2020.09.29
ベラルーシ陸上連盟(Belarus Athletic Federation = BLFA)の臨時会議が行われ、男子ハンマー投のイワン・ティホンが会長に選出された。前任のワディム・デフヤトフスキーが突然辞任し、理由は「健康上の理由」とされている。ただし、デフヤトフスキーはベラルーシ大統領選でルカシェンコ大統領の再選後、自身のフェイスブックに「ルカシェンコは私の大統領ではない!!!!!」と投稿し、かつての政権支持を後悔しているという内容が吐露されていたと報道で伝えられているため、辞任の真意は定かではない。
デフヤトフスキーとティホンは、2008年の北京五輪でそれぞれ銀、銅メダルを獲得した後、テストステロンの検査で陽性を示し、ドーピング違反の処分を受けた男子ハンマー投の選手。2010年に撤回されたが、その後ティホンは2012年に再検査でアナボリックステロイドの陽性反応、2013年の再検査でも違反が発覚していた。2016年リオ五輪で復帰し銀メダルを獲得、2020年東京五輪も出場する意向を示している。
「inside the games」の報道によれば、WA(世界陸連)の広報担当者は、連盟(BFLA)独自の会則と議会に沿って選挙を実施したことに理解を示しつつ、「ドーピングで処分を受けた者は今日のWAの団体・組織において役職に就くことはできない」(However, no one who has served a doping ban would be able to hold an official position on World Athletics bodies or structures today.)として批判的立場をとっている。
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