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初の決勝となった日本の男女混合4×400mR 8位入賞で歴史を作り、女子短距離に大きな足跡/東京世界陸上
初の決勝となった日本の男女混合4×400mR 8位入賞で歴史を作り、女子短距離に大きな足跡/東京世界陸上

東京世界陸上男女混合4×400mRで8位入賞を果たした日本チーム

【動画】日本が初の決勝!男女混合4×400mR決勝のレース!

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)1日目 東京世界陸上1日目のイブニングセッションが行われ、男女混合4×400mR決勝で、日本は3分17秒53で8位。それでもこの種目初入賞を遂げた。 日本のオーダーは3分12秒08を出した予選から1走と3走を入れ替え、1走から順に吉津拓歩(ミキハウス)、井戸アビゲイル風果(東邦銀行)、今泉堅貴(内田洋行AC)、松本奈菜子(東邦銀行)で臨んだ。 レースとしては終始、最後方を走る展開。結果的には最下位となったが、2019年のドーハ大会から導入されたこの種目で、4大会目にして初入賞を遂げた。 なお、男女混合とはいえ、日本女子選手が世界陸上リレー決勝を走ったのは、20回を数える大会で今回が初めて。五輪と合わせても、1932年ロサンゼルス五輪女子4×100mリレーで5位(6チームのエントリー)に入った以来となる。 予選では1走の今泉が45秒68、2走・井戸が51秒19、3走の吉津は44秒02、アンカーの松本が51秒19と、いずれも好ラップを刻んで、従来の日本記録を3秒63も更新。別組の上位入線したケニアの失格で決勝の出場切符を得た。 男子は4×100mや4×400mで入賞を重ねてきたが、女子がファイナルの舞台に立ち、女子短距離の歴史に大きな足跡を残した。

【動画】日本が初の決勝!男女混合4×400mR決勝のレース!

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