2024.01.22
◇第29回全国都道府県男子駅伝(1月21日/広島・平和記念公園前発着:7区間48km)
前回4位の千葉が過去最高タイの3位に入り、6年ぶりのメダルを獲得した。
1区で先頭から45秒遅れの16位とやや出遅れたものの、2区の荒井稜司(我孫子中)は順位変動こそないながらも区間6位と好走。10000mで27分38秒69のベストを持つ3区・篠原倖太朗(駒大)の10人抜き(区間4位)をおぜん立てした。
篠原は6位まで順位を押し上げると、4区の山本悠(八千代松陰高)も区間6位で順位をキープ。そして5区の鈴木琉胤(八千代松陰高)が見せ場を作る。「前半の区間でトップに立ち、後半、長野と競う展開を予想していた」と言う鈴木は、予想外の展開でも力を発揮し、区間2位の走りで2位まで浮上。6区の宮川大樹(柏五中)も区間3位と好走し、7区の伊豫田達弥(富士通)で埼玉に逆転を許したものの、トップ3の座を守った。
しかし、優勝も視野に入れていただけに、鈴木は「タスキをもらった時点で追いつくのは無理だと思い、区間成績だけでも上をいきたいと思いましたが、そこでも負けてしまいました。高校駅伝でも、この大会でも、長野の壁を感じました」と、全国高校駅伝で敗れた佐久長聖高が中心となった長野県チームの強さに脱帽の様子だった。
それでも至近4大会は14位、10位、4位、3位と徐々にステップアップを遂げている千葉。次回はいよいよ県勢悲願の頂点を狙いに行く。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.25
アディダス新シューズ発売イベントに箱根駅伝を沸かせた太田蒼生と平林清澄が登壇!
-
2025.11.24
-
2025.11.24
-
2025.11.24
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.25
2025年最も輝きを放ったCrystalAthleteは中島佑気ジョセフ!選手、ファン、メディア投票の「GetsurikuAwards2025」発表
月陸Onlineが2022年に創設した「Getsuriku Awards」。選手やファン、メディアからの投票によって、そのシーズンで『最も輝きを放った選手=Crystal Athlete』として表彰しています。 期間内に […]
2025.11.25
大学女子駅伝2冠へ!城西大の主将・金子陽向「10年間の集大成の走りを」本間香「優勝へ区間賞・区間新を」
ミズノの新シューズ発表イベントが11月25日に行われ、10月の全日本大学女子駅伝で優勝した城西大の主将・金子陽向(4年)と本間香(1年)が参加した。 1区区間新で優勝への流れを作った本間と、アンカーとして1分以上の差を跳 […]
2025.11.25
日本選手権混成競技は6月6日、7日 木南記念は5月10日開催 2026年競技日程の一部が発表
日本陸連は、ホームページで2026年度の主催競技会日程の一部を発表した。 日本選手権混成競技(岐阜・長良川)は6月6日、7日の両日に開催されることが新たに判明した。日本選手権(愛知・瑞穂)はすでに6月12日~14日に行わ […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025