HOME 国内

2024.09.02

十種競技・丸山優真が8021点!!日本人4人目の大台で2位に食い込む/WA混成ツアー
十種競技・丸山優真が8021点!!日本人4人目の大台で2位に食い込む/WA混成ツアー

24年日本選手権混成の男子十種競技で2連覇を飾った丸山優真(住友電工)

世界陸連(WA)混成ツアーの3rd Wieslaw Czapiewski Memorialがポーランド・ビドゴシチで8月31日、9月1日に行われ、男子十種競技で丸山優真(住友電工)が8021点で2位となった。

昨年のブダペスト世界選手権代表の丸山。1種目めの100mで10秒77(+2.5)と追い風参考ながら自己記録(10秒80)を上回る記録でスタートすると、走幅跳は7m15(+2.1)、砲丸投はセカンドベストの14m19を投げた。走高跳1m91、400m49秒43といずれもシーズンベストで、4066点の3位で初日を折り返す。

2日目の110mハードルも14秒20(-1.1)とシーズンベスト。円盤投42m08、棒高跳4m80でまとめると、やり投は60m68をスローした。1500mでは4分36秒59のシーズンベスト、自己3番目で走破した丸山。フィニッシュ後は倒れ込んだ。

8021点は日本人4人目の大台到達で、右代啓祐(国士舘クラブ)の8308点、中村明彦の8180点に続く日本歴代3位にランクインした。これまでの自己記録は今年の日本選手権で出した7870点だったが、これを151点も更新している。

丸山は高校時代に八種競技で当時高校記録の6214点をマーク。インターハイも制した。棒高跳や円盤投などほぼぶっつけの状態だったアジアジュニア選手権の十種競技(※U20規格)で金メダルに輝いている。日大進学直後のU20日本選手権ではU20日本記録(7790点)を樹立した。

2019年の日本選手権で胸椎椎間板ヘルニア(分離症)を発症。復帰後もケガに何度も泣かされたが、昨年はアジア室内(七種競技)、アジア選手権を制して、エリアチャンピオンとしてブダペスト世界選手権に出場し、当時の自己ベスト、世界選手権日本人最高となる7844点を出している。

広告の下にコンテンツが続きます
世界陸連(WA)混成ツアーの3rd Wieslaw Czapiewski Memorialがポーランド・ビドゴシチで8月31日、9月1日に行われ、男子十種競技で丸山優真(住友電工)が8021点で2位となった。 昨年のブダペスト世界選手権代表の丸山。1種目めの100mで10秒77(+2.5)と追い風参考ながら自己記録(10秒80)を上回る記録でスタートすると、走幅跳は7m15(+2.1)、砲丸投はセカンドベストの14m19を投げた。走高跳1m91、400m49秒43といずれもシーズンベストで、4066点の3位で初日を折り返す。 2日目の110mハードルも14秒20(-1.1)とシーズンベスト。円盤投42m08、棒高跳4m80でまとめると、やり投は60m68をスローした。1500mでは4分36秒59のシーズンベスト、自己3番目で走破した丸山。フィニッシュ後は倒れ込んだ。 8021点は日本人4人目の大台到達で、右代啓祐(国士舘クラブ)の8308点、中村明彦の8180点に続く日本歴代3位にランクインした。これまでの自己記録は今年の日本選手権で出した7870点だったが、これを151点も更新している。 丸山は高校時代に八種競技で当時高校記録の6214点をマーク。インターハイも制した。棒高跳や円盤投などほぼぶっつけの状態だったアジアジュニア選手権の十種競技(※U20規格)で金メダルに輝いている。日大進学直後のU20日本選手権ではU20日本記録(7790点)を樹立した。 2019年の日本選手権で胸椎椎間板ヘルニア(分離症)を発症。復帰後もケガに何度も泣かされたが、昨年はアジア室内(七種競技)、アジア選手権を制して、エリアチャンピオンとしてブダペスト世界選手権に出場し、当時の自己ベスト、世界選手権日本人最高となる7844点を出している。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.12

ハンマー投・中川達斗は70m47 マッカーサー・ジョイは64m66 ロサンゼルスの投てき競技会に出場/WAコンチネンタルツアー

7月11日、米国カリフォルニア州ロサンゼルスでWAコンチネンタルツアー・ブロンズのLAスロー・カップが行われ、男子ハンマー投で中川達斗(サトウ食品新潟アルビレックスRC)が70m47で9位にとなった。 5月のアジア選手権 […]

NEWS 男子200m ライルズがテボゴ抑えてV! 3ヵ月ぶり復帰戦で19秒88 女子400mボルは今季世界最高/DLモナコ

2025.07.12

男子200m ライルズがテボゴ抑えてV! 3ヵ月ぶり復帰戦で19秒88 女子400mボルは今季世界最高/DLモナコ

7月11日、ダイヤモンドリーグ(DL)第10戦の第39回ヘラクレスがモナコで開催され、男子200mでは世界選手権3連覇中のN.ライルズ(米国)が19秒88(-0.8)で優勝した。 27歳のライルズは、昨年のパリ五輪100 […]

NEWS ホクレンDC最終戦・網走大会に三浦龍司がエントリー! 女子5000mに廣中璃梨佳 世界陸上代表・安藤友香、梅野倖子も登録

2025.07.12

ホクレンDC最終戦・網走大会に三浦龍司がエントリー! 女子5000mに廣中璃梨佳 世界陸上代表・安藤友香、梅野倖子も登録

日本陸連は7月12日、ホクレンディスタンス第5戦・網走大会(7月19日)のエントリー選手を発表した。 男子5000mには3000m障害で日本記録を更新した三浦龍司(SUBARU)がエントリー。井川龍人(旭化成)のほか、遠 […]

NEWS 十種競技・奥田啓祐は脚を痛め無念の途中棄権「しっかり休んで次戦に」/日本選手権混成

2025.07.12

十種競技・奥田啓祐は脚を痛め無念の途中棄権「しっかり休んで次戦に」/日本選手権混成

◇第109回日本選手権・混成競技(7月12、13日/岐阜・岐阜メモリアルセンター長良川競技場)1日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権混成競技の1日目が行われている。男子十種競技で優勝候補だった奥田啓祐(ウィ […]

NEWS 4×100mR福岡大が予選から44秒16の学生新!!決勝へ「絶対に43秒台を出す」/日本選手権リレー

2025.07.12

4×100mR福岡大が予選から44秒16の学生新!!決勝へ「絶対に43秒台を出す」/日本選手権リレー

◇第109回日本選手権リレー(7月12、13日/岐阜・岐阜・岐阜メモリアルセンター長良川競技場) 日本選手権リレーの女子4×100mリレー予選が行われ、福岡大が44秒16の学生新記録を樹立した。 日本インカレの予選で44 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top