2024.05.21
男子100mで22年オレゴン、23年ブダペスト世界選手権ファイナリストのサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が5月21日、欧州へ渡る前に羽田空港で会見を開いた。
2日前のセイコーゴールデングランプリでは予選を10秒07をマークしたが、決勝は脚のケイレンにより8位。「予選から(参加標準記録10秒00を)しっかり出して行こうかと思ったのですが思うような走りができず、決勝は走るだけになってしまった」と振り返る。
10秒00を突破すれば代表に内定する状況で、ここまで3レース10秒0台。「早く標準を切りたい気持ちはありますが、遅かれ早かれ出ますし、ストレスに感じずに」と捉えている。
この後はトレーニングするチーム・タンブルウィードTC全体として、普段拠点としている米国から離れ、夏までイタリアのリエーティへ。「初めて行く」といい、昨季から加わった東京五輪100m金メダリストのラモント・マルセル・ジェイコブス(イタリア)もトレーニングする場所。街をあげて施設を整えてくれたそうだ。
欧州では「ダイヤモンドリーグなど、転戦していければ」とサニブラウン。「ここからはラウンドを踏めるような練習も増えていく」とし、「最初の30mの感覚をつかめたので、それを平均して出せるように」とパフォーマンスの安定を図る。
パリ五輪まであと2ヵ月と少し。「楽しみです」と表情は明るい。それは「今シーズンは序盤から結構調子が良い」と手応えがあるからこそ。「カレンダーを見るとあっという間にシーズンが終わっちゃうのかなという感じがします。本当に気づいたらパリ五輪なんじゃないかなってずっと思っています」。
ただ、「(五輪)直近だという実感はない」。それよりも「1日1日を大切に過ごして、自分にできることに集中していく。今シーズン、どれだけ行けるかっていうのが一番楽しみ」と、これまで通り大事にしていることを貫くだけ。
久しぶりの日本滞在で、好物のうどんも「いっぱい食べました」。欧州は「パスタも野菜もおいしいし、カフェもある。いいですよね」とニッコリ。2016年リオ五輪は春のケガで届かず、3年前の東京五輪はケガもあり“参加賞”だけ。目指すは「世界一」のみ。欧州遠征を経て、夏のパリではさらにたくましくなった姿を見せそうだ。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.05.08
6月20日に東京で「GINZA MILE」が開催 ナイキプロデュースの公認レース
-
2026.05.08
-
2026.05.07
-
2026.05.07
-
2026.05.06
-
2026.05.06
-
2026.04.24
Latest articles 最新の記事
2026.05.08
6月20日に東京で「GINZA MILE」が開催 ナイキプロデュースの公認レース
ナイキは5月8日、公認1マイルレースの「GINZA MILE」を6月20日に東京・銀座で開催することを発表した。 コースはかつて高速道路として使用されていた、東京高速道路(KK線)の日本陸連公認コースが設定され、大会は世 […]
2026.05.08
いざ滋賀インターハイへ、都府県大会が開幕!東京、栃木、山梨、神奈川など皮切りに6月上旬まで開催
7月の滋賀インターハイ(7月30日~8月5日/滋賀・平和堂HATOスタジアム)を目指し、都府県大会がスタートした。 インターハイ(全国高校陸上競技対校選手権)は、5月上旬から6月上旬までの都府県大会を経て、6月中旬の地区 […]
2026.05.08
女子走幅跳、三段跳メダリスト・ムーアが右脚手術 今季は治療に専念
女子走幅跳・三段跳ののJ.ムーア(米国)が、右脚の手術を受けたことを自身のSNSで報告した。手術は1週間前に行われ、「目標に一歩近づけるよう支えてくれた執刀医とチームに感謝します」と投稿した。 ムーアはパリ五輪で走幅跳、 […]
2026.05.07
関西実業団選手権に前回100mVの小池祐貴、多田修平らが登録 女子5000mには新谷仁美が出場予定
関西実業団連盟は5月7日までに、第70回関西実業団選手権(5月23日~25日/たけびしスタジアム京都)のエントリーリストを発表した。 男子100mでは前回大会初優勝を飾った小池祐貴(住友電工)が今年もエントリー。ケガから […]
Latest Issue
最新号
2026年5月号 (4月14日発売)
2026シーズン展望
中距離特集ほか