HOME 海外

2024.06.03

世界記録保持者・ギルマ、デュプランティス、アレクナが快勝 男子800mセジャチが1分43秒23の今季世界最高でV/DLストックホルム
世界記録保持者・ギルマ、デュプランティス、アレクナが快勝 男子800mセジャチが1分43秒23の今季世界最高でV/DLストックホルム

23年世界選手権で2位に入ったギルマ

6月2日、スウェーデン・ストックホルムでダイヤモンドリーグ(DL)第7戦のバウハウス・ガランが開催され、男子3000m障害では世界記録保持者のラメチャ・ギルマ(エチオピア)が今季世界最高の8分01秒63で優勝した。

ギルマは、昨年のDLパリで7分52秒11の世界記録を樹立。東京五輪で銀メダル、世界選手権でも直近の3大会連続で銀メダルを獲得している。

広告の下にコンテンツが続きます

今季初戦となったギルマは1000mを世界記録ペースより速い2分36秒で入ると、2000mは5分18秒で通過。この時点で独走状態となり、優勝を確実なものとすると、最後はペースを落としながらフィニッシュした。2位に4秒以上の差をつけての快勝に、「タイムは非常によく、戦略が機能したと思う。今日は体調が良かったので楽しめたし、次回もそうであってほしい」とコメントした。

男子800mではオレゴン世界選手権銀メダルのジャメル・セジャチ(アルジェリア)が1分43秒23の今季世界最高で優勝。女子400mハードルはブダペスト世界選手権金メダルのフェムケ・ボル(オランダ)が53秒07で制している。

男子円盤投では、今年世界記録(74m35)を樹立したマイコラス・アレクナ(リトアニア)が68m64で今季DL3勝目を挙げた。男子棒高跳は世界記録保持者で東京五輪金、世界選手権2連覇中のアルマンド・デュプランティス(スウェーデン)が6m00でこちらも今季のDL3勝目を飾った。

女子200mは世界選手権2連覇中のシェリカ・ジャクソン(ジャマイカ)が22秒69(-2.0)で快勝。女子砲丸投はオレゴン・ブダペスト両世界選手権金チェイス・ジャクソン(米国)が20m00、女子走高跳はブダペスト世界選手権金メダルのヤロスラワ・マフチフ(ウクライナ)が2m00と世界選手権覇者が貫禄勝ちした。

広告の下にコンテンツが続きます

次戦のDLは7月7日にフランス・パリで行われる。

6月2日、スウェーデン・ストックホルムでダイヤモンドリーグ(DL)第7戦のバウハウス・ガランが開催され、男子3000m障害では世界記録保持者のラメチャ・ギルマ(エチオピア)が今季世界最高の8分01秒63で優勝した。 ギルマは、昨年のDLパリで7分52秒11の世界記録を樹立。東京五輪で銀メダル、世界選手権でも直近の3大会連続で銀メダルを獲得している。 今季初戦となったギルマは1000mを世界記録ペースより速い2分36秒で入ると、2000mは5分18秒で通過。この時点で独走状態となり、優勝を確実なものとすると、最後はペースを落としながらフィニッシュした。2位に4秒以上の差をつけての快勝に、「タイムは非常によく、戦略が機能したと思う。今日は体調が良かったので楽しめたし、次回もそうであってほしい」とコメントした。 男子800mではオレゴン世界選手権銀メダルのジャメル・セジャチ(アルジェリア)が1分43秒23の今季世界最高で優勝。女子400mハードルはブダペスト世界選手権金メダルのフェムケ・ボル(オランダ)が53秒07で制している。 男子円盤投では、今年世界記録(74m35)を樹立したマイコラス・アレクナ(リトアニア)が68m64で今季DL3勝目を挙げた。男子棒高跳は世界記録保持者で東京五輪金、世界選手権2連覇中のアルマンド・デュプランティス(スウェーデン)が6m00でこちらも今季のDL3勝目を飾った。 女子200mは世界選手権2連覇中のシェリカ・ジャクソン(ジャマイカ)が22秒69(-2.0)で快勝。女子砲丸投はオレゴン・ブダペスト両世界選手権金チェイス・ジャクソン(米国)が20m00、女子走高跳はブダペスト世界選手権金メダルのヤロスラワ・マフチフ(ウクライナ)が2m00と世界選手権覇者が貫禄勝ちした。 次戦のDLは7月7日にフランス・パリで行われる。

【動画】DLストックホルムのハイライト

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.06

男子三段跳は山下航平が6年ぶりの王座奪還 開催国枠設定記録に到達の16m67で世界陸上出場に望み/日本選手権

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子三段跳は16年リオ五輪代表の山下航平(ANA)が16m67(+0.4)を跳び、19年以来6年ぶ […]

NEWS 鵜澤飛羽が200m日本人初19秒台なるか?田中希実が4年連続2冠に挑戦、大激戦の女子100mHなど最終日は決勝ラッシュ/日本選手権

2025.07.06

鵜澤飛羽が200m日本人初19秒台なるか?田中希実が4年連続2冠に挑戦、大激戦の女子100mHなど最終日は決勝ラッシュ/日本選手権

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権の最終日3日目(7月6日)が行われる。 広告の下にコンテンツが続きます 注目は男子200m決勝。3連覇を目指す鵜澤飛 […]

NEWS 34歳・新井涼平が今季限りで現役引退へ リオ五輪決勝、オーバートレーニング「喜怒哀楽すべてを経験した競技人生」/日本選手権

2025.07.06

34歳・新井涼平が今季限りで現役引退へ リオ五輪決勝、オーバートレーニング「喜怒哀楽すべてを経験した競技人生」/日本選手権

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子やり投の新井涼平(スズキ)が“最後の日本選手権”を74m71の8位で終えた。 広告の下にコンテ […]

NEWS 男子100m・桐生祥秀が5年ぶり3回目の日本一! 11回目の決勝で自信みなぎる走りを披露/日本選手権

2025.07.06

男子100m・桐生祥秀が5年ぶり3回目の日本一! 11回目の決勝で自信みなぎる走りを披露/日本選手権

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子100mは桐生祥秀(日本生命)が10秒23(+0.4)で5年ぶり3回目の優勝を遂げた。 広告の […]

NEWS 男子110mH・泉谷駿介 レース前のアクシデント乗り越え、2年ぶりに王者奪還! 2位・野本周成とともに代表内定決める/日本選手権

2025.07.06

男子110mH・泉谷駿介 レース前のアクシデント乗り越え、2年ぶりに王者奪還! 2位・野本周成とともに代表内定決める/日本選手権

◇第109回日本選手権(7月4日~6日/東京・国立競技場) 2日目 東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権が行われ、男子110mハードルで泉谷駿介(住友電工)が13秒22(+0.8)で2年ぶり4回目の優勝を飾った。 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top