9月11日、世界陸連(WA)の独立監視部門であるアスレティックス・インテグリティー・ユニット(AIU)は、女子1500mのディリベ・ウェルテジ(エチオピア)に暫定資格停止処分を科したと発表した。
ウェルテジをめぐっては、ドーピング検査の検体採取の拒否が疑われていたが、8月にエチオピアのアンチドーピング機構は「違反はない」との判断を下していた。これに対し、AIUは結論に異議を唱え、9月8日にスポーツ仲裁裁判所(CAS)へ上訴。AIUは同時に、裁定が出るまでの間は資格を一時停止する措置を決定した。
ウェルテジは前回のブダペスト世界選手権で銀メダルを獲得。パリ五輪では4位となり、今年7月には3分51秒44の世界歴代8位のタイムを叩き出し、東京世界選手権でもメダル候補に挙げられていた。
東京世界選手権の女子1500mは13日の午後に予選が行われるが、CASの担当者はそれまでに、出場可能かどうかの決定を下す見込みであると発表されている。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.12
箱根駅伝初V狙う國學院大が壮行会 前田康弘監督「非常に愛のある、信頼感のあるチーム」
2025.12.12
お詫びと訂正(月刊陸上競技2026年1月号)
-
2025.12.12
-
2025.12.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.12
箱根駅伝初V狙う國學院大が壮行会 前田康弘監督「非常に愛のある、信頼感のあるチーム」
第102回箱根駅伝で初優勝を狙う國學院大が12月12日、都内の渋谷キャンパスで壮行会と記者会見を開いた。 壮行会は寒風が吹く中での実施となったが、多くの学生や大学関係者が出席。前田康弘監督は「今年のチームは学年も関係なく […]
2025.12.12
お詫びと訂正(月刊陸上競技2026年1月号)
月刊陸上競技2025年1月号の内容に一部誤りがございました。 別冊付録「全国高校駅伝総展望」 P66東京代表 順天 チーム名が「順大」と表記されていましたが、正しくは「順天」になります。 また、都大路学校最高記録、学校最 […]
2025.12.12
月刊陸上競技2026年1月号
Contents W別冊付録 箱根駅伝観戦ガイド & 全国高校駅伝総展望 新春特別企画 桐生祥秀(日本生命)×清水空跳(星稜高2石川) 「継承」新旧・100m高校記録保持者 大会報道 八王子ロングディスタンス 鈴木芽吹 […]
2025.12.12
ボストンマラソンに世界歴代8位のコリル、女子はパリ五輪4位のロケディがエントリー
ボストンマラソンの主催者は12月11日、来年4月20日に米国で開催される同大会への出場選手6名(車椅子レースを含む)を発表した。 男子のJ.コリル(ケニア)、女子のS.ロケディ(ケニア)と、前回大会優勝者が出場予定。コリ […]
2025.12.12
グランドスラム・トラックが財政難で破産申請へ 創設者マイケル・ジョンソン氏「使命と未来はあきらめない」
今年新設されたリーグ大会、グランドスラム・トラックが破産申請を行ったことが現地メディアで報じられている。 グランドスラム・トラックはマイケル・ジョンソン氏を創設者・コミッショナーとして新設されてたリーグ戦。4大会を実施予 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025