HOME ニュース、国内、海外
2022年世界選手権の要項発表 標準記録と世界ランキング制で出場 35km競歩新設
2022年世界選手権の要項発表 標準記録と世界ランキング制で出場 35km競歩新設


2022年ユージン世界選手権(米国/2022年7月15日~24日)と2021年ナイロビU20世界選手権(ケニア/2021年8月17日~22日)の選考方法が世界陸連(WA)の議会で承認され、公表された。

世界選手権では、19年ドーハ大会と同様、参加標準記録突破またはワールドランキング上位で出場資格を得る。競歩については男女20km競歩と、新たに35km競歩が実施され、50km競歩は行われない。各種目の記録有効期間は以下の通り。
マラソン、35km競歩:2020年11月30日~2022年5月29日
10000m、20km競歩、リレー、混成競技:2020年12月27日~2022年6月26日
その他の競技:2021年6月27日~2022年6月26日

各種目でのターゲットナンバーは、35km競歩を除き19年ドーハ世界選手権と変更はない。35km競歩は男女各60となっており、19年ドーハ大会での50km競歩のターゲットナンバー(男子50、女子30)よりも増加している。なお、来年の日本選手権(一般種目)は6月24日から27日を予定しているため、現行のまま進めば最終日の種目のみ対象となる。

U20世界選手権は当初は2020年に開催予定だったため、記録有効期間が更新された。新しい資格期間は2019年10月1日~2020年4月5日および2020年12月1日~2021年8月8日となっている。なお、年齢は区分は変更されず、来年12月31日まで19歳未満(16歳以上)となるため、本来2020年に出場資格を有していた選手の一部は出場できない。(※今年高卒1年目~早生まれ2年目までの世代)

■ユージン世界選手権参加標準記録(男子/女子)
100m10.05/11.15
200m20.24/22.80
400m44.90/51.35
800m1.45.20/1.59.50
1500m3.35.00/4.04.20
5000m13.13.50/15.10.00
10000m27.28.00/31.25.00
マラソン2.11.30/2.29.30
3000m障害8.22.00/3000m SC 9.30.00
110(100)mH13.32/12.84
400mH48.90/55.40
走高跳2.33/1.96
棒高跳5.80/4.70
走幅跳8.22/6.82
三段跳17.14 /14.32
砲丸投21.10/18.50
円盤投66.00/63.50
ハンマー投77.50/72.50
やり投85.00/64.00
十種・七種8350/6420
20km競歩1.21.00/1.31.00
35km競歩2.33.00 (3.50.00)/2.54.00 (4.25.00)
※カッコは50km競歩
リレー種目
来年の世界リレートップ10+トップリスト6チーム
※男女混合マイルは世界リレートップ12+トップリスト4チーム

■ターゲットナンバー
100m 48
200m 56
400m・800m 48
1500m・3000mSC 45
5000m 42
10,000m 27
100mH・110mH・400mH 40
フィールド種目 32
混成種目 24
マラソン 100
競歩 60
リレー16

世界陸連サイト(外部ページ)

