2024.01.02
◇第100回箱根駅伝・往路(東京・大手町~神奈川・箱根町/5区間107.5km)
第100回箱根駅伝の4区は青学大の佐藤一世(4年)が1時間1分10秒で区間賞を獲得した。
2位の駒大とは4秒差でスタートした佐藤は、スタートしてすぐ後続を突き放していく。8.9km付近の二宮でその差を41秒まで広げると、小田原中継所では1分27秒の大差をつけた。
実は12月に体調を崩しており、「走る前は不安でした」と明かす。「同期が励ましてくれて、心折れずにここまでがんばれました。区間賞を達成できてホッとしています」と笑顔を見せた。
1年時から青学大の主力として活躍し、箱根ではこれまで4区区間4位、8区区間2位、7区区間7位。全日本大学駅伝では1、2年時に5区区間賞の経験があるものの、箱根路では初の区間賞に輝いた。
タスキを渡した5区の若林宏樹(3年)は前々回でともに優勝メンバーとなった頼もしい後輩。「あとは笑顔でフィニッシュテープを切ってほしい」と、命運を託した。
区間2位は5位から1つ順位を上げた東洋大の松山和希(4年)で1時間1分37秒、同3位は中大の湯浅仁(4年)で1時間1分44秒と続き、國學院大1年生の辻原輝が1時間1分59秒で区間4位と健闘した。
前回王者の駒大は山川拓馬(2年)が区間6位タイだった。
箱根駅伝4区区間歴代10傑
1.00.00 Y.ヴィンセント(東京国際大4) 23年 1.00.30 吉田祐也(青学大4) 20年 1.00.35 太田蒼生(青学大2) 23年 1.00.54 相澤晃(東洋大3) 19年 1.01.00 鈴木芽吹(駒大3) 23年 1.01.08 嶋津雄大(創価大4) 22年 1.01.10 佐藤一世(青学大4) 24年 1.01.31 石井一希(順大2) 22年 1.01.32 D.カリウキ(山梨学大4) 03年 1.01.37 名取燎太(東海大3) 20年 1.01.37 松山和希(東洋大4) 24年【動画】佐藤一世のインタビューをチェック!
【 第100回 #箱根駅伝『往路』】
— 箱根駅伝番組公式 (@hakone_ntv) January 2, 2024
ただいま日本テレビ系で生中継
4区区間賞 #青山学院大学 #佐藤一世 選手インタビュー
番組HPでもLIVE配信中https://t.co/XRZ4NL38vM pic.twitter.com/9tQwCU8BpW
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.17
U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に
-
2025.12.17
-
2025.12.17
-
2025.12.16
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
2025.12.14
中学駅伝日本一決定戦がいよいよ開催 女子11時10分、男子12時15分スタート/全中駅伝
-
2025.12.14
-
2025.12.14
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.17
世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も
日本陸連は12月17日、ボツワナ・ハボローネで26年5月2日~3日に開催される世界リレーの日本代表選考要項を発表した。 2027年北京世界選手権の出場権獲得、および世界選手権でのメダル獲得のため、戦略的に選手団をは編成す […]
2025.12.17
U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に
日本陸連は12月17日、米国・オレゴンで8月5日~9日に開催されるU20世界選手権の日本代表選考要項を発表した。 世界で活躍できるU20カテゴリートップレベルの競技者を派遣し、金メダル獲得を目指す選手団を編成する方針。参 […]
2025.12.17
26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考
日本陸連は12月17日、第106回理事会を開き、来年の第110回日本選手権の参加資格について発表した。 今回は「参加標準記録」と「申込資格」の2つの参加資格を設定し、参加標準記録は高く定められている。ターゲットナンバー( […]
2025.12.17
今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任
全国高校駅伝や箱根駅伝でヒーローになった村澤明伸(SGホールディングス、34歳)が今年度限りでの「引退」を表明した。実業団では故障に苦しみながら、マラソンにも挑戦。北海道マラソンで優勝して、MGCにも出場した。来年度から […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