HOME 国内、高校

2024.08.17

800m日本記録保持者の高校生・落合晃が600m1分16秒34の日本最高記録 18歳の誕生日にまたも快走
800m日本記録保持者の高校生・落合晃が600m1分16秒34の日本最高記録 18歳の誕生日にまたも快走

落合晃(24年インターハイ)

TWOLAPS TC主催のミドル・ディスタンス・サーキット(MDC)関西が8月17日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われ、男子招待公認600mで落合晃(滋賀学園高3)が1分16秒34の日本最高記録をマークした。これまでの日本最高記録は2021年の同大会で源裕貴(環太平洋大/現・NTN)が出した1分16秒50。

落合は6月の日本選手権800mを初制覇し、同種目で5年ぶり2人目の高校生優勝を遂げた。さらに、前回覇者として臨んだ7月31日の福岡インターハイ800mでは、日本人初の1分45秒切りとなる1分44秒80をマーク。従来の日本記録を一気に0.95秒更新する特大日本新で2連覇を果たした。

高校生日本記録保持者として臨んだ今大会。8月17日は落合にとって18歳の誕生日だった。五輪や世界選手権では実施されず、国内でもレースは少ない特殊種目の600mだが、自身の誕生日に2つ目の日本記録。ちなみに800mで日本記録を打ち立てた際の600m通過は、1分18秒29だった。

広告の下にコンテンツが続きます

落合はU20世界選手権(8月27日~31日/ペルー・リマ)の日本代表に選出されている。

TWOLAPS TC主催のミドル・ディスタンス・サーキット(MDC)関西が8月17日、大阪・ヤンマースタジアム長居で行われ、男子招待公認600mで落合晃(滋賀学園高3)が1分16秒34の日本最高記録をマークした。これまでの日本最高記録は2021年の同大会で源裕貴(環太平洋大/現・NTN)が出した1分16秒50。 落合は6月の日本選手権800mを初制覇し、同種目で5年ぶり2人目の高校生優勝を遂げた。さらに、前回覇者として臨んだ7月31日の福岡インターハイ800mでは、日本人初の1分45秒切りとなる1分44秒80をマーク。従来の日本記録を一気に0.95秒更新する特大日本新で2連覇を果たした。 高校生日本記録保持者として臨んだ今大会。8月17日は落合にとって18歳の誕生日だった。五輪や世界選手権では実施されず、国内でもレースは少ない特殊種目の600mだが、自身の誕生日に2つ目の日本記録。ちなみに800mで日本記録を打ち立てた際の600m通過は、1分18秒29だった。 落合はU20世界選手権(8月27日~31日/ペルー・リマ)の日本代表に選出されている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.18

DAY5イブニングセッションは3万5千人超来場 残りの日程は完売間近/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)5日目 東京2025世界陸上財団は9月17日、東京世界陸上5日目(DAY5)の入場者数(17日21時時点の速報値)を発表した。 鵜澤飛羽(JAL)が準決勝へ進んだ男子200 […]

NEWS 女子200m・井戸アビゲイル風果が日本勢14年ぶり準決勝へ 男子は鵜澤飛羽が着順通過/世界陸上Day5

2025.09.18

女子200m・井戸アビゲイル風果が日本勢14年ぶり準決勝へ 男子は鵜澤飛羽が着順通過/世界陸上Day5

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)5日目 東京世界陸上5日目が行われ、女子200m予選5組に出場した井戸アビゲイル風果(東邦銀行)が22秒98(±0)で5着に入り、4着以下の記録上位4番目で準決勝進出を決め […]

NEWS 200m鵜澤飛羽が3着で準決勝へ 「自己ベストを出せれば決勝に行ける」/東京世界陸上

2025.09.18

200m鵜澤飛羽が3着で準決勝へ 「自己ベストを出せれば決勝に行ける」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)5日目 東京世界陸上5日目のイブニングセッションが行われ、男子200m予選に鵜澤飛羽(JAL)が出場。6組を20秒39(±0)の3着となり、着順で準決勝進出を決めた。 本気 […]

NEWS やり投・﨑山雄太は予選A組15位 「身も心も強くなって」 28年ロス五輪が最大目標/東京世界陸上

2025.09.18

やり投・﨑山雄太は予選A組15位 「身も心も強くなって」 28年ロス五輪が最大目標/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)5日目 東京世界陸上5日目のイブニングセッションが行われ、男子やり投予選A組に出場した﨑山雄太(愛媛競技力本部)は77m61で組15位に終わり、上位12人で争う決勝には進め […]

NEWS ナデル1500mフィニッシュ直前逆転初V ムーン棒高跳3連覇 3000m障害チェロティチ大会新/世界陸上Day5

2025.09.18

ナデル1500mフィニッシュ直前逆転初V ムーン棒高跳3連覇 3000m障害チェロティチ大会新/世界陸上Day5

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)5日目 東京世界陸上5日目のイブニングセッションは4種目で決勝が行われた。 最初の400mが59秒45のスローペースで始まった男子1500m。最後まで混戦となったレースを制 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top