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2024.02.17

【第100回箱根駅伝】出場全230人の証言~國學院大~伊地知賢造「最高の仲間に囲まれた」平林「来年は絶対に区間賞」
【第100回箱根駅伝】出場全230人の証言~國學院大~伊地知賢造「最高の仲間に囲まれた」平林「来年は絶対に区間賞」

國學院大の伊地知と平林のタスキリレー

記念すべき第100回目の箱根駅伝に出場した23チームの、出走全230人にアンケートを実施。出走したすべての選手たちの声を刻みます!

【アンケート項目】
(1)大会を終えての感想、コースの攻略法など
(2)今だから話せる裏話
(3)監督車からの声掛けで心の残ったもの
(4)4年生から後輩たちへ/来年度への意気込み

●國學院大
総合5位(往路6位、復路5位)  10時間55分27秒
監督:前田康弘

1区 伊地知賢造(4年) 区間17位
(1)自分が流れを作れない中で難しいところでタスキを渡してしまいました。六郷橋を下ってからがきつかったです。ただ、仲間のお陰で5位に入ることができました。自分はこれで終わりですが来年度につながる駅伝になったと思います。
(2)レース前日にタスキを忘れる夢を見た
(3)「お前の気持ちは後輩に伝わっているから最後まで粘ろう」
(4)最高の仲間に囲まれて競技をすることができました。自分がここまで強くなれたのはみんなのお陰です。最後までついてきてくれてありがとう。

2区 平林清澄(3年) 区間3位
(1)個人としては、エースとして、2区での区間賞を狙っていただけに悔しい結果になりました。20km以降の戸塚の壁はきつかったです。攻略法は気合。1区17位から流れをきちんと戻す仕事はでき、3区以降の良い流れにつなげられたのではないかと考えます。チームとしても表彰台を狙っていたので悔しいですが、3区以降が1、2年生と若い選手での結果なので、来年以降に大きな収穫があったと思っています。
(2)1月3日は小田原中継所・平塚中継所・戸塚中継所・鶴見中継所・大手町と、朝の5時の電車に乗ってアップ前の選手のところまで声をかけに行きました。
(3)「ここだぞ!!ここがマラソンに生きてくるんだ!」
(4)来年は絶対に区間賞を取って優勝する。

3区 青木瑠郁(2年)  区間4位
(1)すべてにおいて満足ができなかったです。15km以降がきつくなってしまいました。後半の伸びが重要だと思います。必ず来年借りを返したいです。
(2)箱根10日前ジョグもできないくらい足が痛くて、誰にも言えなかった。
(3)「全日本終わってから1番練習して来たんでしょ。自信あるんでしょ。ラスト3kmから粘るぞ」
(4)必ず優勝します。

4区 辻原輝(1年) 区間4位
(1)個人としてもチームとしてもアクシデントがあった中で最大限の力を発揮できたと思います。全体的に細かいアップダウンが続くのですが、ラストの2kmくらいからの坂がきつかったです。
(2)前日の夜、てるてる坊主を作っていた
(3)「来年強くなって帰ってくるぞ」と言ってもらったことで、来年に向けて全力を出し切ろうと思いラスト踏ん張れました。
(4)来年の箱根駅伝では区間賞を取ってチームを優勝に導けるように頑張ります。

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5区 上原琉翔(2年) 区間17位
(1)目標としてたタイム・区間順位とは程遠い悔しい結果でした。最初から最後まできつかったので、山の適性を磨きたいです。チームとしても表彰台を逃してしまったので悔しい結果でした。
(2)調整練習では、調子が良かった。
(3)「歩夢や純平たちの走れない気持ちも考えないと」2人の分も結果を残したかった。
(4)1年間、箱根優勝に向けて取り組みます。

6区 後村光星(1年) 区間10位
(1)個人としてもチームとしても表彰台を逃し、悔しい結果となりました。ずっときついコースでした。とにかく上りと下りのテクニックとタフさが必要なコースだと感じました。12月初旬にインフルエンザの集団感染になり自分もしばらく体調が整わない日が続き、まともに練習が積めていない中での箱根となりました。その中でチームとして5位という順位は、チームの底力を感じさせられる成績だったと感じます。
(2)招集時間がギリギリになってしまい自分が最後の1人だった。
(3)「7区に勢いをつけるために最後絞り出せ」シンプルだけどラスト出し切ることができた。
(4)来年度は箱根駅伝での優勝を必ず勝ち取りたいです。

