◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)
パリ五輪女子400mハードル銅メダル(52秒15)のフェムケ・ボル(オランダ)のコーチであり、オランダのナショナルコーチも務めるローラン・ムーリー氏が、自身のSNSでボルのレース内容について説明する投稿を行った。
「前半の200mを24秒04で走り、これは彼女にとって速すぎ、余裕を持って走ることができず120mで燃料切れになってしまった」とし、優勝を争う中でリスクをとったとして「勝負というのはそういうものだ。2位を目指して走っても彼女自身が満足できるものにならなかっただろう」と書き込んだ。
ボルは400mハードル予選前日となる大会3日目の男女混合4×400mリレー決勝への出場があったが、「決勝までにレースが多すぎたということはなく、(400mハードル決勝で)優勝を目指し勝負に出て、他の選手が彼女を上回るパフォーマンスをした。その結果としての銅メダルである」と綴る。
同種目では世界新記録の50秒37でシドニー・マクローリン・レヴロン(米国)が優勝し、51秒87でアナ・コックレル(米国)が銀メダル。ムーリー氏は両者を称える言葉で締めくくった。
ボルは昨年のブダペスト世界選手権の金メダリスト。今年7月に世界歴代2位の50秒95をマークしていた。スイス人のムーリー氏は昨年、世界陸連(WA)のワールド・アスレティクス・アワード2023の最優秀コーチ賞を受賞している。
女子400mH決勝のレースをチェック!
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.18
山梨学大元顧問の秋山勉さんが死去 創部から強豪への土台を築く、東農大で箱根駅伝4度出走
-
2025.12.17
-
2025.12.17
-
2025.12.17
-
2025.12.16
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
2025.12.14
中学駅伝日本一決定戦がいよいよ開催 女子11時10分、男子12時15分スタート/全中駅伝
-
2025.12.14
-
2025.12.14
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.17
世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も
日本陸連は12月17日、ボツワナ・ハボローネで26年5月2日~3日に開催される世界リレーの日本代表選考要項を発表した。 2027年北京世界選手権の出場権獲得、および世界選手権でのメダル獲得のため、戦略的に選手団をは編成す […]
2025.12.17
U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に
日本陸連は12月17日、米国・オレゴンで8月5日~9日に開催されるU20世界選手権の日本代表選考要項を発表した。 世界で活躍できるU20カテゴリートップレベルの競技者を派遣し、金メダル獲得を目指す選手団を編成する方針。参 […]
2025.12.17
26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考
日本陸連は12月17日、第106回理事会を開き、来年の第110回日本選手権の参加資格について発表した。 今回は「参加標準記録」と「申込資格」の2つの参加資格を設定し、参加標準記録は高く定められている。ターゲットナンバー( […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