HOME 国内、世界陸上、日本代表
渕瀬真寿美は7度目の世界陸上は35km競歩で21位 アクシデントも乗り越えてフィニッシュ/東京世界陸上
渕瀬真寿美は7度目の世界陸上は35km競歩で21位 アクシデントも乗り越えてフィニッシュ/東京世界陸上

東京世界陸上35km競歩に出場した渕瀬真寿美

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)1日目

東京世界陸上1日目のモーニングセッションが行われ、女子35km競歩に出場した渕瀬真寿美(建装工業)は、3時間3分29秒で21位だった。

日本チーム最年長の39歳。自身7回目となる世界陸上は、序盤から先頭集団には入らず、自分のペースでレースを進めた。

広告の下にコンテンツが続きます

10kmを49分47秒の23位で通過し、20km通過は1時間40分16秒で22位。多くの時間を1人で歩くことを強いられ、まさに孤独な闘いだった。25~26kmで一時17位まで順位を上げたが、高温多湿のコンディションが影響したか、30km手前で
沿道の柵にもたれかかるアクシデント。それまで後方にいた矢来舞香(千葉興業銀行)にもかわされた。

ラスト5kmは我慢を強いられながらも、国立競技場では両手を広げてなんとかフィニッシュ。過酷なレースだったことを物語るように、渕瀬はレース後、取材エリアのミックスゾーンを通らず、医務室に直行することになった。

文/小野哲史

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)1日目 東京世界陸上1日目のモーニングセッションが行われ、女子35km競歩に出場した渕瀬真寿美(建装工業)は、3時間3分29秒で21位だった。 日本チーム最年長の39歳。自身7回目となる世界陸上は、序盤から先頭集団には入らず、自分のペースでレースを進めた。 10kmを49分47秒の23位で通過し、20km通過は1時間40分16秒で22位。多くの時間を1人で歩くことを強いられ、まさに孤独な闘いだった。25~26kmで一時17位まで順位を上げたが、高温多湿のコンディションが影響したか、30km手前で 沿道の柵にもたれかかるアクシデント。それまで後方にいた矢来舞香(千葉興業銀行)にもかわされた。 ラスト5kmは我慢を強いられながらも、国立競技場では両手を広げてなんとかフィニッシュ。過酷なレースだったことを物語るように、渕瀬はレース後、取材エリアのミックスゾーンを通らず、医務室に直行することになった。 文/小野哲史

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.13

編集部コラム「あっという間の2025年」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

NEWS 早大のルーキー・鈴木琉胤「少しずつトラックの頃に戻ってきた」 往路希望で「区間賞を狙う走りを」

2025.12.13

早大のルーキー・鈴木琉胤「少しずつトラックの頃に戻ってきた」 往路希望で「区間賞を狙う走りを」

箱根駅伝で15年ぶりの総合優勝を狙う早大が12月13日、埼玉・所沢キャンパスで合同取材会を開いた。 出雲駅伝、全日本大学駅伝で出走したルーキー・鈴木琉胤は「ハーフは走ったことがなくて、箱根でいきなりという不安はあります。 […]

NEWS 箱根駅伝15年ぶりV狙う早大が合同取材会 花田勝彦駅伝監督「状態上がっている」 山口智規「大手町を楽しみにしてほしい」

2025.12.13

箱根駅伝15年ぶりV狙う早大が合同取材会 花田勝彦駅伝監督「状態上がっている」 山口智規「大手町を楽しみにしてほしい」

箱根駅伝で15年ぶりの総合優勝を狙う早大が12月13日、埼玉・所沢キャンパスで合同取材会を開いた。 この日は撮影と共通取材、個別取材を実施。共通取材で花田勝彦駅伝監督は「今年もかなり良いかたちで準備ができたと思っています […]

NEWS 連覇か、V奪回か?「ニューイヤー駅伝2026」に挑む強豪3チームの意気込み/旭化成・トヨタ自動車・富士通
PR

2025.12.13

連覇か、V奪回か?「ニューイヤー駅伝2026」に挑む強豪3チームの意気込み/旭化成・トヨタ自動車・富士通

2026年の幕開けを飾る全日本実業団対抗駅伝(通称・ニューイヤー駅伝)は、第70回の記念大会として1月1日、前橋市にある群馬県庁前をスタートし、上州路をぐるりと回って県庁に戻る7区間・総距離100kmのコースで行われる。 […]

NEWS ロス瑚花アディアが60m7秒48のユタ州立大新記録 東京・城西高出身で今秋から留学中

2025.12.13

ロス瑚花アディアが60m7秒48のユタ州立大新記録 東京・城西高出身で今秋から留学中

12月10日に米国・ユタ州でブリガム・ヤング大で行われた同大学招待競技会室内女子60mで、ロス瑚花アディア(ユタ州立大)が7秒48で4位に入った。従来のユタ州立大記録38年ぶりの更新となる。 ロスは東京・駒沢中から城西高 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top