HOME 海外

2024.12.31

蘇炳添が来年で現役引退か 100mアジア記録9秒83、東京五輪6位 新華社通信など報じる
蘇炳添が来年で現役引退か 100mアジア記録9秒83、東京五輪6位 新華社通信など報じる

21年東京五輪100m6位の蘇炳添

男子100mでアジア記録の9秒83を持つ中国の蘇炳添が来年で現役を退く意向があると中国国営の新華社通信などが報じているという。

蘇は1989年生まれの35歳。15年にアジア出身選手で100m初の9秒台をマークすると、18年には9秒91でアジア・タイ記録樹立。21年東京五輪では準決勝でアジア新の9秒83をマークし、決勝は9秒98で6位入賞を果たした。4×100mリレーでも銅メダル(※繰り上がり)を獲得している。23年からは世界陸連のアスリート委員も務めていた。

23年シーズンは故障もあり、パリ五輪に向けて年内休養を発表。24年シーズンも4月にレースに出場したが10秒50(+2.4)にとどまり、パリ五輪には届かなかった。

広告の下にコンテンツが続きます

だが、今年7月には自身のSNSで「もう若くもないので、多くの人が引退すると思っているでしょうが、私はこのままあきらめたくありません」と現役続行を表明していた。

報道によると来年11月に中国を中心に開催される全国運動会を現役最後の舞台にと目指しているという。

男子100mでアジア記録の9秒83を持つ中国の蘇炳添が来年で現役を退く意向があると中国国営の新華社通信などが報じているという。 蘇は1989年生まれの35歳。15年にアジア出身選手で100m初の9秒台をマークすると、18年には9秒91でアジア・タイ記録樹立。21年東京五輪では準決勝でアジア新の9秒83をマークし、決勝は9秒98で6位入賞を果たした。4×100mリレーでも銅メダル(※繰り上がり)を獲得している。23年からは世界陸連のアスリート委員も務めていた。 23年シーズンは故障もあり、パリ五輪に向けて年内休養を発表。24年シーズンも4月にレースに出場したが10秒50(+2.4)にとどまり、パリ五輪には届かなかった。 だが、今年7月には自身のSNSで「もう若くもないので、多くの人が引退すると思っているでしょうが、私はこのままあきらめたくありません」と現役続行を表明していた。 報道によると来年11月に中国を中心に開催される全国運動会を現役最後の舞台にと目指しているという。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.08

中部・北陸実業団駅伝の区間エントリー発表! 最長4区はトヨタ紡織・西澤侑真、トヨタ自動車・湯浅仁が出場

11月8日、中部実業団連盟と北陸実業団連盟は、ニューイヤー駅伝の予選を兼ねた第65回中部・第55回北陸実業団対抗駅伝(11月9日)の区間エントリーを発表した。 中部では、昨年大会新記録で優勝を果たしたトヨタ紡織が4区(1 […]

NEWS 中電工は1区・相葉直紀、6区・北村惇生  中国電力は池田勘汰を6区に起用/中国実業団対抗駅伝

2025.11.08

中電工は1区・相葉直紀、6区・北村惇生 中国電力は池田勘汰を6区に起用/中国実業団対抗駅伝

中国実業団連盟は11月8日、第64回中国実業団対抗駅伝(11月9日)の区間エントリーを発表した。 前回大会で3年ぶりの優勝を果たした中電工は、優勝の立役者となった北村惇生を2年連続でエース区間の6区(19km)に登録した […]

NEWS 関西実業団対抗駅伝の区間エントリー発表! SGHの5区は近藤幸太郎 全日本復帰目指すNTT西日本は4区服部弾馬、5区一色恭志

2025.11.08

関西実業団対抗駅伝の区間エントリー発表! SGHの5区は近藤幸太郎 全日本復帰目指すNTT西日本は4区服部弾馬、5区一色恭志

11月9日の第68回関西実業団対抗駅伝を前日に控え、区間エントリーが発表された。 前回、1区から首位を譲らず3年ぶり9回目の優勝を飾ったSGホールディングスは、最長16kmの5区に近藤幸太郎が入った。2区(7.68km) […]

NEWS 編集部コラム「追いかけっこ」

2025.11.07

編集部コラム「追いかけっこ」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS メモリードが実業団陸上部の活動終了を発表 今後は個人アスリート支援へ

2025.11.07

メモリードが実業団陸上部の活動終了を発表 今後は個人アスリート支援へ

11月7日、実業団のメモリードは、27年3月をもって実業団陸上部としての活動を終了すると発表した。今後は「チーム単位での支援」から「個人アスリート支援」へと方針を転換し、陸上競技に限らず幅広いスポーツ分野の選手を対象に支 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top