日産スタジアム)にエントリーしていた同部所属の栁田大輝が棄権すると発表した。 SNSによると、理 […]

NEWS 森凪也1500mで2戦連続自己新 青木アリエ300m4位 田島愛理3000m初8分台で5位/WAコンチネンタルツアー

2025.08.17

森凪也1500mで2戦連続自己新 青木アリエ300m4位 田島愛理3000m初8分台で5位/WAコンチネンタルツアー

世界陸連(WA)コンチネンタルツアーチャレンジャーのミーティング・ボル・モンが8月16日、ベルギー・ルーバンで行われ、多数の日本選手が出場した。 この大会は、種目によって実績やタイムなどで上位カテゴリーと下位カテゴリーに […]

NEWS 円盤投日本記録保持者・湯上剛輝が63m36で3位 有効試技すべて60m以上

2025.08.17

円盤投日本記録保持者・湯上剛輝が63m36で3位 有効試技すべて60m以上

米国・オクラホマで8月16日に行われたオクラホマ・スロー・シリーズのエリート男子円盤投で湯上剛輝(トヨタ自動車)がセカンドベストの63m36を放って3位に入った。 4月下旬に同地で行われた競技会で64m48の日本記録をマ […]

NEWS 400mHワルホルムがセカンドベストでV、ボル今季世界最高 3000mキピエゴン世界歴代2位/DLシレジア

2025.08.17

400mHワルホルムがセカンドベストでV、ボル今季世界最高 3000mキピエゴン世界歴代2位/DLシレジア

ダイヤモンドリーグ(DL)第12戦のシレジア・カミラ・スコリモフスカ記念が8月16日、ポーランド・シレジアで開催され、男子400mハードルは世界記録(45秒94)保持者のK.ワルホルム(ノルウェー)が自己2番目となる46 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年9月号 (8月12日発売)

2025年9月号 (8月12日発売)

衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99

page top