2024.06.22
◇全日本大学駅伝東海地区選考会(6月24日/愛知・マルヤス岡崎龍北スタジアム)
第56回全日本大学駅伝東海地区選考会が行われ、皇學館大が1位となり、2年ぶり7回目の本大会出場を決めた。
昨年の本大会成績をもって、東海地区の出場枠は1枠となっている。10000mのトラックレースに出場する8人の合計タイムを競う方式で行われ、17大学が参加。4組に分かれて各大学2人ずつ出場した。
皇學館大は、1組終了時で2年連続の伊勢路を狙う名古屋大と10秒37差の2位だったが、2組でトップに浮上。3組では岩島昇汰(4年)が2着に43秒70差をつける30分40秒76で1着フィニッシュすると、藤川創(4年)は31分26秒15で3着に入り、2位以下とのリードを拡大する。
最終組も曽越大成(4年)が2着(30分12秒43)でまとめるなど、安定した走りで優位は変わらず。4時間10分53秒62でトップを守り抜いた。昨年7月1日に國學院大やJR東日本で活躍した寺田夏生氏が駅伝競走部の監督に就任。32歳の指揮官のもと、チームは結束し、大学の前がコースとなっている全日本の出場権を手にした。
2位は4時間12分44秒16で愛知工大、3位は4時間13分06秒92で岐阜協立大。名古屋大は2組で途中棄権者が出て選考外となった。
全日本大学駅伝東海地区選考会総合成績
1位 皇學館大 4時間10分53秒62 –以上、全日本大学駅伝出場権獲得– 2位 愛知工大 4時間12分44秒16 3位 岐阜共立大 4時間13分06秒92 4位 中京大 4時間14分05秒85 5位 三重大 4時間26分03秒55 6位 中部大 4時間28分18秒97 7位 岐阜大 4時間29分31秒43 8位 至学館大 4時間35分38秒07 9位 日本福祉大 4時間36分09秒94 10位 愛知大 4時間37分13秒88 11位 静岡大 4時間37分16秒76 12位 愛知教大 4時間42分21秒37 13位 東海学園大 4時間55分38秒16 名古屋大 選考外(途中棄権者がいたため) 南山大 選考外(失格者がいたため) 名古屋工大 選考外(欠場者がいたため) 名城大 選考外(欠場者がいたため)RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.15
19年ドーハ世界陸上代表・井本佳伸が現役引退「たくさんの出会い幸せ」今後は指導者の道へ
-
2025.10.15
-
2025.10.15
-
2025.10.14
-
2025.10.14
-
2025.10.13
-
2025.10.13
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.15
19年ドーハ世界陸上代表・井本佳伸が現役引退「たくさんの出会い幸せ」今後は指導者の道へ
男子短距離で活躍し、19年ドーハ世界選手権リレー代表(補欠)の井本佳伸(東京ガスエコモ)が現役生活に区切りをつけることを自身のSNSで発表した。 井本は京都・東輝中時代に全中で100m5位、200m4位。名門・洛南高へ進 […]
2025.10.15
100m宮本大輔が引退「最後まで走り切れた」元中学記録保持者「早熟なんて気にしなくていい」
穏やかな笑顔で静かに、地元・山口でスパイクを脱いだ。 男子100mの元中学記録保持者・宮本大輔(山口フィナンシャルグループ)が現役生活にピリオドを打った。9月の全日本実業団対抗は、地元・山口。「夏くらいには一旦、区切りを […]
2025.10.15
九州実業団駅伝エントリー 旭化成は葛西潤や相澤晃、クラフティア・赤﨑暁、三菱重工・近藤亮太ら日本代表経験者登録
来年元日の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の予選会を兼ねた第62回九州実業団毎日駅伝(11月3日/大分・佐伯市の佐伯中央病院陸上競技場発着)のエントリーが10月15日、同実業団連盟から発表された。 エントリーチー […]
2025.10.15
国立競技場が2026年1月から5年間新たな呼称へ! 「ナショナルスタジアムパートナー」第1号にMUFG
金融・証券などの三菱東京UFJフィナンシャルグループ(MUFG)は10月15日、東京・国立競技場の運営を担うジャパンナショナルスタジアム・エンターテイメント(JNSE)と「ナショナルスタジアムパートナー」契約を結んだと発 […]
2025.10.15
リオ五輪110mH銀メダル・オルテガが現役引退 15年に12秒94をマーク
16年リオ五輪の男子110mハードルで銀メダルを獲得したO.オルテガ(スペイン)が引退を表明した。 オルテガはキューバ出身の34歳。12年にはロンドン五輪で6位入賞を果たす。13年のモスクワ世界選手権に出場した際にキュー […]
Latest Issue
最新号

2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望