2024.01.21
◇第35回選抜女子駅伝北九州大会(1月21日/福岡・小倉城歴史の道広場発着)
高校と一般が同時スタートし、27.2kmで行われるレース。22チームが参加した高校の部(6区間)は、神村学園(鹿児島)が1時間27分54秒で2年連続5回目の優勝。9チームが出場した一般の部(5区間)は、肥後銀行が1時間28分15秒で制した。
高校の部では、昨年末の全国高校駅伝優勝の神村学園(鹿児島)がその実力を見せた。1区の黒神璃菜(2年)が24秒差の6位でスタートすると、2区(3.8km)のカリバ・カロライン(3年)が11分04秒の驚異的区間新記録でトップに浮上する。
その後、3区の野口紗喜音(1年)、4区の堂園心花(1年)、5区の小倉陽菜(2年)も首位をキープすると、アンカーの瀬戸口凜(1年)は区間賞の快走で真っ先にフィニッシュした。
2位は25秒差で立命館宇治(京都)で、こちらも大会新記録。3位は薫英女学院(大阪)だった。
肥後銀行は4区終了時でトップの京セラから42秒差の4位と出遅れたが、アンカーの酒井美玖が10.4kmを33分26秒で走破し、1時間28分15秒で大逆転V。酒井は区間賞を獲得した。2位は27秒差で京セラ、3位は1区の尾崎光が区間賞で幸先の良いスタートを切ったシスメックスが入った。
選抜女子駅伝北九州大会の総合成績と区間賞をチェック!
■高校の部 ●総合成績 1位 神村学園(鹿児島) 1.27.54=大会新 2位 立命館宇治(京都) 1.28.19=大会新 3位 薫英女学院(大阪) 1.29.19 4位 銀河学院(広島) 1.30.19 5位 北九州市立(福岡) 1.31.47 6位 須磨学園(兵庫) 1.31.54 7位 東大阪大敬愛(大阪)1.32.24 8位 山田(高知) 1.33.44 9位 ルーテル学院(熊本)1.34.00 10位 九国大付属(福岡)1.34.36 11位 宮崎日大(宮崎) 1.34.39 12位 小林(宮崎) 1.34.43 13位 世羅(広島) 1.35.00 14位 白石(佐賀) 1.35.02 15位 鳳凰(鹿児島) 1.35.14 16位 北九州市高校選抜 1.35.39 17位 佐賀清和(佐賀) 1.36.15 18位 八幡浜(愛媛) 1.36.47 19位 西京(山口) 1.37.21 20位 千原台(熊本) 1.38.21 21位 鳥取城北(鳥取) 1.39.06 22位 高松工芸(香川) 1.40.45 ●区間賞 1区(5.3km)下森美咲(北九州市立・福岡)17.13 2区(3.8km)カリバ・カロライン(神村学園・鹿児島)11.04=区間新 3区(3.9km)山本釉未(立命館宇治・京都)12.42 4区(3.8km)深田 望友(立命館宇治・京都)11.58 5区(5.9km)池田悠音(立命館宇治・京都)19.26 6区(4.5km)瀬戸口凜(神村学園・鹿児島)14.29 ■一般の部 ●総合成績 1位 肥後銀行 1.28.15 2位 京セラ 1.28.42 3位 シスメックス 1.29.25 4位 岩谷産業 1.30.07 5位 積水化学 1.30.37 6位 ユニバーサルエンターテインメント 1.30.41 7位 ルートインホテルズ 1.31.57 8位 TOTO 1.32.34 9位 北九州市一般選抜 1.36.38 ●区間賞 1区(5.3km)尾崎光(シスメックス)17.17 2区(3.8km)エヴァ・チェロノ(TOTO)11.31 3区(3.9km)安井絵理奈(岩谷産業)12.56 4区(3.8km)佐々木梨七(積水化学)11.37=区間新 5区(10.4km)酒井美玖(肥後銀行)33.26RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.06
10000m記録挑戦競技会は日体大競技会など3大会と併催 参加資格男子は34分ターゲット
2025.11.06
RIKUJOフェスティバルに勝木隼人、赤松諒一、佐藤早也伽らトップ選手が参加
-
2025.11.05
-
2025.11.05
-
2025.11.05
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
-
2025.11.02
-
2025.11.03
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.06
クイーンズ駅伝エントリー発表! 日本郵政グループ・廣中璃梨佳、積水化学・新谷仁美、しまむら・安藤友香らが登録 第一生命グループは鈴木優花が外れる
11月6日、日本実業団連合は第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)のエントリー選手を発表した。 前回4年ぶり4回目の優勝を飾ったJP日本郵政グループはVメンバーの鈴木亜由子、廣中璃梨佳、菅田雅香ら全員が登録。 […]
2025.11.06
10000m記録挑戦競技会は日体大競技会など3大会と併催 参加資格男子は34分ターゲット
関東学生陸上競技連盟は、主催の10000m記録挑戦競技会について、今年は11月15日の日体大長距離競技会(横浜市・日体大健志台)、11月22日のMARCH対抗戦(東京・町田市)、11月22日の東海大長距離競技会(秦野市) […]
2025.11.06
RIKUJOフェスティバルに勝木隼人、赤松諒一、佐藤早也伽らトップ選手が参加
11月6日、日本陸連は11月29日に開催される「RIKUJO フェスティバル in 国立競技場」に参加するゲストアスリートを発表した。 同イベントは連盟創立100周年を記念して開かれるもの。参加者とトップアスリートが一緒 […]
2025.11.05
全国高校駅伝都道府県代表出そろう 前年V佐久長聖&長野東など 最速は男女とも仙台育英 6日から地区大会順次開幕
全国高校駅伝の出場権を懸けた都道府県高校駅伝が11月4日の埼玉をもってすべて終了し、都道府県代表がすべて出そろった。 昨年の全国大会は男子が佐久長聖、女子は長野東といずれも長野勢が優勝を遂げた。全国2連覇中の佐久長聖は県 […]
Latest Issue
最新号
2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望