2025.01.31
1月31日、日本陸連は8月までに開催される日本グランプリシリーズ(以下、日本GPシリーズ)の種目配置を発表した。
日本GPシリーズは18年にスタートしたトラック&フィールドの大会の総称。国内最高峰の競技会としてシリーズを通して競うことにより、世界で活躍できるアスリートの強化・育成を図ることを目的に、国内各地で開催されてきた。
2025年は14大会が対象。9月に行われる東京世界選手権を目指した戦いが全国で展開される。また、4月の織田記念、5月の静岡国際と木南記念は世界陸連(WA)のコンチネンタルツアー・ブロンズ大会として実施されることも明らかとなった。
実施種目は昨年からいくつか変更となっており、静岡国際で男子100mが新たに配置。兵庫リレーカーニバルでは女子800m、1500mの中距離2種目が行われる。ゴールデンゲームズinのべおかは今年も5000mのみを実施。フィールドでは男子走高跳が静岡国際、水戸招待など5大会で開催され、女子やり投は織田記念、水戸招待の2試合が指定されている。
一方で、4月12日の金栗記念と併催で日本選手権10000mが開催されることから、兵庫リレーカーニバルの名物種目として定着していた男女の10000mがグランプリ種目から外れている。
2025年日本GPシリーズ実施種目
●第1戦 金栗記念選抜中長距離 (4月12日/熊本総合) 男子:800m、1500m、5000m、10000m(日本選手権)、3000mSC 女子:800m、1500m、5000m、10000m(日本選手権)、3000mSC ●第2戦 出雲陸上 (4月12日~13日/島根・出雲) 男子:100m、200m、300m 女子:100m、300m ●第3戦 兵庫リレーカーニバル (4月20日/兵庫・神戸総合) 男子:800m、3000mSC、走高跳、走幅跳、砲丸投、円盤投、やり投 女子:800m、1500m、棒高跳、走幅跳、円盤投 ●第4戦 織田記念 (4月29日/広島広域) 男子:100m、1500m、5000m、110mH、3000mSC、三段跳、やり投 女子:100m、800m、1500m、5000m、100mH、三段跳、やり投 [adinserter block="4"] ●第5戦 静岡国際 (5月3日/静岡・小笠山総合) 男子:100m、200m、400m、800m、400mH、走高跳、砲丸投、ハンマー投 女子:200m、400m、800m、400mH、3000mSC、走高跳、砲丸投、ハンマー投 ●第6戦 ゴールデンゲームズinのべおか (5月4日/宮崎・延岡) 男子:5000m 女子:5000m ●第7戦 水戸招待陸上 (5月5日/茨城・水戸) 男子:100m、400m、走高跳、棒高跳、走幅跳 女子:100m、400m、棒高跳、走幅跳、やり投 ●第8戦 木南記念 (5月11日/大阪・長居) 男子:100m、400m、110mH、400mH、棒高跳、走幅跳、円盤投 女子:100m、400m、800m、100mH、400mH、棒高跳、走幅跳、円盤投 [adinserter block="4"] ●第9戦 布勢スプリント (6月1日/鳥取・布勢総合) 男子:100m、110mH 女子:100m、100mH ●第10戦 田島記念 (6月8日/山口・維新公園) 男子:200m、800m、400mH、走幅跳、三段跳、砲丸投、ハンマー投、やり投 女子:200m、800m、400mH、三段跳、砲丸投、ハンマー投 ●第11戦 On Track Nights:MDC (7月12日/東京・世田谷) 男子:800m、1500m 女子:800m、1500m ●第12戦 富士北麓ワールドトライアル (8月3日/山梨・富士北麓) 男子:100m、200m、400m、110mH、400mH、走高跳、走幅跳、三段跳 女子:100m、200m、400m、100mH、400mH、走高跳、走幅跳、三段跳、やり投(調整中) [adinserter block="4"] ●第13戦 オールスターナイト陸上 (8月9日/神奈川・平塚) 男子:100m、400m、800m、110mH、400mH、棒高跳、走幅跳、円盤投、やり投 女子:100m、400m、800m、100mH、400mH、走高跳、三段跳、砲丸投、円盤投(調整中)、ハンマー投 ●第14戦 Athlete Night Games in FUKUI (8月15日~16日/福井) 男子:100m、200m、110mH、走高跳、走幅跳、砲丸投、やり投 女子:100m、200m(調整中)、800m、100mH、ハンマー投RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.10.22
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/チーム総合(2025年10月18日)
-
2025.10.18
-
2025.10.19
-
2025.10.18
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/チーム総合(2025年10月18日)
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.24
競歩新距離で日本初開催!世界陸上メダリスト・勝木隼人、入賞の吉川絢斗も登録 アジア大会選考がスタート/高畠競歩
来年の名古屋アジア大会の代表選考会を兼ねた第62回全日本競歩高畠大会が10月26日に山形県高畠町で開かれる。 競歩はこれまで20㎞、35㎞(以前は50㎞)という2種目で行われてきたが、世界陸連(WA)はハーフマラソン(2 […]
2025.10.24
女子短距離の久保山晴菜が現役引退「もう一度やり直してもこの道を選ぶ」アジア選手権やDLにも出場
今村病院はアスリート職員の女子短距離・久保山晴菜が今季限りで現役引退すると発表した。 久保山は佐賀県出身の29歳。小学校から陸上を始め、田代中時代に4×100mリレーで全中準決勝に進出。佐賀北高に進学して200m、400 […]
2025.10.24
後藤大樹が46秒80!!!初400mで高1最高を14年ぶりに更新 インターハイでは高1初400mH王者
京都府私学総体が10月24日に西京極で行われ、男子400mで後藤大樹(洛南1)が46秒80を叩き出した。自身初の400m個人レースで出したこの記録は、山木伝説(九里学園)が2011年に樹立した高1最高(47秒31)を14 […]
2025.10.24
女子マラソン世界記録保持者チェプンゲティチに3年間の資格停止処分が確定 スマホアプリから禁止薬物の写真も見つかる
世界陸連の独立不正監査機関「アスリート・インテグリティー・ユニット」(AIU)は10月23日、女子マラソン世界記録(2時間9分56秒)保持者のR.チェプンゲティチ(ケニア)に対し、禁止物質の使用により3年間の資格停止処分 […]
Latest Issue
最新号
2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望