7区 田中愛睦(1年) 区間7位
(1)初めての箱根駅伝でしたがこれまで経験したことない量の声援をしていただき、終始楽しく走ることができました。ラスト1kmの起伏後の平地がきつかったです。上ったら必ず下りがあると事前にわかっていたためビビることなく、力強く上ることができました。それでも、個人としては最低でも区間3番以内を目標にしていたため悔しい結果となりました。チームとしては目標は3番以内でしたが、多くのアクシデントが重なった中での5位ということでもちろん悔しさはありますが、とても価値のある5位だと感じました。
(2)――
(3)15km通過の際のタイムを言った後の「最高のペースだ!」もっと期待に応えたいと思い、呼吸的にはきつかったが気持ちに余裕ができた。
(4)先輩方へ。箱根前の練習で、エントリーに入らなかった悔しさもある中で多くの練習で先頭を引いてくださり本当にありがとうございました。来年のチームはさらに優勝を狙える戦力がそろっているので、必ず自分がその一員になって、成長した姿を見せられるよう頑張っていきます。

8区 鎌田匠馬(2年) 区間6位
(1)個人として得意な後半で勝負を仕掛けることはできましたが、もう少し前半積極的にいければもっと区間順位も良かったのではと思っています。遊行寺からのラスト5kmが上り基調でタイム差が出やすいということを知っていたので、前半ある程度周りが突っ込んでも焦らず10km以降ジリジリと詰めて、遊行寺の坂で前で捕らえるイメージを持っていて、実際その通りに走ることができました。一番苦しかったのはラスト3kmでしたが、前のチームがバテていて自分は足を残せていたので動かすことができました。チームでは優勝も視野に入れた表彰台を狙っていたので悔しさが残る結果になりました。来年は絶対優勝しようと思いました。
(2)当日変更で大東大のワンジル選手が同じ区間を走ることを現地に向かう車の中で知って、一緒の順位で来て並走することになるのは内心すごくイヤだと思っていました。実際、タスキを受けたタイミングがほとんど一緒で前半10kmはずっと並走していた。 (3)「来年はもっと強くなって帰ってくるぞ!」一度箱根を走っただけで終わる選手になりたくないと思ったから。今回の箱根を走ったという事実が自分の競技人生のスタートラインでありたいし、その事実によってチームに対しての責任も出てきたのでまずは来年の箱根駅伝で本気で優勝するために走りとそこに対しての取り組み方でチームを引っ張れる選手にならないといけないと思った。
(4)いろいろなレースを経験して、実績も作ってもっと強くなって2025年箱根駅伝を迎えたいです。まずは毎日、自分が取り組むべきことに丁寧に向き合っていきたいと思います。最終的な目標は箱根駅伝優勝です。個人としては5000m13分台、10000mで28分20、関東インカレ・ハーフ優勝、学生ハーフ入賞を目標にして頑張っていきます。2024年はさらなる飛躍の年にしていきたいです。

9区 吉田蔵之介(1年) 区間7位
(1)自分の実力不足を痛感するレースでした。全然他大学の選手と戦うことができず、悔しさが残るレースでした。自分の武器としては、距離が長ければ長いほど得意なのと、一定のペースで押していくのが得意なのですが、自分の武器を出すことができませんでした。15kmから、そして20kmから勝負をするつもりでしたが、脚が止まってしまい勝負することができませんでした。チームの結果としては、「てっぺん・表彰台」を目指していましたが、目標に届かなかったのと、最後にお世話になった伊地知さんを表彰台に上げられなかったことが一番悔しかったです。
(2)箱根駅伝前日の夜に家族と電話した時に泣きそうになってしまったこと。きつくなった時にチームみんなの名前が書かれ、自分の前を走っていた区間の人たちの汗のにじんだタスキを握って、力をもらいました。
(3)「蔵之介が走れなかった4年生と先輩や同期の分まで走るんだぞ。きついかもしれないけど、走れない選手の方がきついんだぞ」きつかった時に前田さんからこの声掛けを頂いて、走れなかった人の分まで自分が頑張るんだと思い、きついところでも粘ることができました。
(4)来年の箱根駅伝では、今年達成できなかった目標を達成するためにも、チームの主力になり他大学の選手と勝負して勝てる選手になりたいです。

10区 高山豪起(2年) 区間10位
(1)最低限の役割を果たすことはできたが、順位を上げることができなかった。ビル風がきつくて、常に吹いているのでリズムに早く乗ることが大事だと感じました。目標順位も達成することができなかったので来年必ずリベンジしたい。
(2)ケガとインフルが重なって練習をできない日々が続いた。
(3)「お前の力はそんなもんじゃないだろ」今までの努力が頭に浮かんで絞り出すことができました。
(4)来年必ず区間賞を取って優勝します。

