森永製菓株式会社は、3月2日、世界陸連(WA)とグローバルパートナー契約を締結したことを発表した。契約期間は2024年から2025年の2年間。2025年に開催される東京世界選手権への協賛も決定した。
森永製菓は1899年創業の食品メーカーで、製菓はもちろん、スポーツ栄養部門にも力を入れ、「inゼリー」など栄養補助食品も取り扱っている。現在、英国・グラスゴーで開催中の世界室内選手権では、出場選手のアスリートビブスに「HI-CHEW」(ハイチュウ)のロゴがプリントされているほか、トラックにLED看板を設置している。
同社の松永秀樹・取締役上席執行役員は、「世界陸上は、各国からアスリートや関係者、応援の方々が集う機会となります。当社が長年培ってきたスポーツ栄養ナレッジや、自信を持ってお勧めする『inゼリー』『inバー』『ハイチュウ』など日本生まれの栄養補助食品やお菓子をぜひ知っていただきたいと考えています」とコメントしている。
また、WAのセバスチャン・コー会長は、「素晴らしいパートナーです。森永のエネルギー商品は過酷なトレーニングに励むアスリートにとって有益ですし、ファンは世界最高峰の陸上競技を観戦しながらお菓子を楽しめます」とコメントを寄せた。
昨年のブダペスト世界選手権では女子やり投で優勝した北口榛花(JAL)を指導するチェコのディヴィッド・セケラック・コーチが試合中に食べていることでも話題となり、北口が帰国した際には「金メダルオメデチュウ」と書かれた同商品がプレゼントされた。
なお、1990年代には米国のチョコレートメーカー「マース」がアスリートビブスに製品名を掲出していたが、製菓メーカーとの提携は約30年ぶりとなる。
英国・グラスゴーで調印式を行ったコー会長と松永執行役員[/caption]
同社の看板商品の一つでもある1975年に誕生したソフトキャンディの「ハイチュウ」は、今年2月にブランドロゴをカタカナから英語表記の「HI-CHEW」にリニューアル。世界30ヵ国以上で販売されている。
昨年のブダペスト世界選手権では女子やり投で優勝した北口榛花(JAL)を指導するチェコのディヴィッド・セケラック・コーチが試合中に食べていることでも話題となり、北口が帰国した際には「金メダルオメデチュウ」と書かれた同商品がプレゼントされた。
なお、1990年代には米国のチョコレートメーカー「マース」がアスリートビブスに製品名を掲出していたが、製菓メーカーとの提携は約30年ぶりとなる。
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