2025.10.17
◇第19回U18・第56回U16大会(10月17~19日/三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場)1日目
U18・U16大会の1日目が行われ、U18男子砲丸投はインターハイ覇者の大垣尊良(World Rotation/高2北海道)が大会新記録の17m96で優勝を遂げた。
最終投てきで〝大垣〟らしさを見せた。回転投法から放たれた6kgの鉄球は18mライン付近に着地。自己ベストの18m08(高校歴代5位、高2歴代2位)には届かなかったが、自己3番目の投てきだった。
実は足を骨折した後で迎えた今大会。「今はほぼ完治した」状態で臨んだという。
故障中は「全然投げられない状況が続いた」ため、最初の3投は15m93、16m76、16m69。「噛み合わなくて、バラバラ」だったというが、4投目に17mを超える17m21、続いて17m00をマークすると、最後は一気に記録を伸ばした。
「残りの3本、特に6投目で全盛期とは言わないですけど。前までの感覚取り戻したって感じです」
今季は5月下旬に18m08を投げてから、インターハイは18m02。春先で記録が出たため、今季はもっと記録を伸ばしてあわよくば高校記録(19m28)付近まで狙っていた。
だが、故障などもあり、なかなか目標通りにはいかなかった。「今年はケガで始まり、ケガで終わる感じでした」と振り返る。
それだけに3年生となる来年は大きく飛躍を誓う。「来年に向けて鍛えたいのは筋力」。ウエイトトレーニングで身体を作り、「ベンチプレスは160kgぐらいは行きたい、クリーンが150kg。スクワットが220kgぐらい目指したい」と意気込む。
「そうすれば20mを超える記録も狙えるのでは」と高校生初の大台突破を誓った。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.12
月刊陸上競技2025年12月号
-
2025.11.12
-
2025.11.10
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.12
月刊陸上競技2025年12月号
Contents EKIDEN REVIEW 全日本大学駅伝 駒大 最多V17! 王者の帰還。 追跡 藤田敦史監督が語る「勝つべくして勝った試合」 中大、青学大がトップスリー 学生駅伝Close-up 國學院大 出雲V2 […]
2025.11.12
日本陸連アスレティックスアワード 新人賞に古賀ジェレミー、清水空跳、坂ちはる、小林香菜の4人が選出
日本陸連は年間表彰式となるアスレティックス・アワード2025の受賞者一覧を発表した。 「2025年の活躍が顕著であり、将来が期待される競技者」に与えられる新人賞には日本陸連、東京運動記者クラブからそれぞれ男女1名ずつ、計 […]
2025.11.12
日本陸連アワード優秀選手賞に勝木隼人、藤井菜々子、村竹ラシッド、山西利和がノミネート!11/29にMVP発表
日本陸連は年間表彰式となるアスレティックス・アワード2025の受賞者一覧を発表した。 「2025年において優秀な成績を収めた競技者」を表彰する優秀選手賞にノミネートしたのは、男子35km競歩の勝木隼人(自衛隊体育学校)、 […]
2025.11.12
ホノルルマラソンに堀尾謙介、神野大地がエントリー ソウル五輪代表・浅井えり子さんも出場
11月12日、ホノルルマラソンの事務局は、12月14に日に開催される「JALホノルルマラソン2025」に堀尾謙介と神野大地(ともにM&Aベストパートナーズ)がエントリーしたことを発表した。 堀尾は22年の東京で […]
2025.11.12
現代の駅伝ランナーのためにデザインされたナイキの「EKIDEN PACK」コレクションが登場!
ナイキは11月12日、2025-2026年の駅伝シーズンに向け、⽇本のランナーからインスピレーションを受けてデザインされた「EKIDEN PACK」コレクションを発売することを発表した。 駅伝シーズンを象徴する存在として […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025