HOME 国内

2024.04.01

110mH日本記録保持者・村竹ラシッドがJAL入社式出席「ワールドワイドな活躍を目指していきます」
110mH日本記録保持者・村竹ラシッドがJAL入社式出席「ワールドワイドな活躍を目指していきます」

JAL入社式に出席した村竹ラシッドと湯口英理菜

JALグループが4月1日に入社式を執り行い、アスリート社員の男子110mハードル日本記録保持者(13秒04)・村竹ラシッドが出席した。

ダークグレーのスーツに、「(JALを)イメージした」という赤色のペーズリー柄のネクタイを結んだ村竹。式典後の「Welcomeイベント」ではアスリート社員として約2600名の前に立ち、「みなさんと一緒に入社できたことを大変うれしく思いますし、この会社の名を背負って競技を続けることに、大変身の引き締まる思いでいます。ワールドワイドな活躍を目指していきます」と意気込みを語った。

辞令を受け取った後に取材に応じた村竹は「あれだけの大人数の前なのでさすがに緊張しました。今はホッとしています」とはにかむ。

順大4年、最後の日本インカレで13秒04の日本タイ記録を樹立。すでにパリ五輪の参加標準記録を突破している。この冬は土台アップし、下半身に見合うように上半身を強化。「まだ5台目くらいまでしかハードルは跳んでいませんが、1台目の入りのスピード感は手応えを感じています」と充実の冬季練習を積んでいる。初戦は4月末の見込みで、ダイヤモンドリーグ(DL)蘇州への出場がかなわない場合は織田記念へスライドとなりそうだ。

今日からは陸上競技が“仕事”となる。「中学、高校、大学で辞めようと思ったこともありましたが、まさか仕事になるとは」と村竹。「自分の競技が評価される世界。競技へのスタンスは今までと変わりませんが、より一層しっかり練習に取り組んでいきたいです」と話す。

「パリ五輪と(来年の)東京世界選手権と2年続けてビッグイベントがあるので、どちらとも出場を決めて、決勝進出、メダル獲得を目指していきたいです」

また、パラ陸上の湯口英理菜も日体大から入社。湯口は「JALグループ社員の皆様はじめ、多くの方々から声援をいただけるようなアスリートになるために、より一層努力してまいります」と挨拶し、「パリパラリンピックを目指して、まずは5月の世界パラ陸上選手権に向けてトレーニングに励んでいきます」と意気込みを語った。

広告の下にコンテンツが続きます

日々、世界中の空を支えるグループ社員、そして女子やり投の北口榛花ら、世界で活躍する先輩たちを目標に、社会人としてこれから大きく羽ばたいていく。

JALグループが4月1日に入社式を執り行い、アスリート社員の男子110mハードル日本記録保持者(13秒04)・村竹ラシッドが出席した。 ダークグレーのスーツに、「(JALを)イメージした」という赤色のペーズリー柄のネクタイを結んだ村竹。式典後の「Welcomeイベント」ではアスリート社員として約2600名の前に立ち、「みなさんと一緒に入社できたことを大変うれしく思いますし、この会社の名を背負って競技を続けることに、大変身の引き締まる思いでいます。ワールドワイドな活躍を目指していきます」と意気込みを語った。 辞令を受け取った後に取材に応じた村竹は「あれだけの大人数の前なのでさすがに緊張しました。今はホッとしています」とはにかむ。 順大4年、最後の日本インカレで13秒04の日本タイ記録を樹立。すでにパリ五輪の参加標準記録を突破している。この冬は土台アップし、下半身に見合うように上半身を強化。「まだ5台目くらいまでしかハードルは跳んでいませんが、1台目の入りのスピード感は手応えを感じています」と充実の冬季練習を積んでいる。初戦は4月末の見込みで、ダイヤモンドリーグ(DL)蘇州への出場がかなわない場合は織田記念へスライドとなりそうだ。 今日からは陸上競技が“仕事”となる。「中学、高校、大学で辞めようと思ったこともありましたが、まさか仕事になるとは」と村竹。「自分の競技が評価される世界。競技へのスタンスは今までと変わりませんが、より一層しっかり練習に取り組んでいきたいです」と話す。 「パリ五輪と(来年の)東京世界選手権と2年続けてビッグイベントがあるので、どちらとも出場を決めて、決勝進出、メダル獲得を目指していきたいです」 また、パラ陸上の湯口英理菜も日体大から入社。湯口は「JALグループ社員の皆様はじめ、多くの方々から声援をいただけるようなアスリートになるために、より一層努力してまいります」と挨拶し、「パリパラリンピックを目指して、まずは5月の世界パラ陸上選手権に向けてトレーニングに励んでいきます」と意気込みを語った。 日々、世界中の空を支えるグループ社員、そして女子やり投の北口榛花ら、世界で活躍する先輩たちを目標に、社会人としてこれから大きく羽ばたいていく。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.12.15

