世界陸連(WA)は4月29日、2026年に新設する「世界陸上アルティメット選手権」の大会500日前を受け、昨年のパリ五輪の金メダリストに出場資格を与えることを発表した。女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花(JAL)も含まれる。
同大会は「陸上競技をより魅力的なものとするために、新たなかたちでの競技会の実施を目指す」としてWAが設立。4年に一度、五輪・世界選手権の未開催年に実施される見込みで、第1回大会は23年世界選手権の開催地でもあるハンガリー・ブダペスト。賞金総額1000万ドル(約15億4000万円)とし、優勝者には15万ドル(約2300万円)が贈られる。
実施種目は男女28種目。トラックでは男女100mから5000m、男子110mハードル・女子100mハードル、男女400mハードルを実施し、フィールドでは走高跳、棒高跳、走幅跳、やり投は男女それぞれを行い、三段跳は女子、ハンマー投は男子のみの実施となる。4×100mと4×400mと2種目が行われるリレー種目は、いずれも男女混合で行うことを発表。混合4×400mリレーは五輪、世界選手権で開催されているが、混合4×100mリレーは国際大会で初めて実施される。
今年の東京世界選手権の優勝者、ダイヤモンドリーグ・ファイナル優勝者も出場資格を得る見込み。
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