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2026.01.04

予選会2位の順大が大躍進の3位!「力を出し切ってくれた」盤石の継走で前回の雪辱で「5強崩し」達成/箱根駅伝
予選会2位の順大が大躍進の3位!「力を出し切ってくれた」盤石の継走で前回の雪辱で「5強崩し」達成/箱根駅伝

第102回箱根駅伝総合3位の順大(8区永原から9区石岡へのタスキリレー)

◇第102回箱根駅伝(1月2、3日:神奈川・箱根町~東京・大手町往復/10区間217.1km)

第102回箱根駅伝が行われ、青学大が10時間37分34秒の大会新で3年連続9度目の総合優勝を成し遂げた。2位に國學院大が続き、3位には10時間43分55秒で順大が入った。順大のトップ3は4年ぶりとなる。

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前回、7秒差でシード権を逃した順大が3位に入り、予選会2位から“トップ3”入りへジャンプアップする躍進を見せた。往路は6位。1区の池間凛斗(2年)が9位でスタートを切ると、10000mチームトップ(28分08秒02)の吉岡大翔(3年)が2区で1つ順位を上げ、3区のルーキー・井上朋哉も区間4位の快走。4区・川原琉人(2年)、5区・小林侑世(3年)も6位を守り抜いた。

「10番以内で折り返して、選手を残している復路で挽回できれば良いと思っていましたが、全員がしっかり力を出し切ってくれました。選手たちが目指すところがしっかり見えている」と長門俊介監督は振り返った。

目指すべき「トップ5」入りまでは1分29秒。ここから『復路の順大』と言われた伝統の力で猛追を見せる。6区の谷本昴士郎(2年)は、56分台をマークした駒大・伊藤蒼唯(4年)にかわされ、1つ順位を落とすも区間12位(58分58秒)と最小限にとどめると、前回2区を走った玉目陸(2年)が当日変更で7区に入り、区間歴代5位タイの1時間2分21秒(区間2位)の走りで再び6位へ。同じく当日変更で8区に入った永原颯磨(2年)が区間歴代6位の1時間4分04秒(区間3位)の快走で、ついに5位へ浮上した。

「玉目は2区起用も考えたくらいでしたし、今日は前に選手がいて、燃えてくるような状況だったので、そういう意味では谷本も良く粘ってくれました。永原もロード力はあると思っていましたが、ようやく長い距離に適応してきて、力を出してくれたと思います」と長門監督。1年間チームを引っ張ってきた9区の主将・石岡大侑(4年)は、集大成の思いをぶつける走りを見せ、最初の5Kmを13分台とハイペースで刻む。「最初からかなり突っ込んだので、中盤からちょっときつくなってしまいましたけど、しっかり粘ることができました」と区間5位の走りで順位をキープした。

意地の走りを見せた主将からタスキを受けたアンカーの山本悠(2年)が区間歴代4位の1時間8分20秒(区間3位)で走破。フィニッシュで残り3km付近で中大、早大を次々とかわし、3位で大手町に飛び込んだ。

1年間、掲げ続けた「5強崩し」を飛び越えて、2位に入った22年大会以来のトップ3。11回の総合優勝、歴代3位タイの4連覇、2000年度に学生駅伝3冠など、数々の功績を残してきた名門が復活の狼煙を上げた。

「往路、復路ともに全員がしっかり役割を果たしてくれました」と長門監督。前回の悔しさを忘れずに、1秒の大切さをチームに植え付けてきた石岡は、「自分が主将としてうまくやれていたかはわからないですが、最高の結果は出せました。やってきたことが成果として出たことが素直にうれしいです」。前回、涙を流した大手町で最高の笑顔を見せた。

文/田中 葵

◇第102回箱根駅伝(1月2、3日:神奈川・箱根町~東京・大手町往復/10区間217.1km) 第102回箱根駅伝が行われ、青学大が10時間37分34秒の大会新で3年連続9度目の総合優勝を成し遂げた。2位に國學院大が続き、3位には10時間43分55秒で順大が入った。順大のトップ3は4年ぶりとなる。 前回、7秒差でシード権を逃した順大が3位に入り、予選会2位から“トップ3”入りへジャンプアップする躍進を見せた。往路は6位。1区の池間凛斗(2年)が9位でスタートを切ると、10000mチームトップ(28分08秒02)の吉岡大翔(3年)が2区で1つ順位を上げ、3区のルーキー・井上朋哉も区間4位の快走。4区・川原琉人(2年)、5区・小林侑世(3年)も6位を守り抜いた。 「10番以内で折り返して、選手を残している復路で挽回できれば良いと思っていましたが、全員がしっかり力を出し切ってくれました。選手たちが目指すところがしっかり見えている」と長門俊介監督は振り返った。 目指すべき「トップ5」入りまでは1分29秒。ここから『復路の順大』と言われた伝統の力で猛追を見せる。6区の谷本昴士郎(2年)は、56分台をマークした駒大・伊藤蒼唯(4年)にかわされ、1つ順位を落とすも区間12位(58分58秒)と最小限にとどめると、前回2区を走った玉目陸(2年)が当日変更で7区に入り、区間歴代5位タイの1時間2分21秒(区間2位)の走りで再び6位へ。同じく当日変更で8区に入った永原颯磨(2年)が区間歴代6位の1時間4分04秒(区間3位)の快走で、ついに5位へ浮上した。 「玉目は2区起用も考えたくらいでしたし、今日は前に選手がいて、燃えてくるような状況だったので、そういう意味では谷本も良く粘ってくれました。永原もロード力はあると思っていましたが、ようやく長い距離に適応してきて、力を出してくれたと思います」と長門監督。1年間チームを引っ張ってきた9区の主将・石岡大侑(4年)は、集大成の思いをぶつける走りを見せ、最初の5Kmを13分台とハイペースで刻む。「最初からかなり突っ込んだので、中盤からちょっときつくなってしまいましたけど、しっかり粘ることができました」と区間5位の走りで順位をキープした。 意地の走りを見せた主将からタスキを受けたアンカーの山本悠(2年)が区間歴代4位の1時間8分20秒(区間3位)で走破。フィニッシュで残り3km付近で中大、早大を次々とかわし、3位で大手町に飛び込んだ。 1年間、掲げ続けた「5強崩し」を飛び越えて、2位に入った22年大会以来のトップ3。11回の総合優勝、歴代3位タイの4連覇、2000年度に学生駅伝3冠など、数々の功績を残してきた名門が復活の狼煙を上げた。 「往路、復路ともに全員がしっかり役割を果たしてくれました」と長門監督。前回の悔しさを忘れずに、1秒の大切さをチームに植え付けてきた石岡は、「自分が主将としてうまくやれていたかはわからないですが、最高の結果は出せました。やってきたことが成果として出たことが素直にうれしいです」。前回、涙を流した大手町で最高の笑顔を見せた。 文/田中 葵

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