2022年ユージン世界選手権(米国/2022年7月15日~24日)と2021年ナイロビU20世界選手権(ケニア/2021年8月17日~22日)の選考方法が世界陸連(WA)の議会で承認され、公表された。 世界選手権では、19年ドーハ大会と同様、参加標準記録突破またはワールドランキング上位で出場資格を得る。競歩については男女20km競歩と、新たに35km競歩が実施され、50km競歩は行われない。各種目の記録有効期間は以下の通り。 マラソン、35km競歩:2020年11月30日~2022年5月29日 10000m、20km競歩、リレー、混成競技:2020年12月27日~2022年6月26日 その他の競技:2021年6月27日~2022年6月26日 各種目でのターゲットナンバーは、35km競歩を除き19年ドーハ世界選手権と変更はない。35km競歩は男女各60となっており、19年ドーハ大会での50km競歩のターゲットナンバー(男子50、女子30)よりも増加している。なお、来年の日本選手権(一般種目)は6月24日から27日を予定しているため、現行のまま進めば最終日の種目のみ対象となる。 U20世界選手権は当初は2020年に開催予定だったため、記録有効期間が更新された。新しい資格期間は2019年10月1日~2020年4月5日および2020年12月1日~2021年8月8日となっている。なお、年齢は区分は変更されず、来年12月31日まで19歳未満(16歳以上)となるため、本来2020年に出場資格を有していた選手の一部は出場できない。(※今年高卒1年目~早生まれ2年目までの世代) ■ユージン世界選手権参加標準記録(男子/女子) 100m10.05/11.15 200m20.24/22.80 400m44.90/51.35 800m1.45.20/1.59.50 1500m3.35.00/4.04.20 5000m13.13.50/15.10.00 10000m27.28.00/31.25.00 マラソン2.11.30/2.29.30 3000m障害8.22.00/3000m SC 9.30.00 110(100)mH13.32/12.84 400mH48.90/55.40 走高跳2.33/1.96 棒高跳5.80/4.70 走幅跳8.22/6.82 三段跳17.14 /14.32 砲丸投21.10/18.50 円盤投66.00/63.50 ハンマー投77.50/72.50 やり投85.00/64.00 十種・七種8350/6420 20km競歩1.21.00/1.31.00 35km競歩2.33.00 (3.50.00)/2.54.00 (4.25.00) ※カッコは50km競歩 リレー種目 来年の世界リレートップ10+トップリスト6チーム ※男女混合マイルは世界リレートップ12+トップリスト4チーム ■ターゲットナンバー 100m 48 200m 56 400m・800m 48 1500m・3000mSC 45 5000m 42 10,000m 27 100mH・110mH・400mH 40 フィールド種目 32 混成種目 24 マラソン 100 競歩 60 リレー16 世界陸連サイト(外部ページ)

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.07.27

女子走幅跳日本記録保持者・秦澄美鈴 目標は決勝進出「自己ベストを狙っていきたい」/パリ五輪

パリ五輪・陸上競技に向けて日本代表選手団が7月27日午前、出国前に羽田空港で会見を行い、意気込みを語った。 女子走幅跳に出場する秦澄美鈴(住友電工)は「緊張しています」と言いながらも「シーズン初めに比べて調子が上がってい […]

NEWS 混合競歩代表の川野将虎「自分らしい粘り強い歩きで上位を目指したい」/パリ五輪

2024.07.27

混合競歩代表の川野将虎「自分らしい粘り強い歩きで上位を目指したい」/パリ五輪

パリ五輪・陸上競技に向けて日本代表選手団が7月27日午前、出国前に羽田空港で会見を行い、意気込みを語った。 男女混合競歩リレー代表の川野将虎(旭化成)は前回の東京大会に続くオリンピック。「前回から3年間。一つの集大成」と […]

NEWS 北口榛花「新たな歴史を作れるよう」田中希実「それではみんなで、よーいどん!」日本代表コメント集/パリ五輪

2024.07.27

北口榛花「新たな歴史を作れるよう」田中希実「それではみんなで、よーいどん!」日本代表コメント集/パリ五輪

100年ぶりにフランス・パリを舞台に五輪が開幕した。陸上競技は8月1日から11日までの日程で行われる。開幕に合わせて日本オリンピック委員会(JOC)は日本代表の意気込みコメントを発表した。 2大会連続出場で女子主将を務め […]

NEWS 中大ルーキー・岡田開成が3000m7分55秒41! U20歴代4位の好タイム

2024.07.27

中大ルーキー・岡田開成が3000m7分55秒41! U20歴代4位の好タイム

7月26日、中大多摩キャンパス競技場で「Summer Night Run Festival in CHUO」が行われ、男子3000mで岡田開成(中大1)が7分55秒41とU20歴代4位のタイムをマークした。 同大会はこれ […]

NEWS 実業団 VS 大学生! 日本一を決める駅伝大会「EXPO EKIDEN 2025」の出場チーム要件決定

2024.07.26

実業団 VS 大学生! 日本一を決める駅伝大会「EXPO EKIDEN 2025」の出場チーム要件決定

7月26日、朝日放送グループホールディングスは大阪・関西万博開催を記念して実業団と大学生のトップチームがタスキをつなぐ駅伝「大阪・関西万博開催記念 ACN EXPO EKIDEN 2025」の大会概要を発表した。 この大 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年8月号 (7月12日発売)

2024年8月号 (7月12日発売)

W別冊付録
パリ五輪観戦ガイド&福岡インターハイ完全ガイド

page top