2025.05.23
5月22日、アスリート・インテグリティー・ユニット(AIU、世界陸連の独立不正監査機関)は女子長距離のS.チェランガト(ケニア)に対し、禁止物質(EPO)使用のため暫定資格停止処分を科すことを発表した。チェランガトは15年U18世界選手権3000mの銅メダリスト。東京五輪では10000mに出場して16位だった。
AIUはそのほか今週中に複数の係争についての審理状況などを公表。女子3000m障害オレゴン世界選手権金メダルのN.ジェルト(カザフスタン)については、AIUがスポーツ仲裁裁判所(CAS)に対して行った上訴が棄却されている。ジェルトは2023年4月にABP(生体パスポート)に関連する違反があったとして暫定資格停止処分を受けたが、11月に懲戒審判委員会が違反を行っていないものと判断して処分が解除されている。
2024年2月7日から4年間の資格停止処分を受けているブダぺスト世界選手権5000mで銀メダルのM.カティル(スペイン)は不正行為(改ざん)を行ったとする懲戒審判委員会に対し上訴し、AIUから交差上訴が行われた。また、4年間の資格停止処分を受けている男子20km競歩で東京五輪銀メダリストの池田向希(旭化成)も上訴し、CASに受理されたことが明らかになった。
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