2025.02.21
2021年東京五輪男子4×100mリレーで金メダルを獲得したイタリアチームの一員フィリッポ・トルトゥの兄・ジャコモ・トルトゥが、東京五輪男子100m金メダリストのM.ジェイコブス(イタリア)に対するサイバースパイ容疑で司法当局から捜査を受けていることが報じられている。
報道によるとイタリアの退役警官率いる犯罪組織が、ジェイコブスがドーピングに関与した証拠を得ようとし、コーチらとの個人的なやり取りや血液検査の結果などへの不正アクセスを試みていた。その中で私立調査会社へジェイコブスの機密情報を要求していたのがジャコモ・トルトゥとされている。一連の出来事は2020年末から2021年9月にかけて起こっていた。
ジェイコブスがドーピングを行ったという事実はなく、今季も現役を続行することを表明している。また、フィリッポ・トルトゥは自身の関与を否定しており、報道で初めて知ったと主張。ジェイコブスもフィリッポ・トルトゥの潔白を支持している。ジャコモ・トルトゥは15年U23欧州選手権200m8位などの競技歴がある。
この犯罪組織は成功したアスリートの信用を失墜させるため情報を盗み出し、ブラックマーケットで売買していたとみられている。スポーツだけでなく、政治や著名人などもそのターゲットとなっている。
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