2024.06.05
福岡インターハイ(7月28日~8月1日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。
愛媛県大会が6月1日~3日の3日間、愛媛県総合運動公園陸上競技場で行われた。
男子円盤投は、5回目に大会新記録となる48m92をマークした田窪一翔(今治明徳3)が連覇を達成。今年4月には県高校記録となる50m25を投げている。砲丸投は13m23、ハンマー投は47m24でそれぞれ2位となり、3種目で四国大会出場を決めた。
男子200mは1年生の井手友郎(済美)が21秒48(+2.0)で快勝した。100mは10秒64(+0.3)で制した先輩の畠中寧樹(3年)に次ぐ、2位(10秒78)に入っている。済美は4×100mリレー(40秒76)、4×400mリレー(3分20秒72)で優勝しており、畠中と井出はそれぞれ3冠となった。
女子中長距離は松岡美来(宇和2)が3冠を果たした。800m(2分11秒66)と大会新記録(4分24秒16)だった1500mは連覇。3000mは9分29秒45の大会新で独走した。
女子100mと200mは河野由奈(済美2)が優勝し、47秒17の県高校新記録で制した4×100mリレーと合わせて3冠に輝いた。女子投てきでは近藤真巳子(聖カタリナ学園3)が2冠を達成。砲丸投は自己ベストの11m41、円盤投は37m94だった。
男子総合は跳躍種目で3人が優勝するなど、幅広く得点した松山北が135点で優勝。女子総合は両リレーなどトラック種目で得点を重ねた済美が、2位に大差をつける162.5点で優勝した。
四国大会は6月15日から3日間、高知県の春野総合運動公園陸上競技場で開催される。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.04.30
26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得
2025.04.30
100mH寺田明日香 恩師の訃報に「熱意と愛情を少しでも次の世代へ引き継げるように」
2025.04.30
9月の東京世界陸上に都内の子どもを無料招待 引率含め40,000人 6月から応募スタート
-
2025.04.30
-
2025.04.29
2025.04.29
100mH田中佑美が予選トップ通過も決勝棄権「故障ではない」昨年の結婚も明かす/織田記念
2025.04.28
100mH田中佑美が国内初戦「ここから毎週のように緊張する」/織田記念
-
2025.04.26
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.01
-
2025.04.12
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.30
26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得
世界陸連(WA)は4月29日、2026年に新設する「世界陸上アルティメット選手権」の大会500日前を受け、昨年のパリ五輪の金メダリストに出場資格を与えることを発表した。女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花(JAL)も含 […]
2025.04.30
100mH寺田明日香 恩師の訃報に「熱意と愛情を少しでも次の世代へ引き継げるように」
福島千里や寺田明日香ら女子短距離を中心に数々の名選手を育成した中村宏之氏が4月29日に79歳で他界したことを受け、寺田が自身のSNSを更新して思いを綴った。 寺田は北海道・恵庭北高時代に中村氏の指導を受け、100mハード […]
2025.04.30
9月の東京世界陸上に都内の子どもを無料招待 引率含め40,000人 6月から応募スタート
東京都は今年9月に国立競技場をメイン会場として開かれる世界選手権に都内の子どもたちを無料招待すると発表した。 「臨場感あふれる会場での観戦を通じて、都内の子供たちにスポーツの素晴らしさや夢と希望を届ける」というのが目的。 […]
2025.04.30
新しい形の競技会「THE GAME」が9月14日 大阪・万博記念競技場で開催決定!
「陸上競技の魅力を最大限に引き出し、観客と選手の双方にとって忘れられない体験を」をコンセプトに、三重県で開催されてきた『THE GAME』。今年は会場を大阪府。万博記念競技場を移して、9月14日に行われることが決まった。 […]
2025.04.30
中村宏之氏が79歳で死去 福島千里、寺田明日香、伊藤佳奈恵ら女子短距離日本記録保持者を育成
女子短距離で数々のトップ選手を育成した北海道ハイテクアスリートクラブ前監督の中村宏之氏が4月29日に逝去した。享年79。 中村氏は1945年6月9日生まれ。北海道・札幌東高,日体大で三段跳、走幅跳選手として活躍し、卒業後 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)