2025.01.24
◇第44回大阪国際女子マラソン(2025年1月26日/大阪・ヤンマースタジアム長居発着)
ジャパンマラソングランドチャンピオンシップ(JMC)シリーズG1の大阪国際女子マラソンを2日後に控え、有力選手が前々日会見に登壇した。
大会3度の優勝を誇る松田瑞生(ダイハツ)が、「笑顔でゴールすること」を目標に掲げ、地元・浪速路に帰ってくる。
「集大成」と位置付けた前回大会で、日本記録(2時間18分59秒)で日本人トップ(2位)だった前田穂南(天満屋)に次ぐ3位。初の五輪代表入りを逃し、「これが最後の五輪へのチャレンジ」と語っていた。
だが、走ることの「楽しさ」を見出し、競技継続を決断。昨年9月のベルリンでは2年ぶり自己新となる2時間20分42秒をマークし、再び世界に挑戦する決意も固まった。
ベルリンに向けて「距離を踏んだことで、スムーズに合宿に入れた」経験から、今回も米国合宿前にしっかりと距離をこなし、「いい形で合宿をスタートすることができました」。
世界選手権は22年オレゴン、23年ブダペストと2大会連続出場中で、オレゴンでは入賞にあと一歩の9位に入っている。
大阪に向けての合宿中に、「パリを逃した時に最後と言ったけど、この感覚でロスまでがんばりたいなと思う自分がいました」と松田。そのためにも、「この(東京世界選手権の)代表を得るために頑張ってきたので、代表を取れるように、一歩前進できるようにがんばりたい」と言葉に力を込める。
3大会連続の世界選手権代表入り、さらにはロスへ。地元の大声援を背に、松田は新たな一歩を踏み出す。
大阪国際女子マラソンは1月26日、12時15分にスタート。レースの模様はフジテレビ系列で12時から中継される。
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