萩生田光一文部科学相は10月9日の閣議後の会見で、国立競技場について「可能であれば将来も陸上のできるようなグラウンドとして残すことは一つの方策だと思っている」と話した。東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムとなる国立競技場は、大会終了後は球技専用に改修する方針を2017年に固めているが、陸上競技トラックの存続に向けて前進。来日中の世界陸連(WA)のセバスチャン・コー会長との会談でも、2025年の世界選手権を東京で開催することを提案されたという。
コー会長は8日に国立競技場を視察した際も、「美しく、素晴らしいスタジアム。世界選手権を国立競技場で開催したい」と述べていた。
共同通信も「来夏に延期された東京五輪・パラリンピックのメインスタジアムとなる国立競技場が、大会後も陸上のトラックを残し、球技との兼用競技場として存続する公算が大きいことが9日、分かった」と報じている。

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