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2025.07.04

棒高跳・小林美月が4m31の学生新!!骨折乗り越え父子V「まだ実感がない」/日本選手権
棒高跳・小林美月が4m31の学生新!!骨折乗り越え父子V「まだ実感がない」/日本選手権

25年日本選手権女子棒高跳で優勝した小林美月

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 1日目

東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、女子棒高跳は小林美月(日体大)が自己記録を16cmも大幅更新する日本学生新の4m31で初優勝を飾った。

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3m70から10cm刻みで4m00まで1回で成功した小林。続く4m10は「緊張してしまった」と3回目での成功となる。4m20は2回目でクリア。ここまでは大坂谷明里(愛媛県競技力本部)と記録面では並んでいた。

優勝争いの駆け引きとなるなか、4m25を1回で成功させた小林。これまでは「気持ちが緩んでしまうことがあった」が、しっかり気を引き締めた。大坂谷が4m25を1回失敗のあとにパス。続く4m30を2人とも2回失敗して小林の優勝が決まった。日本一を決めた小林が掛けたバーの高さは4m31。これを1回で見事にクリアして喜びが爆発した。

「4m30を目標にしていましたが、まだ実感が湧きません」とはにかむ。父・史明さんは元日本記録保持者であり、現在も指導を受けるコーチでもある。「初めて試合が終わってからハグをしてもらえてうれしかったです」と言うと、父を思う娘の表情になった。

明星学園高3年時にインターハイに優勝。U20日本選手権も2連覇している。昨年の日本インカレは学生歴代5位タイ(当時)の4m15で優勝していた。

だが、今季は3月の競技会で肋骨を骨折。4月の日本学生個人選手権の1週間前にポールを持ち始めた。そこで2位に入ってから、ようやく全体練習に復帰したという。体重や体脂肪も落ちたが、「ウエイトトレーニングでも、出されたメニューから少しプラスで補強をして、ちょっと筋力が戻ってきた」。日曜日の最終跳躍でも良い感覚をつかみ、この日も、4m25から「14フィート、130ポンド、フレックスが25.5のマックスポールを使えた」と好記録の要因を語る。

「学生のうちに日本記録(4m48)を更新したい。次は世界で戦えるようになりたいです」。高校、大学、そして、シニアでも日本一に輝いた小林。次は堂々と世界を目指していく。

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 1日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、女子棒高跳は小林美月(日体大)が自己記録を16cmも大幅更新する日本学生新の4m31で初優勝を飾った。 3m70から10cm刻みで4m00まで1回で成功した小林。続く4m10は「緊張してしまった」と3回目での成功となる。4m20は2回目でクリア。ここまでは大坂谷明里(愛媛県競技力本部)と記録面では並んでいた。 優勝争いの駆け引きとなるなか、4m25を1回で成功させた小林。これまでは「気持ちが緩んでしまうことがあった」が、しっかり気を引き締めた。大坂谷が4m25を1回失敗のあとにパス。続く4m30を2人とも2回失敗して小林の優勝が決まった。日本一を決めた小林が掛けたバーの高さは4m31。これを1回で見事にクリアして喜びが爆発した。 「4m30を目標にしていましたが、まだ実感が湧きません」とはにかむ。父・史明さんは元日本記録保持者であり、現在も指導を受けるコーチでもある。「初めて試合が終わってからハグをしてもらえてうれしかったです」と言うと、父を思う娘の表情になった。 明星学園高3年時にインターハイに優勝。U20日本選手権も2連覇している。昨年の日本インカレは学生歴代5位タイ(当時)の4m15で優勝していた。 だが、今季は3月の競技会で肋骨を骨折。4月の日本学生個人選手権の1週間前にポールを持ち始めた。そこで2位に入ってから、ようやく全体練習に復帰したという。体重や体脂肪も落ちたが、「ウエイトトレーニングでも、出されたメニューから少しプラスで補強をして、ちょっと筋力が戻ってきた」。日曜日の最終跳躍でも良い感覚をつかみ、この日も、4m25から「14フィート、130ポンド、フレックスが25.5のマックスポールを使えた」と好記録の要因を語る。 「学生のうちに日本記録(4m48)を更新したい。次は世界で戦えるようになりたいです」。高校、大学、そして、シニアでも日本一に輝いた小林。次は堂々と世界を目指していく。

女子棒高跳 学生歴代10傑をチェック!

4.31 小林美月(日体大3) 2025. 7. 4 4.30i 諸田実咲(中大4) 2020. 8.23 4.23 仲田愛(鹿屋体大4) 2010. 9.18 4.22 我孫子智美(同大4) 2009. 9. 4 4.20 台信愛(日体大4) 2023. 6.24 4.15 田中伶奈(香川大1) 2019. 5. 1 4.15 大坂谷明里(園田学園女大4) 2024. 7. 7 4.15 村田蒼空(筑波大3) 2025. 4.19 4.11 古林愛理(園田学園女大2) 2022.10. 8 4.10 青島綾子(日体大4) 2012. 7.15 4.10 竜田夏苗(武庫川女大3) 2013. 4.14 4.10i 那須眞由(園田学園女大4+) 2019. 2.10

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