2021.01.01
第65回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝inぐんま)は1月1日、群馬県前橋市の群馬県庁前を発着点とする7区間100kmのコースで行われ、2年ぶり出場の富士通が12年ぶり3度目の優勝を果たした。
富士通はスローペースとなった1区を松枝博輝が制して好スタートを切ると、そこからからめまぐるしくトップが入れ替わる大混戦の中で上位をキープ。そして、最長22.4kmの4区を務めた東京五輪マラソン代表・中村匠吾が終盤に抜け出し、続く5区の塩尻和也で36秒のリードを作った。
6区では逃げる富士通を、4連覇を狙う旭化成、5年ぶり王座奪還を期すトヨタ自動車が追走。戦前にV候補と目された「3強」が上位を争う展開となったが、富士通の鈴木健吾が終盤にペースアップして、リードをさらに4秒広げる区間賞。國學院大卒のルーキー・浦野雄平が最終区を力強く駆け抜け、栄光のVテープを切った。
トヨタ自動車が旭化成を抑え、2年連続の2位を確保。旭化成は3位で5連覇を逃した。
■第65回全日本実業団対抗駅伝 入賞チーム
1位 富士通
2位 トヨタ自動車
3位 旭化成
4位 日立物流
5位 Honda
6位 三菱重工
7位 JR東日本
8位 ヤクルト
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2024.12.12
世界陸連が6つの世界記録を承認 川野将虎が男子35km初代世界記録保持者に
-
2024.12.12
-
2024.12.11
2024.12.07
不破聖衣来が10000mに出場し12位でフィニッシュ 完全復活へ実戦積む/エディオンDC
-
2024.11.24
-
2024.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.12.12
世界陸連が6つの世界記録を承認 川野将虎が男子35km初代世界記録保持者に
12月11日、世界陸連は5月から10月にかけて誕生した世界記録を正式に承認したことを発表した。 10月27日の日本選手権35km競歩(山形・高畠)で、川野将虎(旭化成)が樹立した2時間21分47秒も世界記録として認定。同 […]
2024.12.12
月刊陸上競技2025年1月号
Contents W別冊付録 箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望 大会報道 福岡国際マラソン 吉田祐也 日本歴代3位の激走 涙の復活劇 全日本実業団対抗女子駅伝 JP日本郵政グループ 4年ぶりV 地域実業団駅伝 中学 […]
2024.12.11
やり投・北口榛花2025年は「みんなで一緒にもう一度最高の感動を味わいたい!」タニタ健康大賞受賞でコンディション作りも明かす
健康総合企業の株式会社タニタが12月11日、日本人の健康づくりに貢献した個人・団体を顕彰する「タニタ健康大賞」を発表し、女子やり投のパリ五輪金メダリスト・北口榛花(JAL)が選ばれ、同日に贈賞式に出席した。 「競技中でも […]
Latest Issue 最新号
2024年12月号 (11月14日発売)
全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会