2025.11.29
◇日本陸連アスレティックス・アワード2025(11月29日/東京・国立競技場)
日本陸連の年間表彰式となるアスレティックス・アワードが、陸連100周年記念イベントとともに初めて国立競技場で行われた。
9月の東京世界選手権で女子20km競歩で銅メダルに輝き、年間MVPとなる「アスリート・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた藤井菜々子(エディオン)がセレモニー後にインタビューに応じ、「一番良い賞をいただくことができて、明確に『メダルを取ったんだ』という実感が湧いてきました」と喜びを語った。
表彰式では東京世界選手権で藤井自らがメダルをかけた“先輩”岡田久美子(富士通)がプレゼンターとして登壇。今回は岡田からトロフィーを受け取り「岡田さんが出てきた瞬間、感慨深いものがありました」と話す。
その岡田が引退を発表し、「岡田さんが今まで作り上げてきた女子競歩の歴史を受け継いで、これからは後輩たちに見せていかないといけないと思います」と自覚。表彰式に集まった競歩陣で、岡田に花束を贈る場面もあったという。
日本女子競歩初となるメダルを獲得。「一旦、到達できて、今後は立場が変わってくると思います。強豪選手たちにマークされるようになりたいですし、銅メダルから金メダルに向かっていく中で、しっかりと世界にもまれたいです」と意識の変化もある。
「初めてメダルを見る方がすごく喜んでいただいて、私自身何よりもうれしいです」。ただ、普段は飾っておらず「普段は棚にポンっと置いてるだけです」と明かし、報道陣を笑わせた。
今後は20kmからハーフマラソンの距離への対応に力を入れていく。「距離は延びる感覚はまだ分かりませんが、まずは日本選手権で歩けると思います。特に練習は変えずに、競技時間が増えるようなイメージでやっていきたいです」とプランを明かした。
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