2026.01.20
1月20日、静岡県富士宮市は、2月8日に開催を予定していた第76回富士宮駅伝の中止を発表した。同日に衆議院の解散総選挙が実施されることが理由。
同大会は、富士宮市の名勝である白糸の滝が1950年に全国観光百選・滝の部で百選に選ばれたことを機に、1951年にスタートした。標高差370mのコースを、1区5.4km、2区4.6km、3区5.5km、4区6.8km、5区5km、6区5.4kmの区間距離で行われ、近年は関東の大学チームが多く参戦している。
前回大会では中大が1時間37分51秒の大会新記録で優勝。2位には神奈川大A、3位に駒大と続き、箱根駅伝で活躍した選手たちも出場していた。今回も上記の3校などが出場を予定していた。
主催の富士宮市と富士宮市陸上競技協会は、例年通り警察や市職員、ボランティアと連携しながら大会開催に向けた準備を進めていた。1月上旬に衆議院解散の報道が出た後も、運営を担う実行委員会など関係者と協議を重ね、開催の可否について熟慮してきたという。
しかし、1月19日に高市早苗首相が衆議院の解散を表明し、投開票日が2月8日に決定。これを受けて、「人員確保や交通規制、警備体制などを総合的に勘案すると、双方を適正かつ確実に実施することは困難」と判断し、中止を決定した。
スポーツ界ではこのほかにも、バスケットボールBリーグの宇都宮―長崎戦が、試合会場が選挙の開票所として使用されるため開催できなくなるなど、影響が広がっている。
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