◇日本学生個人選手権(4月24日~26日/神奈川・レモンガススタジアム平塚)2日目
日本学生個人選手権が行われ、男子三段跳は宮尾真仁(東洋大)が16m39(-0.9)で初優勝を飾った。
わずか1cmながらも3年ぶりに自己記録を更新した宮尾は「初戦だったので、冬季やってきた動きを再現することを目指していました。とりあえず3年ぶりのPBはうれしいです」。目標はさらに先にあるだけに、喜びは控えめだった。
1回目はファウルで、2回目に16m19を跳んでトップに立つ。3回目もファウルで、冬季の成果は「1~3本目はあんまりできませんでした」と振り返る。
4回目こそ13m台の記録にとどまったが、5本目で16m30(-0.9)をマーク。「5本目で感覚をつかめました」と、最終跳躍で自己ベストをたたき出した。
昨年10月に豪州のナショナルコーチとして活躍してきたアレックス・スチュワート氏がコーチに就任。三段跳に特化した練習が増え、「初めての練習がほとんどで、練習するたびに新鮮さや難しさもありました。そういう練習が合っていたと思います」と、新たな感覚をつかんだ。
京都・洛南高時代に16m13の高校記録を樹立。東洋大では1年時の6月に自己記録をマークして以降は苦しい時期が続いた。「練習では跳べそうな感じがしているのに、試合ではできない。落ち込んで、陸上に身が入らない時期もありました」と吐露する。
シーズンの好スタートを切り、「日本選手権で17mを跳んで優勝するのが今年の目標です」。そう語る表情に、力強さが戻ってきた。
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