HOME 国内、日本代表

2024.06.28

400mH豊田兼が47秒99!!日本人3人目の47秒台でパリ切符「決勝に行きたい」残り2日間で110mHでも狙う/日本選手権
400mH豊田兼が47秒99!!日本人3人目の47秒台でパリ切符「決勝に行きたい」残り2日間で110mHでも狙う/日本選手権

24年日本選手権男子400mHで初優勝を飾った豊田兼

◇第108回日本選手権(6月27日~30日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)2日目

パリ五輪選考会を兼ねた日本選手権の2日目が行われ、男子400mハードルは豊田兼(慶大)が初優勝を飾った。すでにパリ五輪参加標準記録(48秒70)を突破していたため優勝でパリ五輪に内定。47秒99の日本歴代3位の好記録だった。

広告の下にコンテンツが続きます

最後のコーナーを回った時には、他を圧倒する差をつけていた。その脚は衰えず、フィニッシュラインを駆け抜けると右手を力強く突き上げた。

速報タイマーが48秒01で止まる。「もしかしたら変わるかな?と期待したのですが、期待通りに変わってくれてうれしかったです」。47秒99は、為末大、成迫健児に次ぐ、日本人3人目の48秒切り。今季世界9位の好記録だった。

為末の日本記録まであと0.1秒。「これで世界と戦える土壌ができました。自分の(世界での)ランキングも刻一刻と下がっていたので、今回タイムを上げられたのは夏につながります」。

優勝すればパリ五輪代表に内定する状況だったが、豊田は攻めた。「パリ五輪に出場する場合、前半飛ばすレースを試すタイミングがない。決勝が絶好のタイミングだと思って飛ばしました」。

大学1、2年時も世界を見据えて前半飛ばすレースを見せていたが、ラストで逆転されたり、追いつかれたり。「ちょっとトラウマもありました」。それでも、「走ってみると前半で余裕度はあったので安心でした」。最後まで力強く駆け抜けた。

慶大に進学し、4年時のパリ五輪を見据え、髙野大樹コーチと大学4年間での綿密な計画を立て、ハードル2種目で世界を目指してきた。「2人で本当にコツコツ、目の前にある山をどんどん乗り越えて、できないことを一つずつつぶしてやってきました」。

父の祖国・フランスで行われる五輪への切符をつかんだ。内定のボードを手渡された時は「現実感が湧かなかったです」。次は、残り2日間で110mハードルの2種目でのパリ出場権を狙うミッションがあり、「まだ緊張は全然ほぐれません」と笑う。

「パリで47秒5を目指します。まだここがゴールじゃない。次はパリオリンピックの決勝の舞台に進みたい」

◇第108回日本選手権(6月27日~30日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)2日目 パリ五輪選考会を兼ねた日本選手権の2日目が行われ、男子400mハードルは豊田兼(慶大)が初優勝を飾った。すでにパリ五輪参加標準記録(48秒70)を突破していたため優勝でパリ五輪に内定。47秒99の日本歴代3位の好記録だった。 最後のコーナーを回った時には、他を圧倒する差をつけていた。その脚は衰えず、フィニッシュラインを駆け抜けると右手を力強く突き上げた。 速報タイマーが48秒01で止まる。「もしかしたら変わるかな?と期待したのですが、期待通りに変わってくれてうれしかったです」。47秒99は、為末大、成迫健児に次ぐ、日本人3人目の48秒切り。今季世界9位の好記録だった。 為末の日本記録まであと0.1秒。「これで世界と戦える土壌ができました。自分の(世界での)ランキングも刻一刻と下がっていたので、今回タイムを上げられたのは夏につながります」。 優勝すればパリ五輪代表に内定する状況だったが、豊田は攻めた。「パリ五輪に出場する場合、前半飛ばすレースを試すタイミングがない。決勝が絶好のタイミングだと思って飛ばしました」。 大学1、2年時も世界を見据えて前半飛ばすレースを見せていたが、ラストで逆転されたり、追いつかれたり。「ちょっとトラウマもありました」。それでも、「走ってみると前半で余裕度はあったので安心でした」。最後まで力強く駆け抜けた。 慶大に進学し、4年時のパリ五輪を見据え、髙野大樹コーチと大学4年間での綿密な計画を立て、ハードル2種目で世界を目指してきた。「2人で本当にコツコツ、目の前にある山をどんどん乗り越えて、できないことを一つずつつぶしてやってきました」。 父の祖国・フランスで行われる五輪への切符をつかんだ。内定のボードを手渡された時は「現実感が湧かなかったです」。次は、残り2日間で110mハードルの2種目でのパリ出場権を狙うミッションがあり、「まだ緊張は全然ほぐれません」と笑う。 「パリで47秒5を目指します。まだここがゴールじゃない。次はパリオリンピックの決勝の舞台に進みたい」

【動画】男子400mハードルのレースをチェック!

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.03.07

齋藤みう「アジア大会でメダルを」細田あい、池田耀平らが母校・日体大100周年でトークショー

日本体育大学陸上競技部の創部100周年記念式典が3月7日、日体大健志台キャンパスの米本記念体育館にて、卒業生やその家族、来賓、招待を含め約600人が出席して盛大に開催された。 会の後半では、日本のトップで活躍する現役卒業 […]

NEWS 日女体大陸上競技部が創部100周年パーティー開催!人見絹枝から始まった伝統「次の100年へ力強くつなげる」

2026.03.07

日女体大陸上競技部が創部100周年パーティー開催!人見絹枝から始まった伝統「次の100年へ力強くつなげる」

日本女子体育大学創部100周年記念パーティーが3月7日、同大百周年記念体育会で盛大に開催された。 同大は1922年(大正11年)に二階堂体育塾として設立。日本女子体育専門学校、日本女子体育短期大学を経て、1965年に現校 […]

NEWS 日体大陸上部100周年式典が開催!日本陸連・有森会長ら名選手数多く、箱根駅伝10度優勝

2026.03.07

日体大陸上部100周年式典が開催!日本陸連・有森会長ら名選手数多く、箱根駅伝10度優勝

日本体育大学陸上競技部の創部100周年記念式典が3月7日、日体大健志台キャンパスの米本記念体育館にて、卒業生やその家族、来賓、招待を含め約600人が出席して盛大に開催された。 同大副学長で陸上競技部元監督である水野増彦・ […]

NEWS 国士大長距離・駅伝ブロックが連携プロジェクト! KYBメディカルサービスが選手のデータ分析

2026.03.07

国士大長距離・駅伝ブロックが連携プロジェクト! KYBメディカルサービスが選手のデータ分析

医療サービス業のKYBメディカルサービス(東京都)は3月6日、国士大陸上部の長距離・駅伝ブロックと提携してプロジェクトを開始したと発表した。 プロジェクトは選手に対して血液65項目、尿8項目の検査を実施し、データを時系列 […]

NEWS 久保凛インタビュー「ここなら強くなれる」全中女王が日本記録保持者になった3年間 「世界は遠くない」

2026.03.07

久保凛インタビュー「ここなら強くなれる」全中女王が日本記録保持者になった3年間 「世界は遠くない」

女子800mの日本記録保持者、そして世界陸上日本代表となった久保凛が3年間過ごした東大阪大敬愛高を卒業した。 全中チャンピオンと注目を集める存在だったが、入学当初の目標は「2分07秒を切る」。そこから描いた成長曲線はどん […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年3月号 (2月14日発売)

2026年3月号 (2月14日発売)

別府大分毎日マラソン
大阪国際女子マラソン
矢田みくにインタビュー
追跡箱根駅伝

page top