HOME 海外、五輪

2024.08.12

オランダナショナルコーチ・ムーリー氏、女子400mH銅メダル・ボルのレースをSNSで説明/パリ五輪
オランダナショナルコーチ・ムーリー氏、女子400mH銅メダル・ボルのレースをSNSで説明/パリ五輪

24年パリ五輪女子400mH銅メダルのフェムケ・ボル(オランダ)

◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ)

パリ五輪女子400mハードル銅メダル(52秒15)のフェムケ・ボル(オランダ)のコーチであり、オランダのナショナルコーチも務めるローラン・ムーリー氏が、自身のSNSでボルのレース内容について説明する投稿を行った。

「前半の200mを24秒04で走り、これは彼女にとって速すぎ、余裕を持って走ることができず120mで燃料切れになってしまった」とし、優勝を争う中でリスクをとったとして「勝負というのはそういうものだ。2位を目指して走っても彼女自身が満足できるものにならなかっただろう」と書き込んだ。

広告の下にコンテンツが続きます

ボルは400mハードル予選前日となる大会3日目の男女混合4×400mリレー決勝への出場があったが、「決勝までにレースが多すぎたということはなく、(400mハードル決勝で)優勝を目指し勝負に出て、他の選手が彼女を上回るパフォーマンスをした。その結果としての銅メダルである」と綴る。

同種目では世界新記録の50秒37でシドニー・マクローリン・レヴロン(米国)が優勝し、51秒87でアナ・コックレル(米国)が銀メダル。ムーリー氏は両者を称える言葉で締めくくった。

ボルは昨年のブダペスト世界選手権の金メダリスト。今年7月に世界歴代2位の50秒95をマークしていた。スイス人のムーリー氏は昨年、世界陸連(WA)のワールド・アスレティクス・アワード2023の最優秀コーチ賞を受賞している。

広告の下にコンテンツが続きます
◇パリ五輪・陸上競技(8月1日~11日/フランス・パリ) パリ五輪女子400mハードル銅メダル(52秒15)のフェムケ・ボル(オランダ)のコーチであり、オランダのナショナルコーチも務めるローラン・ムーリー氏が、自身のSNSでボルのレース内容について説明する投稿を行った。 「前半の200mを24秒04で走り、これは彼女にとって速すぎ、余裕を持って走ることができず120mで燃料切れになってしまった」とし、優勝を争う中でリスクをとったとして「勝負というのはそういうものだ。2位を目指して走っても彼女自身が満足できるものにならなかっただろう」と書き込んだ。 ボルは400mハードル予選前日となる大会3日目の男女混合4×400mリレー決勝への出場があったが、「決勝までにレースが多すぎたということはなく、(400mハードル決勝で)優勝を目指し勝負に出て、他の選手が彼女を上回るパフォーマンスをした。その結果としての銅メダルである」と綴る。 同種目では世界新記録の50秒37でシドニー・マクローリン・レヴロン(米国)が優勝し、51秒87でアナ・コックレル(米国)が銀メダル。ムーリー氏は両者を称える言葉で締めくくった。 ボルは昨年のブダペスト世界選手権の金メダリスト。今年7月に世界歴代2位の50秒95をマークしていた。スイス人のムーリー氏は昨年、世界陸連(WA)のワールド・アスレティクス・アワード2023の最優秀コーチ賞を受賞している。

女子400mH決勝のレースをチェック!

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.18

男子200m準決勝突破者は史上初全員19秒台!ライルズが今季世界最高19秒51、最低ラインは19秒98/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子200m準決勝は突破者全員が19秒台という史上最高レベルのラウンドとなった。 1組はケネス・ベドナレク(米国) […]

NEWS 走高跳・髙橋渚 決勝届かずも「自分らしい跳躍ができた」初舞台を終え五輪への思いが芽生える/東京世界陸上

2025.09.18

走高跳・髙橋渚 決勝届かずも「自分らしい跳躍ができた」初舞台を終え五輪への思いが芽生える/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、女子走高跳予選A組に出場した髙橋渚(センコー)は1m88でグループ11位。総合22位タイで、決勝進出記録の1m97 […]

NEWS 井戸アビゲイル風果200m準決勝23秒15 組8着も日本勢14年ぶりセミファイナルを走り抜く/東京世界陸上

2025.09.18

井戸アビゲイル風果200m準決勝23秒15 組8着も日本勢14年ぶりセミファイナルを走り抜く/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、女子200m準決勝1組に出場した井戸アビゲイル風果(東邦銀行)は23秒15(-0.1)の8着となり、決勝進出とはな […]

NEWS 5000m・山本有真 予選敗退も今後へ意気込み「次こそはという強い気持ちでがんばっていきたいです」/東京世界陸上

2025.09.18

5000m・山本有真 予選敗退も今後へ意気込み「次こそはという強い気持ちでがんばっていきたいです」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、女子5000m予選A組に出場した山本有真(積水化学)は15分36秒29の18着で決勝には進めなかった。 「この舞台 […]

NEWS 鵜澤飛羽200m準決勝20秒23で組6着 2017年のサニブラウン以来の決勝逃す/東京世界陸上

2025.09.18

鵜澤飛羽200m準決勝20秒23で組6着 2017年のサニブラウン以来の決勝逃す/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子200m準決勝1組の鵜澤飛羽(JAL)は20秒23(-0.1)で6着となり、決勝進出を逃した。 5レーンの鵜澤 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top