記念すべき第100回目の箱根駅伝に出場した23チームの、出走全230人にアンケートを実施。出走したすべての選手たちの声を刻みます! 【アンケート項目】 (1)大会を終えての感想、コースの攻略法など (2)今だから話せる裏話 (3)監督車からの声掛けで心の残ったもの (4)4年生から後輩たちへ/来年度への意気込み ●國學院大 総合5位(往路6位、復路5位)  10時間55分27秒 監督:前田康弘 1区 伊地知賢造(4年) 区間17位 (1)自分が流れを作れない中で難しいところでタスキを渡してしまいました。六郷橋を下ってからがきつかったです。ただ、仲間のお陰で5位に入ることができました。自分はこれで終わりですが来年度につながる駅伝になったと思います。 (2)レース前日にタスキを忘れる夢を見た (3)「お前の気持ちは後輩に伝わっているから最後まで粘ろう」 (4)最高の仲間に囲まれて競技をすることができました。自分がここまで強くなれたのはみんなのお陰です。最後までついてきてくれてありがとう。 2区 平林清澄(3年) 区間3位 (1)個人としては、エースとして、2区での区間賞を狙っていただけに悔しい結果になりました。20km以降の戸塚の壁はきつかったです。攻略法は気合。1区17位から流れをきちんと戻す仕事はでき、3区以降の良い流れにつなげられたのではないかと考えます。チームとしても表彰台を狙っていたので悔しいですが、3区以降が1、2年生と若い選手での結果なので、来年以降に大きな収穫があったと思っています。 (2)1月3日は小田原中継所・平塚中継所・戸塚中継所・鶴見中継所・大手町と、朝の5時の電車に乗ってアップ前の選手のところまで声をかけに行きました。 (3)「ここだぞ!!ここがマラソンに生きてくるんだ!」 (4)来年は絶対に区間賞を取って優勝する。 3区 青木瑠郁(2年)  区間4位 (1)すべてにおいて満足ができなかったです。15km以降がきつくなってしまいました。後半の伸びが重要だと思います。必ず来年借りを返したいです。 (2)箱根10日前ジョグもできないくらい足が痛くて、誰にも言えなかった。 (3)「全日本終わってから1番練習して来たんでしょ。自信あるんでしょ。ラスト3kmから粘るぞ」 (4)必ず優勝します。 4区 辻原輝(1年) 区間4位 (1)個人としてもチームとしてもアクシデントがあった中で最大限の力を発揮できたと思います。全体的に細かいアップダウンが続くのですが、ラストの2kmくらいからの坂がきつかったです。 (2)前日の夜、てるてる坊主を作っていた (3)「来年強くなって帰ってくるぞ」と言ってもらったことで、来年に向けて全力を出し切ろうと思いラスト踏ん張れました。 (4)来年の箱根駅伝では区間賞を取ってチームを優勝に導けるように頑張ります。 5区 上原琉翔(2年) 区間17位 (1)目標としてたタイム・区間順位とは程遠い悔しい結果でした。最初から最後まできつかったので、山の適性を磨きたいです。チームとしても表彰台を逃してしまったので悔しい結果でした。 (2)調整練習では、調子が良かった。 (3)「歩夢や純平たちの走れない気持ちも考えないと」2人の分も結果を残したかった。 (4)1年間、箱根優勝に向けて取り組みます。 6区 後村光星(1年) 区間10位 (1)個人としてもチームとしても表彰台を逃し、悔しい結果となりました。ずっときついコースでした。とにかく上りと下りのテクニックとタフさが必要なコースだと感じました。12月初旬にインフルエンザの集団感染になり自分もしばらく体調が整わない日が続き、まともに練習が積めていない中での箱根となりました。その中でチームとして5位という順位は、チームの底力を感じさせられる成績だったと感じます。 (2)招集時間がギリギリになってしまい自分が最後の1人だった。 (3)「7区に勢いをつけるために最後絞り出せ」シンプルだけどラスト出し切ることができた。 (4)来年度は箱根駅伝での優勝を必ず勝ち取りたいです。 7区 田中愛睦(1年) 区間7位 (1)初めての箱根駅伝でしたがこれまで経験したことない量の声援をしていただき、終始楽しく走ることができました。ラスト1kmの起伏後の平地がきつかったです。上ったら必ず下りがあると事前にわかっていたためビビることなく、力強く上ることができました。それでも、個人としては最低でも区間3番以内を目標にしていたため悔しい結果となりました。