2025.12.21
◇全国高校駅伝・男子(12月21日/京都・京都市たけびしスタジアム京都発着:7区間42.195km)
全国高校駅伝の男子が行われ、1区(10km)は学法石川(福島)・増子陽太(3年)が28分20秒の区間日本人最高で区間賞に輝いた。区間2位の西脇工(兵庫)・新妻遼己(3年)も28分40秒で従来の区間最高(28分43秒)を上回った。
序盤から新妻と増子が主導権を握る展開で、5kmを14分21秒で通過し、少しずつ人数が絞られていくハイレベルな争いとなった。
7kmを20分11秒で通過すると、増子と新妻が抜け出し、鳥取城北(鳥取)・本田桜二郎(3年)が追走。増子は「あまり上り下りは意識せずにペースが落ち始めたので、他の選手はきつい頃だと思いました」と狙いを明かす。
7.5km過ぎでさらにギアを上げて、新妻を引き離すと「たくさんの応援もあって、まだ勝負できる走りができると思いました」。一方の新妻は「休んでもう一回スパートをしようと思い、その休んだところで抜かれてしまいました」と一瞬の隙を悔やんだ。
前回、八千代松陰(千葉)・鈴木琉胤がマークした28分43秒を大幅に更新し、「しっかりと自分の役目は果たせたと思います」と増子。3秒上回った新妻は「自分の力を出し切ってのタイム。楽しかったです」と笑った。
この日、増子と新妻、区間3位だった本田の3人が早大に進むことが発表された。新妻は「とても楽しみなのが率直な感想です」。陸上を本格的に始めて2年半の本田は「経験も知識も足りていません。大学で学びながら2人にリベンジしたいです」と意気込む。
“史上最速”となった1区で火花を散らした3人の物語には、まだまだ続きがある。
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