HOME 駅伝、箱根駅伝

2021.01.03

【箱根駅伝】沿道の観戦は約18万人 前年比85%減 主催者「呼びかけにご理解いただけた結果」
【箱根駅伝】沿道の観戦は約18万人 前年比85%減 主催者「呼びかけにご理解いただけた結果」


第97回箱根駅伝を終え、主催する関東学連は沿道の観戦者数について、大会本部調べで往路・復路合わせて約18万人となり、前年比で約85%減少していたと発表した。

関東学連の有吉正博会長は「大会の開催にあたり、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、新聞やテレビ、ラジオ、交通広告、箱根駅伝の公式サイトなどを通じ、沿道での観戦や応援を控えていただくよう広く呼びかけてまいりました」と述べ、「沿道の観戦者数が大幅に減少したのは多くの皆様にこうした呼びかけにご理解いただいた結果」と感謝を伝えた。

関東学連は「応援したいから、応援に行かない。」のキャッチコピーを掲げ、当日はスタート・フィニッシュ、中継所は立ち入り禁止とし、黄色いジャンパーを着た学生補助員たちがプラカードを掲げるなどして立ち止まっての観戦を呼びかけるなどしていた。

広告の下にコンテンツが続きます

例年に比べるといずれの区間も人は少なかったものの、大手町のフィニッシュ近くなど都心に近づくにつれて沿道には幾重もの人垣ができる場所もあった。

■過去10年の箱根駅伝の沿道観戦者数(大会本部調べ)
2011年 112万人
2012年 118万人
2013年 119万人
2014年 126万人
2015年 121万人
2016年 120万人
2017年 118万人
2018年 120万人
2019年 124万人
2020年 121万人
2021年 18万人※今回の発表

第97回箱根駅伝を終え、主催する関東学連は沿道の観戦者数について、大会本部調べで往路・復路合わせて約18万人となり、前年比で約85%減少していたと発表した。 関東学連の有吉正博会長は「大会の開催にあたり、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、新聞やテレビ、ラジオ、交通広告、箱根駅伝の公式サイトなどを通じ、沿道での観戦や応援を控えていただくよう広く呼びかけてまいりました」と述べ、「沿道の観戦者数が大幅に減少したのは多くの皆様にこうした呼びかけにご理解いただいた結果」と感謝を伝えた。 関東学連は「応援したいから、応援に行かない。」のキャッチコピーを掲げ、当日はスタート・フィニッシュ、中継所は立ち入り禁止とし、黄色いジャンパーを着た学生補助員たちがプラカードを掲げるなどして立ち止まっての観戦を呼びかけるなどしていた。 例年に比べるといずれの区間も人は少なかったものの、大手町のフィニッシュ近くなど都心に近づくにつれて沿道には幾重もの人垣ができる場所もあった。 ■過去10年の箱根駅伝の沿道観戦者数(大会本部調べ) 2011年 112万人 2012年 118万人 2013年 119万人 2014年 126万人 2015年 121万人 2016年 120万人 2017年 118万人 2018年 120万人 2019年 124万人 2020年 121万人 2021年 18万人※今回の発表

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.16

佐久長聖2時間4分57秒で27連覇 長野東1時間8分10秒でV17 地区代表は2年連続で長野日大&新潟一/北信越高校駅伝

北信越高校駅伝が11月16日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムを発着とする駅伝周回コースで行われ、男子(7区間42.195Km)は佐久長聖(長野)が2時間4分57秒で27連覇を決めた。女子(5区間21.0975Km) […]

NEWS 高知男女V 高知農は県高校最高記録 山田が中盤独走 地区代表は宇和11年ぶり、女子の新居浜東は初の全国/四国高校駅伝

2025.11.16

高知男女V 高知農は県高校最高記録 山田が中盤独走 地区代表は宇和11年ぶり、女子の新居浜東は初の全国/四国高校駅伝

全国高校駅伝の地区代表を懸けた四国高校駅伝は11月16日、徳島県鳴門市の鳴門・大塚スポーツパーク周辺長距離走路で行われ、男女ともに高知勢が2連覇した。男子(7区間42.195km)は高知農が2時間6分22秒と、県大会でマ […]

NEWS 学法石川高コンビ快走 増子陽太5000m高校歴代3位の13分27秒26 栗村凌が歴代8位13分34秒38/日体大長距離競技会

2025.11.16

学法石川高コンビ快走 増子陽太5000m高校歴代3位の13分27秒26 栗村凌が歴代8位13分34秒38/日体大長距離競技会

第324回日本体育大学長距離競技会兼第18回NITTAIDAI Challenge Games(NCG)が11月16日、神奈川県横浜市の同大学で行われ、NCG男子5000mで増子陽太(学法石川高3福島)が高校歴代3位、U […]

NEWS 東大阪大敬愛 久保凛で反撃し初Vで都大路 男子は西脇工が新妻兄弟で大逆転2連覇 須磨学園が地区代表/近畿高校駅伝

2025.11.16

東大阪大敬愛 久保凛で反撃し初Vで都大路 男子は西脇工が新妻兄弟で大逆転2連覇 須磨学園が地区代表/近畿高校駅伝

全国高校駅伝の地区代表出場権を懸けた近畿高校駅伝は11月16日、奈良県宇陀市近畿高校駅伝特設コースで行われ、男子(7区間42.195km)は西脇工(兵庫)が2時間6分41秒で2連覇、女子(5区間21.0975km)は東大 […]

NEWS 橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」

2025.11.16

橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」

男子走幅跳日本代表の橋岡優輝(富士通)の陸上教室「HASHIOKA RUNNING ACADEMY FOR KIDS」が11月16日に都内で開かれた。 小学生を対象に、「一番身近で強力な助っ人」(橋岡)として、男子棒高跳 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top