9月10日、日本陸連は10月に開催される滋賀国スポのスタートリストを発表し、東京世界選手権代表のうち39人がエントリーした。
成年男子では300mに鵜澤飛羽(宮城・JAL)と中島佑気ジョセフ(東京・富士通)、佐藤拳太郎(埼玉・富士通)、今泉堅貴(福岡・内田洋行AC)、吉津拓歩(愛知・ミキハウス)、林申雅(大阪・筑波大)と代表が6人も登録。好レースが期待される。
100mには守祐陽(千葉・大東大)をはじめ、小池祐貴(北海道・住友電工)、山縣亮太(広島・セイコー)、水久保漱至(宮城県スポ協・宮城)、大上直起(青森・青森県庁)らが出場予定。400mハードルは井之上駿太(京都・富士通)、小川大輝(愛知・東洋大)、豊田兼(東京・トヨタ自動車)、走高跳は瀬古優斗(滋賀・FAAS)、真野友博(広島・九電工)、赤松諒一(岐阜・SEIBU PRINCE)と世界選手権代表3人が全員エントリーしている。
また、開催地の滋賀からは瀬古だけでなく、4×100mリレーの桐生祥秀(日本生命)、800mの落合晃(駒大)、円盤投の湯上剛輝(トヨタ自動車)と4人が郷土の代表として登録された。
成年女子も100mハードルの中島ひとみ(兵庫・長谷川体育施設)、福部真子(広島・日本建設工業)、田中佑美(大阪・富士通)の代表トリオがそろい踏み。三段跳の髙島真織子(福岡・九電工)、森本麻里子(大阪・オリコ)、やり投の上田百寧(福岡・ゼンリン)、武本紗栄(兵庫・オリコ)などが出場を予定する。福島からは井戸アビゲイル風果、松本奈菜子の東邦銀行勢も県の代表としてエントリーした。
少年の部では女子A800mに日本記録保持者の久保凛(大阪・東大阪大敬愛高)、男子A100mには広島インターハイで10秒00をマークした清水空跳(石川・星稜高)の世界選手権代表コンビが出場する。
ほかにもインターハイや全中で活躍した選手が多くエントリーし、女子共通100mハードルには石原南菜(栃木・白鴎大足利高)と井上凪沙(兵庫・滝川二高)が対決。U20規格で行われる男子110mハードルには古賀ジェレミー(東京・東京高)が登録した。中学生では男子棒高跳で中学記録を樹立している大森蒼以(埼玉・片柳中)が少年共通にエントリーし、インターハイ優勝の井上直哉(徳島・阿南光高)らに挑戦する。
大会は10月3日から7日まで、彦根市の平和堂HATOスタジアムで開催される。
滋賀国スポにエントリーした東京世界選手権代表
桐生祥秀(滋賀・日本生命) 守祐陽(千葉・大東大) 鵜澤飛羽(宮城・JAL) 飯塚翔太(静岡・ミズノ) 水久保漱至(宮城・宮崎県スポ協) 中島佑気ジョセフ(東京・富士通) 落合晃(滋賀・駒大) 野本周成(愛媛・愛媛競技力本部) 井之上駿太(京都・富士通) 小川大輝(愛知・東洋大) 豊田兼(東京・トヨタ自動車) 瀬古優斗(滋賀・FAAS) 真野友博(広島・九電工) 赤松諒一(岐阜・SEIBU PRINCE) 津波響樹(沖縄・大塚製薬) 伊藤陸(三重・スズキ) 湯上剛輝(滋賀・トヨタ自動車) 﨑山雄太(愛媛・愛媛競技力本部) 長沼元(岩手・スズキ) 大上直起(青森・青森県庁) 小池祐貴(北海道・住友電工) 清水空跳(石川・星稜高) 今泉堅貴(福岡・内田洋行AC) 吉津拓歩(愛知・ミキハウス) 佐藤拳太郎(埼玉・富士通) 林申雅(大阪・筑波大) 井戸アビゲイル風果(福島・東邦銀行) 松本奈菜子(福島・東邦銀行) 久保凛(大阪・東大阪大敬愛高) 中島ひとみ(兵庫・長谷川体育施設) 福部真子(広島・日本建設工業) 田中佑美(大阪・富士通) 髙島真織子(福岡・九電工) 森本麻里子(兵庫・オリコ) 郡菜々佳(新潟・サトウ食品新潟アルビレックスRC) 上田百寧(福岡・ゼンリン) 武本紗栄(兵庫・オリコ) 柳井綾音(福岡・立命大) 青木アリエ(静岡・日体大)RECOMMENDED おすすめの記事
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