チームとしては目標は3番以内でしたが、多くのアクシデントが重なった中での5位ということでもちろん悔しさはありますが、とても価値のある5位だと感じました。 (2)―― (3)15km通過の際のタイムを言った後の「最高のペースだ!」もっと期待に応えたいと思い、呼吸的にはきつかったが気持ちに余裕ができた。 (4)先輩方へ。箱根前の練習で、エントリーに入らなかった悔しさもある中で多くの練習で先頭を引いてくださり本当にありがとうございました。来年のチームはさらに優勝を狙える戦力がそろっているので、必ず自分がその一員になって、成長した姿を見せられるよう頑張っていきます。 8区 鎌田匠馬(2年) 区間6位 (1)個人として得意な後半で勝負を仕掛けることはできましたが、もう少し前半積極的にいければもっと区間順位も良かったのではと思っています。遊行寺からのラスト5kmが上り基調でタイム差が出やすいということを知っていたので、前半ある程度周りが突っ込んでも焦らず10km以降ジリジリと詰めて、遊行寺の坂で前で捕らえるイメージを持っていて、実際その通りに走ることができました。一番苦しかったのはラスト3kmでしたが、前のチームがバテていて自分は足を残せていたので動かすことができました。チームでは優勝も視野に入れた表彰台を狙っていたので悔しさが残る結果になりました。来年は絶対優勝しようと思いました。 (2)当日変更で大東大のワンジル選手が同じ区間を走ることを現地に向かう車の中で知って、一緒の順位で来て並走することになるのは内心すごくイヤだと思っていました。実際、タスキを受けたタイミングがほとんど一緒で前半10kmはずっと並走していた。 (3)「来年はもっと強くなって帰ってくるぞ!」一度箱根を走っただけで終わる選手になりたくないと思ったから。今回の箱根を走ったという事実が自分の競技人生のスタートラインでありたいし、その事実によってチームに対しての責任も出てきたのでまずは来年の箱根駅伝で本気で優勝するために走りとそこに対しての取り組み方でチームを引っ張れる選手にならないといけないと思った。 (4)いろいろなレースを経験して、実績も作ってもっと強くなって2025年箱根駅伝を迎えたいです。まずは毎日、自分が取り組むべきことに丁寧に向き合っていきたいと思います。最終的な目標は箱根駅伝優勝です。個人としては5000m13分台、10000mで28分20、関東インカレ・ハーフ優勝、学生ハーフ入賞を目標にして頑張っていきます。2024年はさらなる飛躍の年にしていきたいです。 9区 吉田蔵之介(1年) 区間7位 (1)自分の実力不足を痛感するレースでした。全然他大学の選手と戦うことができず、悔しさが残るレースでした。自分の武器としては、距離が長ければ長いほど得意なのと、一定のペースで押していくのが得意なのですが、自分の武器を出すことができませんでした。15kmから、そして20kmから勝負をするつもりでしたが、脚が止まってしまい勝負することができませんでした。チームの結果としては、「てっぺん・表彰台」を目指していましたが、目標に届かなかったのと、最後にお世話になった伊地知さんを表彰台に上げられなかったことが一番悔しかったです。 (2)箱根駅伝前日の夜に家族と電話した時に泣きそうになってしまったこと。きつくなった時にチームみんなの名前が書かれ、自分の前を走っていた区間の人たちの汗のにじんだタスキを握って、力をもらいました。 (3)「蔵之介が走れなかった4年生と先輩や同期の分まで走るんだぞ。きついかもしれないけど、走れない選手の方がきついんだぞ」きつかった時に前田さんからこの声掛けを頂いて、走れなかった人の分まで自分が頑張るんだと思い、きついところでも粘ることができました。 (4)来年の箱根駅伝では、今年達成できなかった目標を達成するためにも、チームの主力になり他大学の選手と勝負して勝てる選手になりたいです。 10区 高山豪起(2年) 区間10位 (1)最低限の役割を果たすことはできたが、順位を上げることができなかった。ビル風がきつくて、常に吹いているのでリズムに早く乗ることが大事だと感じました。目標順位も達成することができなかったので来年必ずリベンジしたい。 (2)ケガとインフルが重なって練習をできない日々が続いた。 (3)「お前の力はそんなもんじゃないだろ」今までの努力が頭に浮かんで絞り出すことができました。 (4)来年必ず区間賞を取って優勝します。

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