第14回高橋尚子杯ぎふ清流ハーフマラソンが4月27日、岐阜市の岐阜メモリアルセンター長良川競技場を発着とする21.0975kmで行われた。男子は特別招待選手のダウィット・ウォルデ(エチオピア)が1時間0分06秒で、女子は岡山・倉敷高出身のジャネット・ニーヴァ(パナソニック/ケニア)が1時間7分37秒でそれぞれ優勝した。
女子の日本人トップは9月の東京世界選手権マラソン代表の小林香菜(大塚製薬)。自己ベストの1時間9分09秒で4位に入った。
小林は1月の大阪国際女子マラソン(2時間21分19秒で2位)のハーフを1時間10分14秒で通過しているが、ハーフのみのレースでは昨年6月末の1時間14分00秒が最高。「思いのほか、大きくタイムを更新できました。ハーフで良い走りができたのは初めて。前半のまち並み、後半は川沿いを走るコースでとても楽しかったです」。
秋の世界選手権に向けては「まだまだ未熟なので、地道に自分らしくトレーニングして、思い切ったレースをしたい」と意気込んだ。
男子の日本勢トップは1時間2分21秒で6位に入った市山翼(サンベルクス)。「中盤より手前から1人で走ることになり、リラックスを意識しました。後半はしんどい走りだったけど、粘ることができました」と話した。
ぎふ清流ハーフの上位成績をチェック!
●男子 1位 ダウィット・ウォルデ(エチオピア) 1時間0分06秒 2位 シトニック・キプロノ(黒崎播磨/ケニア) 1時間0分13秒 3位 イェゴン・ヴインセント(Honda/ケニア) 1時間1分17秒 4位 リチャード・キムニャン(ロジスティード/ケニア) 1時間1分57秒 5位 ビダン・カロキ(トヨタ自動車/ケニア) 1時間2分12秒 6位 市山翼(サンベルクス) 1時間2分21秒 7位 野中優志(トヨタ自動車) 1時間2分40秒 8位 イェネブロ・ビヤゼン(ひらまつ病院/エチオピア)1時間2分44秒 9位 ベナード・キマニ(コモディイイダ/ケニア) 1時間2分45秒 10位 細谷恭平(黒崎播磨) 1時間2分45秒 [adinserter block="4"] ●女子 1位 ジャネット・ニーヴァ(パナソニック/ケニア) 1時間7分37秒 2位 ゴティトム・ゲブレシラシエ(エチオピア) 1時間8分29秒 3位 ユニスチェビチー・チュンバ(バーレーン) 1時間9分07秒 4位 小林香菜(大塚製薬) 1時間9分09秒 5位 吉川侑美(愛知陸協) 1時間10分51秒 6位 黒田澪(京セラ) 1時間11分26秒 7位 八木美羽(岩谷産業) 1時間11分40秒 8位 松田瑞生(ダイハツ) 1時間11分46秒 9位 荒井優奈(積水化学) 1時間12分47秒 10位 安井絵理奈(岩谷産業) 1時間13分20秒RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.12.12
-
2025.12.12
-
2025.12.12
-
2025.12.12
-
2025.12.12
-
2025.12.07
-
2025.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.12
國學院大がライフネット生命とスポンサーシップ契約「箱根路で最高の景色を見せられるよう邁進」
ライフネット生命保険株式会社は12月12日、昨年から結んでいる國學院大陸上競技部とのスポンサーシップ契約を延長したと発表した。 2008年に開業したライフネット生命は、オンライン生保のリーディングカンパニーとして知られる […]
2025.12.12
全中3000mV出田隆之助擁する中京、前回8位の大淀、戦力充実の稲美北、常盤松などが有力 14日に中学駅伝日本一決定戦/全中駅伝男子展望
第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]
2025.12.12
京山が3連覇に向けて前進 東北勢初のトップ3目指す黒石野、初出場の男山三、鶴ヶ島藤が上位候補/全中駅伝女子展望
第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]
2025.12.12
豪州で18歳・ビークロフトが10000m競歩38分02秒68のU20世界新
12月11日、豪州シドニーで、ニューサウスウェールズ州10000m競歩選手権が行われ、I.ビークロフト(豪州)が38分02秒68のU20世界新記録をマークした。 ビークロフトは2007年生まれの18歳。競歩選手だった父の […]
2025.12.12
箱根駅伝初Vへ國學院大・前田康弘監督「ジョーカーにどう立ち向かっていくか」 主将・上原琉翔「先頭でタスキを」
第102回箱根駅伝で初優勝を狙う國學院大が12月12日、都内の渋谷キャンパスで壮行会と記者会見を開いた。 例年の合同による囲み取材形式から急遽、記者会見方式への変更。前田康弘監督は「今年は今のところ16人全員が元気で良い […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025