2024.04.02
TOTO陸上競技部は3月末で山本光宏監督が退任し、新年度から倉林俊彰氏が監督に就任したことを発表した。
倉林氏は埼玉県出身の57歳。現役時代は浦和実高から順大に進み、大学1年から4年連続で箱根駅伝に出場し、そのすべてで優勝を果たすなど、順大黄金期を支えた。実業団はNECからYKKで競技を続け、95年のイエテボリ世界選手権マラソン代表として日の丸もつけた。
2001年に現役を退き、直後から松下通信女子陸上部(現・パナソニック)のコーチに就任。07年に監督に昇格し、ロンドン五輪代表の吉川美香らを指導したほか、11年全日本実業団対抗女子駅伝では総合2位となった。16年3月にパナソニック監督を退任したあとは、昨年3月までニトリ女子ランニングチームの監督を務めていた。
倉林氏は「選手と指導者、事務局がひとつになって新チームの体制強化、選手の競技力向上に励んでいく所存です。これまで同様に、皆様のご支援、ご声援を賜りますよう、お願い申し上げます」と就任の挨拶を行った。
また、須田花音(神戸学大卒)、宮坂愛栞(三浦学苑高卒)、山下紗瑛(熊本信愛女学院高卒)が新卒採用で加入。ニトリからの移籍として工藤日女花がチームに加わったことが発表された。
須田は昨年の都道府県対抗女子駅伝に岐阜代表で出場。西日本インカレ10000m5位の実績を持つ。
TOTOは1986年に創部し、全国実業団対抗女子駅伝では2度の入賞実績がある。ただ、2017年を最後に全国大会の出場が途絶えており、新体制の下で復権を目指す。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.31
これが世界メダリストの走り!ケジェルチャが25人ごぼう抜きで30万円ゲット
2025.12.31
棒高跳デュプランティスがジャーナリスト投票2年連続で年間MVP受賞
-
2025.12.30
2025.12.30
城西大が2冠達成!2区・本間香が区間新、順位下げるも7区で再逆転/富士山女子駅伝
-
2025.12.30
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.21
早大が来春入部選手発表!高校駅伝1区激闘の増子陽太、新妻、本田がそろって加入!
-
2025.12.14
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.31
これが世界メダリストの走り!ケジェルチャが25人ごぼう抜きで30万円ゲット
TBSでオールスター体育祭が放送され、番組内では「オールスター感謝祭」でもおなじみの赤坂5丁目ミニマラソンが行われた。 レースには1991年東京世界選手権男子マラソン金メダリストで65歳になった谷口浩美さん、レジェンドラ […]
2025.12.31
棒高跳デュプランティスがジャーナリスト投票2年連続で年間MVP受賞
国際スポーツプレス協会(AIPS)のアスリート・オブ・ザ・イヤーが12月30日に発表され、男子棒高跳のA.デュプランティス(スウェーデン)が「男子・アスリート・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。 121カ国836人のジャーナ […]
2025.12.31
逆境はねのけ初優勝の城西大「選手たちの思いが強かった」 ルーキー3人が区間賞/富士山女子駅伝
◇全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝、12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 学生女子駅伝2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が行われ、城西大が2時間22分36秒で初 […]
2025.12.31
箱根駅伝 ご当地選手をチェック! 福岡市出身6人が登録 川崎市、新潟市、姫路市、北九州市からも多数エントリー 徳島県から4年ぶり箱根路なるか
2026年1月2、3日に開催される第102回箱根駅伝のスタートまであと2日。12月29日には各チームの区間エントリーも発表された。 今回も登録された21チーム336人全員にアンケートを実施。その回答を元に出身地を都道府県 […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