女子3位・神村学園は初出場から3連続トップ3 5区・武田「みんなと一緒に走ったから自信になる」/全中駅伝

◇第32回全国中学校駅伝・女子(12月15日/滋賀・希望が丘文化公園:5区間12km) 第32回全国中学校駅伝が12月15日、滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催され、女子は京山(岡山)が41分18秒で […]

NEWS 女子・富山の大沢野は2年連続2位 ダブルエースが見せ場 1区・長森「悔いはない」/全中駅伝

2024.12.15

女子・富山の大沢野は2年連続2位 ダブルエースが見せ場 1区・長森「悔いはない」/全中駅伝

◇第32回全国中学校駅伝・女子(12月15日/滋賀・希望が丘文化公園:5区間12km) 第32回全国中学校駅伝が12月15日、滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催され、女子は京山(岡山)が41分18秒で […]

NEWS ハーフ日本人トップは地元・天満屋の吉薗栞!日本歴代9位の1時間8分21秒、伊澤も歴代10位1時間8分28秒、アキドルが大会新で3連覇/山陽女子ロード

2024.12.15

ハーフ日本人トップは地元・天満屋の吉薗栞!日本歴代9位の1時間8分21秒、伊澤も歴代10位1時間8分28秒、アキドルが大会新で3連覇/山陽女子ロード

第43回山陽女子ロードレースが12月15日、岡山市のシティライトスタジアムをスタート・フィニッシュとするコースで行われた。 岡山出身で女子マラソン五輪2大会連続メダリスト(92年バルセロナ銀、96年アトランタ同)の有森裕 […]

NEWS 中大の佐藤蓮が47分14秒の大会新!浦田優斗も47分25秒で続く 順大勢も出場/関東10マイル

2024.12.15

中大の佐藤蓮が47分14秒の大会新!浦田優斗も47分25秒で続く 順大勢も出場/関東10マイル

第138回関東10マイル・10キロロードレースが12月15日に行われ、中大の佐藤蓮(2年)が47分14秒の大会新記録で優勝した。 佐藤は今年の神奈川マラソン・ハーフで1時間5分35秒。関東インカレでは5000mで出場して […]

NEWS 今井隆生監督率いる男子・鶴ヶ島藤が初出場V!6区区間新の植松遼「関わってくれた人に感謝」指揮官「思いがチームを変える」/全中駅伝

2024.12.15

今井隆生監督率いる男子・鶴ヶ島藤が初出場V!6区区間新の植松遼「関わってくれた人に感謝」指揮官「思いがチームを変える」/全中駅伝

◇第32回全国中学校駅男子(12月15日/滋賀・希望が丘文化公園:男子6区間18km) 第32回全国中学校駅伝が12月15日、滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催され、男子は初出場の藤(埼玉)が57分1 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年12月号 (11月14日発売)

2024年12月号 (11月14日発売)

全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会

page top