HOME 高校

2024.12.22

大牟田が復活印象づける2位!11年ぶりメダル「優勝、後輩たちに達成してほしい」/全国高校駅伝・男子
大牟田が復活印象づける2位!11年ぶりメダル「優勝、後輩たちに達成してほしい」/全国高校駅伝・男子

24年全国高校駅伝で2位だった福岡・大牟田(7区村上遵世)

◇全国高校駅伝・男子(2月22日/京都・京都市たけびしスタジアム京都発着:7区間42.195km)

全国高校駅伝の男子が行われ、佐久長聖(長野)が2時間1分33秒で前回に続いて2年連続4度目の優勝を飾った。連覇はチーム初となる。

大激戦の末、2位に入ったのが大牟田(福岡)。1区の本田桜二郎(2年)が区間2位の好走を見せると、3区の野田顕臣(3年)は、「エースになるんだと思ってやってきました。区間賞は最低限」と区間賞の力走でトップの佐久長聖に迫る。

続く塚田虎翼(3年)も連続区間賞。アンカーの村上遵世(2年)は2秒差のトップで走り出した。「前でもらったのですが、相手は力のある選手だったので、後ろについて余力を残しながら走ろうという作戦でした」。ただ、途中で前に出られてから「少しペースが乱れた」。4km手前で突き放されてしまった。

過去5回の優勝を誇る超名門も、この10年で3度も都大路を逃し、メダルから遠ざかった。ただ、前回6位から11年ぶりのメダルとなる2位に、古豪・復活を印象づける。

1区を走った本田は「メダルを取ったのが11年ぶり。あこがれでもある鬼塚(翔太)さんだちと同じ順位で良かった。来年は村上たち同学年で引っ張りたい」と喜びを語り、同じ2年生の村上は「悔しい思いをしたので、来年は勝たせられるようにしたい。1区でも3区でも大事な区間で走りたい」と強い思いを語る。

広告の下にコンテンツが続きます

3区を走った松田祐真(3年)は「悔しい気持ちもありますが、優勝も見えた2位。後輩に達成してほしい」と思いをつないだ。

◇全国高校駅伝・男子(2月22日/京都・京都市たけびしスタジアム京都発着:7区間42.195km) 全国高校駅伝の男子が行われ、佐久長聖(長野)が2時間1分33秒で前回に続いて2年連続4度目の優勝を飾った。連覇はチーム初となる。 大激戦の末、2位に入ったのが大牟田(福岡)。1区の本田桜二郎(2年)が区間2位の好走を見せると、3区の野田顕臣(3年)は、「エースになるんだと思ってやってきました。区間賞は最低限」と区間賞の力走でトップの佐久長聖に迫る。 続く塚田虎翼(3年)も連続区間賞。アンカーの村上遵世(2年)は2秒差のトップで走り出した。「前でもらったのですが、相手は力のある選手だったので、後ろについて余力を残しながら走ろうという作戦でした」。ただ、途中で前に出られてから「少しペースが乱れた」。4km手前で突き放されてしまった。 過去5回の優勝を誇る超名門も、この10年で3度も都大路を逃し、メダルから遠ざかった。ただ、前回6位から11年ぶりのメダルとなる2位に、古豪・復活を印象づける。 1区を走った本田は「メダルを取ったのが11年ぶり。あこがれでもある鬼塚(翔太)さんだちと同じ順位で良かった。来年は村上たち同学年で引っ張りたい」と喜びを語り、同じ2年生の村上は「悔しい思いをしたので、来年は勝たせられるようにしたい。1区でも3区でも大事な区間で走りたい」と強い思いを語る。 3区を走った松田祐真(3年)は「悔しい気持ちもありますが、優勝も見えた2位。後輩に達成してほしい」と思いをつないだ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.11

【女子200m】村田愛衣紗(ナンバーワンクラブ・中2)24秒79=中2歴代7位タイ

鹿児島県中学通信が6月28日、県立鴨池陸上競技場で行われ、女子共通200m予選で村田愛衣紗(ナンバーワンクラブ)が中2歴代7位タイの24秒79(+1.5)をマークした。 村田は小学生から県内のクラブチーム、ナンバーワンク […]

NEWS 十種競技アジア銅の奥田啓祐が3大会Vなるか 七種競技は熱田心が連覇狙う/日本選手権混成

2025.07.11

十種競技アジア銅の奥田啓祐が3大会Vなるか 七種競技は熱田心が連覇狙う/日本選手権混成

◇第109回日本選手権混成競技(7月12、13日/岐阜・岐阜メモリアルセンター長良川競技場) 男子十種競技と女子七種競技のナンバーワンを決める日本選手権・混成競技が今週末に開催される。会場は前回同様・岐阜。走・跳・投の総 […]

NEWS 【男子110mH】合志侑乃輔(京教大京都中)13秒71=中学歴代4位

2025.07.10

【男子110mH】合志侑乃輔(京教大京都中)13秒71=中学歴代4位

7月6日、京都府京丹波町の丹波自然運動公園陸上競技場で京都府中学通信が行われ、男子110mハードルの準決勝で合志侑乃輔(京教大京都3)が13秒71(+1.9)の中学歴代4位となる好記録をマークした。 合志の昨年までの自己 […]

NEWS ニューバランスが新作ランニングシューズや新キャンペーンなどを発表!さまざまなイベントも実施予定!

2025.07.10

ニューバランスが新作ランニングシューズや新キャンペーンなどを発表!さまざまなイベントも実施予定!

ニューバランスは7月10日、新ランニングシューズおよび新グローバルキャンペーン“Run your way”発表会を都内で開いた。 イベントでは、マーケティング担当より今後のイベント展開や、2025年のグローバルキャンペー […]

NEWS 東京世界陸上ランキング更新 200m西裕大、3000m障害青木涼真、100mH中島ひとみ浮上 5000m山本有真が厳しく

2025.07.10

東京世界陸上ランキング更新 200m西裕大、3000m障害青木涼真、100mH中島ひとみ浮上 5000m山本有真が厳しく

東京世界選手権の出場資格を示す世界陸連のランキング「Road to Tokyo25」が更新され、日本選手権の結果が反映されて日本人選手にも順位変動があった。 今後、内定者がいる種目を除き、日本選手権3位以内に入った選手が […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top